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貧困家庭を救う「こども宅食」と日本の「米作り」を同時に応援しよう

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 6,968,000

199%

目標金額:3,500,000

達成率
199%
支援人数
118
終了まで
受付終了

島根県津和野町(しまねけん つわのちょう)

寄付募集期間:2020年4月14日~2020年8月31日(140日間)

島根県津和野町

プロジェクトオーナー

お金がなくて生活が苦しい。加えて新型コロナ感染症で、食べることすらままならない…。そんな親子におなかいっぱいご飯を食べてほしい、手を差し伸べたいと、定期的にお米やお菓子など食料を自宅に配送する「こども宅食」。

文京区で力を入れているこのプロジェクトに、島根県津和野町が、おいしいお米を届け、必要な支援を行うための仕組みです。

またそれだけではなく、米作り農家を圧迫している土づくりにかかる膨大なコストを津和野町がサポートし、安心してお米を作り続けていく環境をサポートします。

島根県津和野町の減農薬米✕こども宅食

おいしいお米を食べて、貧困家庭の子どもも日本の米作りも同時に元気に

今回、ふるさと納税制度を活用することで、寄付者のみなさまには、美味しいお米を召し上がっていただくだけでなく、その寄付によって、都会で困窮する子どもたちへも、文京区を通じてお米が届きます。
同時に、津和野町では、お米を栽培する農家さんへの応援事業を行います。減農薬で美味しい米作りを目指す農家にとって、もっとも大事なのが土作りですが、実はその土作りにこそ膨大なコストと手間がかかります。
このコストが米農家を圧迫し、廃業する人も跡を絶ちません。そんな問題を町がサポートし、米農家を次世代に残し、農業の未来もサポートしていきます。

あなたの寄付が、#つらいが言えない 親子を助けます

知っていますか? こども宅食。生活に困っている親子に、おなかいっぱいご飯を食べてほしい。そんな親子を助けたいとスタートしたのが、こども宅食。定期的にお米やお菓子など食料を自宅に届けながら見守り、必要な支援を行う事業で、2017年から文京区は民間団体と共同で運営し、多くの家庭を支えています。
しかし、新型コロナ感染症が拡大し、一人親の仕事さえも奪われるような環境に陥り、困窮する子どもたちがますます増加。
文京区と文化振興や災害支援に関する協定を結んでいる津和野町では、この取り組みに共感し、今夏より町で育てられた安心で安全なお米をこども宅食事業へ寄付し、支援を行います。

特別栽培米として認められた減農薬でできたお米、その名も「元氣米」をお届けします

清流高津川沿いにある、米づくりが盛んな津和野町中曽野地域。
美味しいお米をつくりたいと、牛糞の堆肥を毎年大量に仕入れ、収穫が終わった田んぼに混ぜ、根気よく土壌改良を続け、微生物の多い土と環境にやさしい米づくりを行っています。
その結果、化学肥料と農薬を半分以上へらすことに成功。
こうして生まれたのが「ヘルシー元氣米」です。
除草剤の使用も抑えていますので、手間がかかりますが、一等比率約90%、食味計値Aランクの、大粒で食味の高い(食味値80以上)お米です。

みなさまには返礼品として津和野町で栽培されたヘルシー元氣米をお送りいたします。
・2㎏✕2(寄付額10,000円)
・5㎏✕1(寄付額10,000円)
・5㎏✕2(寄付額15,000円)

文豪、森鷗外がつないだ文京区と津和野町

津和野町は、文豪・森鷗外の生誕の地としても知られ、今もなお縁のある文化的施設が数多く残ります。
その鷗外が生涯を閉じたのが東京都文京区。
このつながりがきっかけとなり、2014年に文化振興や災害支援に関する協定を結びました。
現在も、お互いの地域交流が活発に行われています。

交流事業とお米づくりの支援を進めます

【寄附金の使い道】
津和野町と文京区のこども宅食を通じた交流事業の費用に。
・津和野町のお米づくり農家応援にかかる費用 
・文京区こども宅食へのお米の提供にかかる費用

