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令和の時代に万葉集発燿の地である桜井のまちを再び輝かせたい!

カテゴリー:観光・PR 

main_img 達成

寄付金額 3,140,000

157%

目標金額:2,000,000

達成率
157%
支援人数
53
終了まで
受付終了

奈良県桜井市(ならけん さくらいし)

寄付募集期間:2019年10月1日~2019年12月31日(92日間)

奈良県桜井市

プロジェクトオーナー

令和の時代を迎え、万葉集の発燿地、さらには初期ヤマト王権にはじまる日本のはじまりの地である桜井を全国、全世界の皆様に知ってもらい、来訪してもらう好機が到来していると考えています。日本はじまりの地、万葉集のふるさとを全国民の皆様に知っていただき、これを契機としてまちの復興、活性化に結び付けていくため、ご賛同いただける皆様にこのような形でご協力をお願いすることにいたしました。
桜井の玄関口である桜井駅前の整備・活性化のために、皆様のご支援をお願いします。

桜井の玄関口である桜井駅前を整備したい!

桜井のまちを訪れたくなるところにしたい!

桜井駅周辺地区は、社会のモータリゼーションの進展による都市の郊外化、並びに人口減少の進展に伴う駅周辺地区のスポンジ化が顕在し、地域活力が徐々に低下していること及び奈良県中南和地域の観光地における玄関口としてのポテンシャルを活かしきれていないことが課題となっています。

この課題解決のため、平成23年度より桜井市本町通・周辺まちづくり協議会が生まれ、有志によるまちづくりが進められてきました。

その後、官民が連携したさまざまな取り組みを経て、平成28年度に桜井まちづくり株式会社が設立され、都市再生推進法人として指定することで桜井駅周辺地区のまちづくりを推進してきました。

桜井まちづくり株式会社はこれまで歴史的建造物を3軒(コミュニティカフェ櫻町珈琲店、フレンチレストラン櫻町吟、町宿櫻林亭)再生し、産学金官民が連携する空き家再生を軸にしたまちづくりに取り組んでいます。

こういった取り組みをさらに推進するため、桜井市は令和元年5月に駅前の再開発ビル「エルト桜井」の2階を多世代交流や地域交流促進拠点、子育て世代の交流の拠点としてリニューアルしました。

万葉集発燿の地桜井の歴史あるまちの活性化に向けて歩みを止めないために、皆様のご支援をお願いします。

令和万葉のふるさとの拠点となる桜井駅前ヒロバをみんなでつくりたい!

万葉集のふるさと、桜井駅前をみんなでつくり、集える居場所に!

桜井駅前エリアは初期ヤマト王権よりはじまる1700年の歴史がつくりあげた様々な観光資源をつなぐ玄関口であるとともに、鉄道により大阪、奈良、京都を結ぶ日常生活の拠点です。

しかし、桜井駅前周辺エリアは観光拠点としての強みを生かしきれず、社会情勢の変化やライフスタイルの変化により日常生活におけるまちの活力低下が顕在化しています。

この課題解決のため、都市再生推進法人桜井まちづくり株式会社が中心となって地域の産学金官民メンバーと議論を重ね、これまでに駅前の旧伊勢街道沿いを中心に町家をコミュニティカフェ、銀行跡をフレンチレストラン、材木商の旧邸宅を宿泊施設へ再生し、地域・観光客のためのまちづくりを展開してきました。

昨年度からは、地域の方が生活の憩いの場として、来訪者の旅の拠点として利用される場として駅前広場を活用し、エリアマネジメントのまちづくりを進めるため、桜井駅前ヒロバ整備・活性化構想をまとめ、以下の将来像と基本方針を打ち出しました。

■駅前の将来像

・桜井を感じる、おもてなしの玄関口
・憩いと交流あふれる笑顔の結節点
・まちと人をつなげる賑わいの場

■基本方針

1. 桜井のシンボルとなる広場空間の創出
2. 継続的なマルシェ等のイベント開催による憩いと交流拠点性向上
3. 広域観光拠点の形成
4. 駅前活用と連携した空き家利活用の推進

