【第2弾】児童養護施設の卒園者の暮らしを支援し、進学できる環境を整えたい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 3,362,000

58.3%

目標金額:5,760,000

達成率
58.3%
支援人数
125
終了まで
133
/ 245

東京都板橋区 (とうきょうと いたばしく)

寄付募集期間:2020年6月1日~2021年1月31日(245日間)

東京都板橋区(とうきょうといたばしく)

プロジェクトオーナー

児童養護施設出身者の高校卒業後の進路は、進学よりも就職が多くなっています。多くの子どもが高校卒業とともに施設を出て、生活のために働かなければならず、進学を断念せざるを得ないことがその一因です。
そこで、2019(令和元)年度に引き続き、皆さまからの寄附をもとに、進学する児童養護施設卒園者の住居費用を助成し、子どもたちの進学・修学を支援する取組の第2弾を実施します。
このプロジェクトは、寄附を通じて、子どもたちの進学をみんなで後押しするとともに、生活サポート体制の充実を図ろうとするものです。皆さまのご支援をお待ちしています。

東京都板橋区

板橋区は、東京23区の北西部に位置し、人口約57万人を擁する生活都市です。
区内には、旧中山道「板橋宿」周辺の名所・史跡をはじめ、千年の昔から受け継がれる徳丸・赤塚地域の神事「田遊び」など、有形・無形の文化財が今も数多く息づいています。
また、近隣商店街を中心とする商業、埼玉県境に近い赤塚地域における都市農業、荒川沿岸部などの工業が併存しており、都内有数の産業都市としての顔も持っています。
長い歴史と伝統、新しい時代の息吹が調和する魅力あるまち「いたばし」。
これからも「東京で一番住みたくなるまち」の実現をめざし、区民のみなさまと力を合わせて、取り組んでまいります。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

  • 卒園者の自立に向け、タブレット端末が贈呈されました!

    2020年08月18日 13:42

    児童養護施設の場合、原則として、高校卒業とともに施設を出なければならないため、卒園者の自活能力が十分でないことも多く、これをどのように養うかが課題となっています。
    この問題意識に共感した東京板橋セントラルロータリークラブから、児童養護施設卒園者に向けて、タブレットが贈呈されました。
    詳しくは、下記「取組みが実を結んでいます!」の項をご覧ください。

  • 第二期生のサポートが始まりました!

    2020年07月28日 11:11

    皆様からのご支援のおかげを持ちまして、昨年度からサポートを受けている卒園生に加え、新たに4名へのサポートが始まりました(第二期生)。
    第二期生から寄せられたメッセージの一部をご紹介します。引き続きのご支援のほど、よろしくお願い致します。
    ―――以下、第二期生からのメッセージ―――
    「中学生の時からの夢である体育教師になることを叶えるため、残りの学生生活二年間で精一杯努力していきたいと思っています。」

    「今回のご寄付でいただいたお金で更に学びを深め、将来は子どもが色々なことに挑戦でき、その可能性をより引き出すことのできる保育士になりたいと思います。」

    「皆様のご支援のおかげで、学校生活に不安をもつことなく過ごせています。体に気をつけ学業に励みたいと思います。」

    「皆さんの御厚志で住宅支援をしていただき本当にありがとうございます。これから経済の勉強を短大で頑張ります。」

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

児童養護施設卒園者の進学を寄附(家賃助成)で支援!

高校卒業とともに迫られる「家」からの自立

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児童養護施設は、保護者がいない・虐待を受けたなど、様々な事情のある子どもたちについて、保護者に代わり、公的責任で社会的に養護する施設の一つです。
板橋区内には、児童養護施設が3か所(まつば園・西台こども館・マハヤナ学園撫子園)あり、子どもたちがより家庭に近い環境で過ごせるよう取り組んでいます。
子どもたちはいいます。
「何だかんだいってもここが家なんだよな」
しかし、いつまでもこの「家」(施設)にいられるわけではありません。多くの子どもたちは、高校卒業とともに「家」を出なければならないのです。

