空家・空地と地域がつながる街づくり!佐賀県発「空家・空地活用システム」

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寄附金額 374,000

37.4%

目標金額:1,000,000

達成率
37.4%
支援人数
6
終了まで
46
/ 90

佐賀県NPO支援

寄附募集期間:2019年3月6日~2019年6月3日(90日間)

佐賀県NPO支援×さが市民活動サポートセンター

プロジェクトオーナー

全国的に増えている空家・空地問題は、佐賀県に限らず各地域において深刻な課題となっています。
放置された空家・空地は、地域の「負の財産」です。
私たちは、その「負の遺産」を「街の宝」に変えるべく、さまざまなモデル事業を多様なメンバーとともに実践してきました。

そのようななかで、全国的にも事例の少ない「空家活用者を発掘・育成する助成プロジェクト」を立ち上げ、「街なか連携型」ゲストハウスの開設を決定。
しかし、その矢先に西日本豪雨が発災し、佐賀の中心市街地にも多数の被害をもたらした未曽有の豪雨によって、ゲストハウスの裏の空地を流れる水路(クリーク)の土手が崩れてしまいました。
このまま放置すればゲストハウスに被害が及ぶのは必至、改修が必要な状況です。

私たちは、全国でも活かすことができる、「負の財産」を「街の宝」に変えて街を元気にする活用モデルの完成のため、ゲストハウス運営とクリーク修繕のクラウドファンディングに挑戦します。

佐賀県NPO支援

こんにちは。特定非営利活動法人さが市民活動サポートセンターの山田健一郎です。
私たちは、地域課題を解決して新しい価値を創造するために、NPOをはじめとした関係機関を支援、協力、連携することによって持続可能な地域づくりを行う中間支援組織です。

今回は佐賀市の街なかをフィールドとし、全国の市街地で活用できる空家・空地活用モデルとシステムづくりに皆でチャレンジします。
応援をなにとぞよろしくお願いいたします!

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。

ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて

日本中が空家だらけに!?

10年後には1000万戸の空家が日本中に溢れる!?

専門家の間では、10年後には日本全体で空家が1000万戸に達し、地域においては空家をはじめ畑や山などを含めた空地(不動産)の増加に歯止めがかからなくなるといわれています。

現在、佐賀市では、佐賀駅周辺の「街なか」とよばれるエリアでも空家・空地が増加している状況です。

地域住民、行政、企業、民間団体等が協働して街なかを盛り上げるイベントを行い、賑わいを保とうとしている一方、今にも倒壊しそうな空家や、雑草が生い茂りゴミで溢れる不衛生な空地等が点在しており、調査したところ「佐賀市唐人町」という街なかの決して広くないエリアに30か所以上存在していることが明らかになりました。

近年、脚光を浴びている古民家のリノベーションのような個別のケースにとどまらず、地域全体で空家・空地を活用する、また、空家・空地の発生を未然に防くためのシステムやプラットフォームの必要性が叫ばれ、行政による「地方創生計画」や「街なかの都市計画」などに基づいた空家活用の施策や補助事業も存在しています。

しかし、課題解決までには至っていません。

私たちは行政と連携し、「佐賀市中央大通りエリアマネジメント協議会(以下、協議会)」の一員として、空家調査・分析、フィールドワークの結果をまとめた空家マップの作成、空家のリノベーションワークショップや空家をテーマとした地域円卓会議、そして、全国的にも事例の少ない「空家活用者を発掘・育成する助成プロジェクト」を実施し、地域における空家活用モデル事業として、一軒の街なかの空家をゲストハウス「PORTA NOVA」として再出発させました。

 

ゲストハウス「PORTA NOVA」代表 江口 健二郎さん

■空家活用モデル第1号実践者として地域に開かれたゲストハウスにしたい!

少子高齢化や都市への人口集中により、今、多くの地域で「空家」「空地」の問題に直面しています。それらが駐車場やマンションになるのも悪いことではないのですが、地元で暮らす人間としては、少し味気ない感じがしていました。

そこで、佐賀県発「空家・空地活用システム」の第一弾として実践しているのが、空家を活用したゲストハウス「PORTA NOVA」の運営です。

古民家1棟貸切の宿で、佐賀の暮らしを疑似体験できます。宿泊者からは、「はじめてきたのになんか懐かしい」、「おじいちゃん(おばあちゃん)の家に来たみたい」という喜びの声をいただいています。

このゲストハウスは、あえて不自由な点をつくっています。
シャワーはあるけどバスタブはない。なぜなら、佐賀の温泉に入ってほしいからです。
キッチンはあるけど炊飯器はない。なぜなら、近隣に美味しい飲食店がたくさんあるからです。
ゲストハウスを軸に、街なかに出かけていただき、街のさまざまな魅力に接して楽しんでほしいという想いで運営しています。

 

進み始めた矢先の、平成30年7月豪雨

被害を受けたまま放置され続ける空家・空地の実態

しかし、その矢先に西日本豪雨が発災。佐賀市街も、街なかに網の目のように存在している水路(クリーク)を内包した土地、接した建物を中心に被害を受けました。

空家・空地が受けた被害は放置され、地域コミュニティを圧迫しています。

空家・空地が、事件・事故・災害等の二次被害を周囲にもたらす――これは特定の地域だけの問題ではありません。

「負の遺産」となっている空家・空地を「街の宝」とする「空家・空地活用モデル及びシステム構築」が急がれます。

さがクリークネット会長(一級建築士) 川﨑 康広さん

■空地の一部を棚路にすることで未来に安全と喜びを贈る!