今回のご支援は令和の時代を迎え、万葉集のふるさと、そして日本のはじまりの地でもある桜井の玄関である桜井駅前ヒロバを整備・活性化する費用の一部に充てさせていただきます。

大阪万博が開催する2025年での完成を目指し、将来像と方針に基づき、桜井ヒロバを利用するファン、桜井ヒロバをつくっていくクルーを呼び込みながら、駅前広場の活用に着手します。

まず、今年度の事業は、万葉集をテーマにしたデジタルサイネージ看板を設置し、地域イベントや観光情報等の広告にとどまらない桜井のプロモーションに取り組むとともに、得られた広告料をエリアマネジメントの財源の一部として活用します。

また、万葉歌碑に因んだ木製ベンチや木製表示板、誘導標識を設置し、広告看板の整備や統一化を進め、駅前としての魅力の向上を図ります。

さらに駅前の事業ソフト開発としてキッチンカーの誘致や駅前事業者のセミパブリックスペース(歩道空間等)のオープンカフェ・憩いの場等としての活用、桜井ヒロバでの高校生によるマルシェ開催等、駅前における賑わいを生み出す社会実験を行います。

また、多様な参加者を募りながら、みんなでつくる桜井ヒロバづくりとして活動を育ててまいります。

■寄附金の使い道

駅前ヒロバ整備・活性化の費用の一部

・デジタルサイネージ看板設置費(年間リース費用)
・万葉歌碑紹介等案内コンテンツ作成費
・木製ベンチ、木製表示板、誘導標識の設置
・マルシェ等開設費用

※目標金額に達しなかった場合、事業投資範囲を縮小するか、または桜井まちづくり株式会社が補填します。また、目標金額以上の寄附を戴いた場合、次年度予定事業の前倒しをして活用させていただきます。

令和元年、万葉集のふるさと、まほろばの地をあらためて実感

万葉のふるさとに思いを込めて集い、暮らし、招き、もてなす

桜井ヒロバの公共空間創出事業(駅前のシンボルとなる広場空間の創出)や賑わいイベントの開催事業により、広場周辺の事業者、桜井市内の観光関連事業者、その他桜井市内外でまちづくり関連事業者など多様な主体が緩やかにつながり、みんなで桜井駅前ヒロバをつくりあげることにより、駅前の賑わいと交流がここで生まれます。

また、JR・近鉄桜井駅前は、現在通勤・通学の玄関口です。

令和元年5月に駅前の再開発ビル「エルト桜井」2階のまほろばセンターは地域交流、子育て世代の交流拠点としてリニューアルされ、西日本最大の子どもの屋内遊び場「ひみっこぱーく(子どもの遊び場)」等が整備されました。

また1階は、地元密着型のスーパー、フードコートがオープンしました。これにより現在1日平均1000人ほどの多様な世代の方が来訪しています。これらの状況を踏まえ、駅前マルシェ等を継続的に開催し、持続的な桜井駅前の賑わい創出を生み出せます。

さらに駅前は奈良県の中南和地域における観光の玄関口でもあります。駅前を起点とした二次交通の発展も望まれます。

レンタカー・レンタサイクルのサービス提供や地元出身のプロロードレーサーを核にしたサイクルツーリズムの拠点づくりや広域観光拠点パッケージツアーも展望しています。

■2025年大阪万博開催の頃に完成を目指して

できるところから一歩ずつ、衆知を集めて着実に進めます

【2019年度】
・万葉集をテーマにしたデジタルサイネージ看板の設置
・万葉歌碑に因んだ木製ベンチや木製表示板、誘導標識の一体化
・駅前マルシェ社会実験事業の開催

【2020年度~】
・レンタサイクルの試行
・観光案内所の開設
・広域観光パッケージ案内
・サイクルツーリズムの展開
・ひみっこぱーくや周辺店舗等と連携した駅前マルシェ事業の拡大