進学・学業継続の困難―生活の維持で精一杯―

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一般家庭の高校卒業後の進路は、進学が多数派となり、かつてに比べて子どもの自立する時期が遅くなっています(左表:厚生労働省「社会的養育の推進に向けて」をもとに作成)。
これに対して、児童養護施設の場合、高校卒業後、多くは就職して自立します。これはなぜでしょうか。また、施設を出ることでどのような課題を抱えているのでしょうか。区内3か所の児童養護施設の職員の方に伺いました。

まつば園

「社会生活を送るには、家賃、食費など様々な費用がかかるので、これに備えて貯めておかなければなりません。高校生は、大体アルバイトをしています。金銭面などをトータルすると、特に4年制大学に進学するのは壁があります。」

まつば園

このため、進学しても苦学生になってしまうことが多く、大学等の卒業に至るまでには高いハードルがあるようです。

マハヤナ学園撫子園

「進学しているお子さんを見ると、アルバイトで目一杯なのです。月10万円くらい稼がないとなりません。子どもたちを社会からドロップアウトさせないためにも、学力的な面だけでなく、苦しくても耐えられる力がついているか、稼働能力があるかなど、進学に耐える力があると様々な側面から評価することが必要になります。」

マハヤナ学園撫子園

一人暮らしをするには自活能力が必要です。これは一朝一夕で身につくものではなく、失敗してもやり直せるという安心感が必要です。一般家庭であれば「帰る家がある」ことがその安心感につながります。親族からのフォローが必ずしも期待できない児童養護施設でも、様々なフォローを行っています(アフターケア)。

西台こども館

「とにかく困ったときには相談する、と話しているのですが、失敗すると怒られるのではないかと二の足を踏んでしまうお子さんもいます。どういうふうにしていけば生活していけるのかを具体的に伝えて、お子さんに寄り添い、相談しやすい環境を作るようにしています。」

西台こども館

施設を卒園した皆さんにも、アンケートで自立に当たっての悩みを伺いました。

児童養護施設卒園者

「(学校の)実習中にアルバイトが限られた時間しかできず、収入が落ち生活費に困りました。」
「アルバイトを減らすことができず、睡眠時間を削ってでも勉強するしかなかった。」
「一人暮らしをしたいと思っていたが、やってみると孤独で寂しかった。」
「料理が出来なくて食事に困りました。」

児童養護施設卒園者

 

児童養護施設卒園者の生活環境を整え、進学の機会を!

生活環境を整え、進学・学業の継続を後押し

協定締結式

子どもたちは、児童養護施設を卒園すると、生活の維持で精一杯となってしまうため、大学等の進学や、学業の継続に大変な困難を来しています。まずは施設卒園後の衣食住をしっかりと下支えすることが大切です。
そこで、令和元年8月、板橋区と区内児童養護施設との間で協定を締結し、施設卒園者のうち、大学等に在学する者を対象に、
①板橋区では、皆さまから寄附を募り、これをもとに、衣食住の土台となる住まいに掛かる費用(家賃等)の一部を助成し、進学・学業継続の壁となる経済面をサポート
②児童養護施設では、細やかなアフターケアを通じて生活・精神面をサポート
することで、児童養護施設卒園者の生活環境を整え、進学・学業の継続を後押しする取組みを始めました。

第二期生の募集開始

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初めての取組みとなった2019(令和元)年度は、皆さまからのご支援のおかげで、3名の卒園者(第一期生)に対する家賃等助成を開始することができました。
板橋区では、第一期生に対するサポートを引き続き継続するとともに、新たな助成希望者を4名募集します(第二期生)。皆さまには、家賃等助成のための資金について、引き続きご支援をお願いすることにしました。

【2020年度助成概要】
・新規募集人数:4名
・助成額:家賃等相当額の1/2。ただし、3万円(月当たり)が上限
・助成期間:修業年限。ただし、4年間が上限

新規助成対象者(第二期生・4名)に対し、1年間助成を実施するために必要な額は、最大で144万円(=4名×月3万円×12か月、4年間で576万円)です。これを上回って集まった寄附額は、後年度の助成のために活用します。
集まった寄附は、「いたばし応援基金」で管理します。仮に寄附額が目標額に到達しなかった場合、いたばし応援基金で経費を賄います。
※やむを得ない理由により、このプロジェクトが終了することになった場合、他の子育て施策等に活用されることがあります。ご容赦ください。

取組みが実を結んでいます!