佐賀の中心部に網の目のように張り巡らされた水路(クリーク)網は、先人から受け継いだ佐賀ならではの宝物です。

かつては、どの敷地にも水面にアクセスできる棚路(たなじ)と呼ばれる階段があり、小舟から荷揚げをしたり、ちょっとした物を洗ったりと、水路と人々の生活が密接に関わり合っていましたが、時代が変わりすっかりその距離が遠くなってしまいました。今では人の手が入らない空家・空地が増えて、さらに荒廃してきています。
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これを機に、皆さんの力で現代版の棚路を復活させ、水に近づいてその心地よさを感じることができる豊かな水辺空間が実現できれば、多くの方にクリーク文化の魅力を感じていただけるとともに、現代から未来への素敵な贈り物となるのではないでしょうか。

皆さんのあたたかいご支援よろしくお願いいたします。

■寄附金の使い道

皆様から頂いた寄附金は下記のことに活用させていただきます

①ゲストハウス「PORTA NOVA」の整備
・「PORTA NOVA」のさらなる修繕や改修、備品購入などの一部に

②水辺の整備
・豪雨災害で被害のあった箇所のリノベーションワークショップの費用の一部に

 

空家・空地を自分事化して地域の財産に!

地域が力を合わせ、個人の「空家・空地」を街の「資産」にしよう。

■NPO法人 空家・空地サポートSAGA 代表理事 塚原 功さん

2013年度時点での全国の空家総数820万戸。空家率13.5%。
2033年度の空家総数は2,167万戸以上で空家率33%と予測されています。
なんと、3戸に1戸が空家という、正に異常事態です。

中央都市部と地方との格差は今後ますます広がると考えられますが、単純に佐賀県における空家率が全国平均値だとすれば、2013年度43,300戸だった空家が、今から15年後は何と111,600戸。人口が現状維持の82万人で住宅総数も変わらず338,000戸程度と考えると、現在「空家って個人の問題だし、自分には関係ないよ」と思っていらっしゃる方も、「これは他人事ではない。大変な事態だ!」と思い直されることでしょう。

それからでは遅いのです。今、手を打たなければ、本当に大変なことになります。
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人口が減少傾向にある現在、近隣の市町村、極端にいえば日本のなかで人を取り合っても問題は解決しません。

外国人旅行者が増えているから、空家を利用してゲストハウスや民泊施設を増やす――これは空家を利用してインバウンドを取り込む経済活性化の方法として、至極自然な流れだと思います。
その先には、空家問題だけではなく、人口減少、少子高齢化に伴うさまざまな問題解決策としての外国人の移住政策へつながるのではないかとの思いもあります。

そういう意味でも、今回のゲストハウスは大変意義のある取り組みだと思っております。

空家・空地問題を自分事化して、空家・空地をつくらない、そして、たとえ空家になっても地域で合意して保全・活用していく地域コミュニティを構築していくことが大切です。

■2020年までに活用モデルとシステムの確立

住民の方々と一緒に地域の財産を守りつなげていきます

「空家・空地活用モデル及びシステム構築」のための5か年間計画を立てて、今年一年間いただいた寄附で、西日本豪雨による水辺被害の対応やゲストハウスのワークショップを実施します!

【2019年 】
・ゲストハウス「PORTA NOVA」でのリノベーションワークショップや備品購入

【2020年】
・水辺テラスづくりワークショップ

住民の方々と一緒に地域の財産を守りつなげていきます

 

佐賀県 さが創生推進課長 川内野 修

■「自発の地域づくり」の想いをカタチに

佐賀では、地域の方々が「自分たちの手で地域を元気にしたい」という熱い想いを持ち、自主的、主体的に地域の課題解決や地域資源を活用した地域づくりに取り組まれています。こうした地域の方々の「自発の地域づくり」の想いに寄り添い、その想いをカタチにできるよう佐賀県もその取組の応援をしています。

この「空家活用システム」の取組も、NPO法人さが市民活動サポートセンターが中心となって地域の方々とともに検討を重ね、地域の課題となっている放置された空き家をリノベーションし、ゲストハウスとして生まれ変わらせることで、中心市街地に新たな賑わいを創り出そうとする地域が主体となったすばらしい取組です。

こうした地域の皆さんの自発的な取組が地域の活力となり、佐賀が元気になってきていることを心強く思っています。

地域の方々の想いが詰まった「自発の地域づくり」が継続的に取り組んでいけるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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空家・空地に関わる有志メンバーで実践しながら仕組みづくりにチャレンジ!

空家・空地問題の解決に地域の皆で挑みます

全国的に空家・空地が増加し続けている現在。地域は過疎化や少子高齢化が進行し、さらに深刻な状況に陥っています。

しかし、だからこそ「地域」からその解決策を生み出すことに大きな意義があると思っています。

お金も時間もかかりすぐには解決できない問題ですが、まずは活用モデルを構築しながら、ひとつずつ問題をクリアしてシステムをつくり、拡大していければと思っています。
応援をなにとぞよろしくお願いいたします!

お礼の品一覧