事業に携わる方の思い

桜井市 市長 松井 正剛

■万葉集発燿の地桜井を再び輝かせるために

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桜井市は多くの歴史文化的資源をはじめ、緑豊かな自然に恵まれたまちです。

しかし、人口減少や少子高齢化に伴い、中心市街地の衰退や駅前商業サービス機能の低下が年々みられるようになってきました。

その中でも、桜井駅周辺地区は以前から住民によるまちづくり活動が盛んな地域であり、平成28年に桜井まちづくり株式会社が設立された後は桜井市の活性化に重要な役割を担っていただいております。

市といたしましても桜井まちづくり株式会社の取り組みや活動に支援を進めてまいりたいと考えております。

桜井駅周辺地区は桜井市の玄関口であり、本プロジェクトを通じて桜井駅前の整備を行うことで桜井市に来ていただく方におもてなしをしたいと考えています。

令和の時代に万葉集発燿の地として全国に名前を知ってもらう機会となること、桜井市を訪れる方が一人でも多く増えることを心から願っております。

皆様方からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

桜井まちづくり株式会社 社長 岡本 健さん

■万葉のふるさと、日本のはじまりの地を世界に知ってもらいたい

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生まれ育った街を賑わいあふれ、世界に誇れる素敵なまちにしたいという想いでまちづくりを進めています。旧伊勢街道沿いにある空き店舗を利活用して3つのプロジェクトが実現しました。

①青果店に町家風コミュニティカフェ「櫻町珈琲店」②大正レトロ風の銀行店舗跡にフレンチレストラン「ル・フルドヌマン櫻町吟」③駅前の材木商迎賓邸宅跡に高級町宿「櫻林亭」が誕生しました。

プロジェクトの第4弾として、桜井駅南エリアの活性化に取り組んでいます。ここに集う街のひとたち、すなわち近隣に住む子育て世代の住民や高齢者、エリア内にある高校三校の高校生、近隣職域に通う人たち、観光に訪れる旅人やハイカーなど駅前には世代を超え、内外を問わず、多くのひとが集まります。すべての人たちが集い、交流し、憩える場を駅前に誕生させたいと考えています。

桜井市は、古来ヤマト王権発祥の地とされ、国のはじまりの地です。その後、天皇の宮が築かれ桜井駅前は磐余(いわれ)とよばれ、現在もその名は残っています。また、東西南北に道がつながり、東に伊勢、西に堺・大阪、南に吉野・熊野へ、北に奈良・京都へと続きます。

市内では、東に長谷寺、西に安倍文珠院、南に談山神社、北に大神神社の名刹を抱きます。そして、古事記、日本書紀、万葉集にうたわれた故地が多くあり、川端康成をはじめ昭和時代の第一級の文化人の揮毫による万葉歌碑が64か所、市内ゆかりの地に鎮座しています。

今年度、令和の時代を迎え、万葉集や万葉歌碑を広く、知ってもらう為、デジタルサイネージ看板を駅前ヒロバに設置することにしました。市内にある万葉歌碑の映像や万葉歌をデジタル掲示し、住民や通学の高校生、観光客の皆さまに万葉集を身近なものとして親しんでもらいたいと考えています。

そして、ホンモノの日本の歴史・文化・自然をもとめて桜井の地に来る、都会の人たちや海外の人たちにもアピールできるよう工夫し、いろんなイベントや情報を提供できる案内ツールにしていきたいと考えています。

できるところから一歩ずつ、皆様とともにこれからの桜井駅前を創ってまいります。機会あれば、是非、訪れてください、お待ちしています。ご支援宜しくお願いします。

住民の声

桜井駅近隣 子育て主婦 後岡 純さん

■子どももお年寄りもみんなつながる元気で素敵な街にしたい

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嫁いで来て、桜井本町通に住み、10月には二人目が生まれます。長女の名前は”さくら”にしました(笑)。

歩いていける駅前の商業施設2階にひみっこぱーくやドレミの広場が誕生し、小さい子どもが安心して遊べる場や子どもを預かってもらえる場ができ、大変うれしいです。

しかし、最近は商店街にオシャレなカフェやレストランも誕生しましたが、まだまだ同世代の子育て主婦や地元の人に知られていない。また、万葉集をはじめ、古くからの歴史ある街なのに知られていないのが残念です。