サポートを受ける卒園者

■ バイトを詰め込もうとした時間に授業の予習復習ができます

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「私は中学生のころから大学に行きたくて、お小遣いをこつこつ貯金してきました。十何年も施設で生活をしていたので卒園したら一人暮らしをしなければならないと分かっていました。ですので、卒園して施設を出る覚悟はしていたつもりですが、経済的、精神的負担が思っていたよりもあって苦しかったです。そんな折のこの助成金は本当にうれしい知らせでした。バイトを詰め込もうとした時間に授業の予習復習ができ、本を読み、新しい知識を得ることができます。これは、とても幸せなことだと実感しています。」

東京板橋セントラルロータリークラブ

■ 情報リテラシーの向上で若者の社会的自立を

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「料理が出来なくて食事に困りました。」
卒園者に対するアンケート回答にもあるように、児童養護施設の場合、原則として、高校卒業とともに施設を出なければならないため、自炊の仕方をはじめ、卒園者の自活能力が十分でないことも多く、社会的に孤立する一因となっています。生活スキルをどのように養うかが課題の一つです。
このたび、住まい応援プロジェクトの取組に共感した東京板橋セントラルロータリークラブから、児童養護施設の卒園者に向けて、タブレット端末が贈呈され、あわせて、端末の操作方法や困りごとの検索方法に関するレクチャーが実施されました。情報を活用することにより、卒園者の自活能力を養い、社会的自立を図ることを狙いとしています。
同クラブは、「生活の中で困りごとがあったら、タブレットで調べてもらい、生活の糧にしてもらいたい」といいます。
地域では、「児童養護施設の卒園者の暮らしをみんなで支援」が、少しずつ具体化されています。

 

プロジェクト関係者の思い

板橋区内の児童養護施設職員より

■ 学校生活・一人暮らしをしっかりフォロー

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「すばらしいプロジェクトを立ち上げていただき、関係する皆さまに心より感謝いたします。
当園の職員は、卒園した子どもたちに対してアフターケアという支援をしています。私たちは、助成金の交付を受けた子どもたちと定期的に連絡を取り合っています。
子どもたちとしっかりコミュニケーションをとって、今後も学校生活をフォローしていきたいと思います。
引き続き施設退所児童への支援をいただけるよう、今後ともご協力をお願いいたします。」

モデル 田中れいかさん

田中れいかさんは、18歳まで都内の児童養護施設で過ごしました。
田中さんは、施設を出た後、他自治体で住宅支援を受け、無事、大学を卒業され、現在は、モデルとして活躍するとともに、講演など児童養護施設の理解の輪を広げる活動をされています。
そんな田中さんから、ご自身の経験を踏まえたメッセージをいただきました。

■ 生い立ち関係なく、誰もがなりたいじぶんになれる

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「わたしは8歳から18歳までの10年間、世田谷区の児童養護施設で育ちました。高校卒業後の進路は、「施設をでたら一人暮らし」になることから、真剣に悩んだ末、奨学金を借りて短期大学に通うことにしました。
しかし、アルバイトと学業の両立は思った以上に大変でした。「卒業しなくてもアルバイトをすれば生きていける」そう考えて、学校をやめようかと思ったこともありました。
そんなとき、世田谷区で住宅支援制度がはじまりました。わたしはこの支援を受けることで、アルバイトの時間を少なくすることができ、再度学業に向き合うことで無事に卒業することができました。
そしてその後、子どもの頃からの夢であったモデルの道へと歩き出すこともできました。

"生い立ち関係なく、誰もがなりたいじぶんになれる"

ありきたりの言葉ですが、わたしはそういう社会をつくりたいと思っています。世田谷区や板橋区の住宅支援制度は、そのような社会の実現に役立つ制度だと思います。みなさまのご支援、プロジェクトの告知や応援のほどよろしくお願いいたします。」

■ このプロジェクトの内容をまとめてくれました

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田中さんが、このプロジェクトの内容について、ツイッター上にまとめてくれています。
「ただファンディングページを紹介するのではなく、なぜ、このプロジェクトが必要なのかを知っていただきたい…そう思ってモーメントにまとめてみました。
『リツイート』または『いいね』してくださると嬉しいです。」