※目標金額に達しなかった場合でも、今年度のプロジェクトは実施します。寄附金は、その際の費用の一部として活用させていただきます。また、目標金額以上の寄附を頂いた場合は、寄附金を積み立て、本プロジェクトを継続して実施するとともに、必要な費用を取り崩し活用させていただきます。

【事業実施のスケジュール】
事業の実施については、下記のようなスケジュールを想定しています。ふるさと納税額に応じて、こども宅食利用家庭にその分の津和野町のお米をお届けすることを目指しています。また、農家さんのお米づくりを応援するために、土作りなどの支援を行います。

2020年 秋 文京区こども宅食へ発送開始
2021年 春 津和野町の農家さんへの土作り支援 
*寄附金のみなさまへは、寄附申込み完了後に準備が整い次第、順次返礼品のお米を発送させていただきます。

交流事業とお米づくりの支援を進めます

事業に携わる代表2名の思い

津和野町長 下森 博之

■地域づくりから社会貢献へ

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この取り組みでは、津和野町のお米づくり農家のみなさんをはじめとした地域の方々、農協、民間団体など、多くの方のご協力をいただきながら、都市課題の解決に向けたアクションを行います。地方にある7200人という小さな町ならではのチャレンジで、22万7千人という大きな都市の課題解決に貢献できる可能性がこの取り組みにはあります。
また、津和野町として、日々お米づくりに取り組む農家一人ひとりへ、土作りなど環境づくりのお手伝いをさせていただき、この豊かな自然、そして丁寧な仕事から作られるおいしいお米そのものを次世代に繋いでいきます。
お互いの町の強みを活かした取り組みを行っていき、単なる交流で終わらせない挑戦をこれからも続けていきたいと思います。
地域のそして社会の未来をつくる取り組みに、ご協力を賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

文京区長 成澤 廣修

■津和野町のみなさまへ

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津和野町で丹精込めてつくられた自慢のお米を全国の寄附者に返礼品として届けるとともに、文京区のこども宅食利用家庭にも同じお米が届く新しい自治体連携の形です。「森鷗外ゆかりの地」の縁で結ばれた津和野町の皆様の発想力とチャレンジ精神、そしてお米づくりへの誇りを強く感じます。
津和野町ご自慢のお米「ヘルシー元氣米」が、文京区の経済的に困窮する親子に元気を届けてくれる日を待ち望んでいます。
森鷗外が取り持つ縁が、皆様のご支援、そしてご縁に発展することを願っております。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2020年09月03日 10:00

    多くのご支援ありがとうございました!

    みなさまからの温かいご支援をいただき、目標額の2倍近くの寄付金が集まりました。多くのご支援、そして応援のお言葉をいただきまして、重ねてお礼申し上げます。
    目標を大きく上回りましたので、当初予定していた発送件数を増やして、こども宅食への支援を実施することが可能となりました。また、お米づくり農家のみなさんに対しても、より多くの支援を、米作りにおける取り組みに当てることができます。

    津和野町の農家のみなさんをはじめとした地域の方々、農協、民間団体など、関係者一同、今回のガバメントクラウドファンディングの結果に対し、ほっとするとともに、より一層身の引き締まる思いです。
    小さな町ならではの強みを活かして、この取り組みから、新しい未来をつくる挑戦をこれからも続けていきたいと思います。引き続き、ご注目くだされば幸いです。

    現在、10月に予定している文京区を通じたこども宅食への初回発送に向けて、準備を進めております。みなさまには、今後の進捗状況など、活動の様子を継続してお知らせできるように、これからも努めてまいりますので、何卒よろしくお願いします。


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  • 2020年05月18日 13:00

    特別栽培米ヘルシー元氣米の美味しさの秘密!?