さらに駅前は、駅を降りて通り過ぎるだけの場所になっていて、活気ある雰囲気や明るい気持ちにさせる場になっていないのでなんとかならないかなぁと思っています。

今回、桜井まちづくり会社や行政が描く駅前ヒロバ構想を聞いて、大変期待が膨らんでいます。駅前はみんなが通る場であり、活性化するとうれしいです。

親子で遊べるオープンスペースの遊び場やみんなが憩える居場所が駅前にあれば、わざわざ遠くの公園や市外の施設へ行かなくても良くなります。遊んでいる子どもの声が響けば、雰囲気が明るくなります。私も力になれるよう本町通・周辺まちづくり協議会メンバーとして加えさせていただいています。

二人の子どもとともにみんなでこの街を活気のある楽しいまちにしていきたいと思います。

マルシェやイベントもある駅前をみんなで創っていきたいです。

最後まで読んでいただいた皆様へ

桜井市からのメッセージ

まちを盛り上げるためには、行政だけでなく地元の方々と一丸となってまちづくりに取り組んでいくことが重要だと考えております。

その先に、大勢の方々が桜井市を訪れて、さらなる盛り上がりにつながっていく未来があると信じております。

この度は、その一環として行う桜井駅前整備・活性化事業にご支援いただき、心より御礼申し上げます。

新しい時代令和の幕明けを機会として、歴史に関心のある方などぜひ桜井市にお越しください。お待ちしております。

お礼の品をご紹介

桜井万葉歌碑の原書図録集

桜井市内にある万葉歌碑の原書図録。昭和の著名人川端康成、宗像志功など数十名が万葉歌を揮毫した原書を掲載しています。

なお、万葉歌碑は万葉集の発燿の地として昭和40年代に桜井出身の保田與重郎氏が当時の文壇や文化人に揮毫を依頼し作成され、市内の名所、名刹の路傍に鎮座しています。

桜井万葉歌碑の原書図録集

蔵の宿櫻林亭宿泊優待割引チケット

一日一組、蔵の宿櫻林亭の優待2割引のチケットを進呈

蔵の宿櫻林亭宿泊優待割引チケット

【注意事項】

※このプロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。
そのため、桜井市にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。何卒ご了承ください。

  • 2020年01月14日 14:46

    目標金額達成の報告と引き続きの応援のお願い

    この度は、「令和の時代に万葉集発燿の地である桜井のまちを再び輝かせたい!」という想いのもとに行う「桜井駅前整備・活性化事業」を応援いただき、誠にありがとうございます。

    2019年12月27日、全国の皆様からのご支援により目標金額を達成することができました。また、多数の温かいメッセージも頂戴し、私たちの活動の励みになっております。
    いただいた寄附金は、桜井駅南口の駅前ヒロバ整備・活性化の費用の一部として大切に活用させていただきます。

    このプロジェクトを機会に、桜井市の玄関である桜井駅南口を整備し、賑わいのある街として再び輝けるよう活動を続けてまいりたいと思います。
    皆様が桜井市へお越しいただく日を心待ちにしながら、またお越しいただいた際は「桜井市に来てよかった」「また行きたい」と思っていただけるように頑張っていきたいと思います。

    皆様の引き続きの応援、よろしくお願い致します。

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奈良県桜井市

桜井市は、奈良盆地の中央東南部に位置しています。このあたりは、東と南を青垣山に例えられる山々に囲まれ、古くは「やまとはくにのまほろば」と詠われた地です。
古代より日本の政治、社会の長い歴史の舞台となった桜井には、古社寺、古墳、万葉歌碑などをはじめ、数多くの自然・歴史・文化資源があり、日本文化の原点である相撲発祥の地、仏教公伝の地、芸能創生の地、万葉集発燿の地並びにわが国最古の交易の市・海柘榴市などが記紀、万葉集などにより伝えられています。