田中さんのツイッターはこちら

板橋区長 坂本 健

■ すべての子どもたちの健やかな成長のために

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「このプロジェクトは、児童養護施設の方々のご意見をいただき、実情の把握をしながら、立上げを進めてきました。
初めてのプロジェクト実施となった2019(令和元)年度は、無事目標額を達成し、卒園者のサポートを開始できました。ご支援いただいた皆さまには大変感謝しています。
板橋区では、「誰一人取り残さない」世界の実現のため、国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」を見据えた取組みを実施しており、すべての子どもたちが健やかに成長するため、切れ目のない体制づくりを進めています。このプロジェクトは、まさにこれに合致するものです。
皆さまの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。」

寄附者の皆さまへ

板橋区からのメッセージ

板橋区子ども政策課関係職員

子どもの自立時期がかつてに比べて遅くなる中、保護者等からのサポートが必ずしも期待できない状況で施設を卒園しなければならないことは、自己実現を妨げる大きなリスクです。子どもたちが公平に社会生活をスタートする上で、皆さまのご支援が大きな後押しとなります。無限の可能性を持つ子どもたちの未来にぜひご支援をお願いします。


  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 子供達をサポートする機会をお与え下さりありがとうございます。この制度を利用して大学へ進む子供達の学生生活が恵まれ、希望を持って人生を歩めるよう祈ります。

    2020年8月22日 18:59

  • 応援しています。

    2020年8月22日 0:50

  • 青少年の夢を後押ししたくて、この事業に賛同しました。

    2020年8月16日 15:14

  • 体に気をつけて好きな道が見つかり、進まれますように。

    2020年8月13日 14:58

  • 心から応援します!!
    志のある子供達が、平等に救われるとこを祈っています!

    2020年8月10日 7:54

  • 昨年に引き続き、寄付させて頂きます。少しですが、誰かのお役にたちますように。

    2020年8月9日 11:33

  • コロナ禍で、アルバイトもままならず、学業を継続することが難しいと聞きます。
    少額ですが、お役立てください。充実した学生生活が送れますように。

    2020年8月8日 15:44

  • 子供たちには普通に幸せになって欲しいです。微力ですが応援しています。

    2020年7月24日 23:46

  • すばらしい企画だと思います。養護施設の子供たちが進学や就職をあきらめないように地域の私たちがしっかり支えて上げられたらと思います。

    2020年7月18日 16:48

  • 卒園者の方々が貧困に陥ることなく、明るく元気にまえむきに
    暮らせるように心から応援します

    2020年7月18日 11:23

  • ご案内ありがとうございました。この取り組みが継続している事が嬉しいです。コロナで厳しい時代に社会へ出ていく子ども達には社会の支えと応援が必要です。若者は未来ですから、頑張って欲しいと思ってます。

    2020年7月14日 5:43

  • 未来ある若者を応援しています!

    2020年7月13日 21:45

  • 応援します!

    2020年7月12日 16:32

  • とても良い取り組みだと思います。
    少額で心苦しいですが、心から応援しています。

    2020年7月11日 17:48

  • 年金生活で僅かですが
    昨年に続き、一助になれば
    とおもいます
    毎年続けるつもりです

    2020年7月11日 11:59

  • 昨年度も寄付しましたが、きちんと経過報告もいただき、ファンドを受ける側としての区の真摯な姿勢に感激しました。
    改めて、既にたくさんの苦労を背負ってきた若い方々が、旅立つ際に少しでも公平なスタートを切り、自分の人生を楽しんで進んでいくことができますように。

    2020年7月5日 16:43

  • 少しですが、皆様のお役に立てれば幸いです。

    2020年6月25日 10:32

  • 使途を明確に「みえる化」されており、賛同します。

    2020年6月21日 14:27

  • これくらいしかできませんが頑張ってください。

    2020年6月21日 10:27

  • このプロジェクトを立ち上げた職員の方々に敬意を表します。ずっと続けて、子供たちをみんなで応援しましょう。

    2020年6月21日 6:58

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