    ふるさと納税「あなたのふるさと納税で子どもと農業の未来を変える」プロジェクトに興味を持ってくださり、ありがとうございます。
    既に40名以上の方にご寄付をいただき、とても嬉しく思っております。

    今回は、寄付の返礼品および文京区こども宅食へお送りする「ヘルシー元氣米」を栽培している生産部会の斎藤勲さんにお話を聞いてきました。
    「ヘルシー元氣米」誕生のお話をお届けします。

    ○略歴など
    斎藤勲(さいとういさお)さん
    - 昭和16年 7月10日生まれ(80歳)
    - 津和野町畑迫(はたがさこ)地区出身
    - 津和野で育ち、大阪に一度は出るが25歳で実家を継ぎ、以降50年以上、この地で農業を営む。
    - ヘルシー元氣米生産組合、津和野町水稲部会長などを歴任。

    【〜 ヘルシー元氣米誕生のお話 〜】
     今からおよそ30年前、津和野のお米生産者が集まって当時まだ珍しかった有機栽培米にチャレンジし始めます。
     栽培を始めた主な地域である畑迫・木部地区は、初夏には蛍が飛び交い、沢ガニやどじょう、よしのぼりなど豊かな生態系が育まれる土地でした。そして、清流日本一に何度も輝いたことのある高津川に流れ込む支流の源流として、津和野を支える地域でもありました。
     しかし、そんな豊かな自然も少しずつ失われていってしまっていたと、斎藤さんは話します。
    「やっぱり農薬を使うとなぁ。どれだけ気をつこーてても、沢ガニや蛍が減ってしもうたり、、そんな風に環境によくない影響が出ていたのがわかるんじゃぁ」
     地域の生産者みんなで、豊かな自然を守ること、農業という生業を紡いでいくこと。この両方をしっかりと成り立たせることにチャレンジし始めたのでした。
     「同時にこれは、食べる人にもいいと思ってなぁ。環境にいいお米を食べて、人も健康になってほしい。だから“ヘルシー元氣米”っていう名前をつけたんじゃ」

     栽培には厳しい基準を作り、農薬は栽培期間中に通常3回程度のところを1回のみ、窒素肥料などの化学肥料については従来の半分以下に抑えるなど、環境負荷をかけずにお米を栽培しています。
     もともと保水力があって、地力のある土地。食味検査では、70点以上が平均といわれるところ、ヘルシー元氣米は80点以上の点数をつけるとのこと。
     「手間暇かけた分、美味しいお米ができる。今は少し高齢化で生産者が減っとるが、これからも津和野のブランド米として、ヘルシー元氣米を育てていきたいね」
     最盛期は100名以上の生産者がヘルシー元氣米を栽培していましたが、今の課題は生産者の高齢化だと言います。今回の事業を通じて多くの方にヘルシー元氣米を知っていただくとともに、地元の生産者に再び活気が生まれる機会となれば嬉しいなと感じたインタビューでした。

    既に寄付していただいた方は、お米が届きましたらこういったお米づくりの背景についても想いを馳せながら味わってみていただければと思います。
    「津和野のヘルシー元氣米、美味しかった」と感じていただけた方は、よろしければお知り合いへのお声がけもお願いいたします。

    【ヘルシー元氣米について】
    原産地 津和野町
    品種 コシヒカリ

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島根県津和野町

津和野町は島根県西部に位置する7,200人の小さな町です。山あいに白壁と赤瓦の家並みがつづき西に山城の跡がみえる城下町で、歴史を生かしたまちづくりが「日本遺産」として認定されています。歴史的建造物が今も残る風光明媚な街並みは、鯉が泳ぐ殿町の掘割や日本五大稲荷神社のひとつの太皷谷稲成神社、森鷗外記念館等の文化的且つ観光資源を多く保有しています。津和野の街並みを見おろすようにそびえる秀峰青野山と西日本では稀に見るブナの原生林に覆われた安蔵寺山、キシツツジや照葉樹林に囲まれた高津川と津和野川の清流等、緑豊かな自然をもつ町です。