こどもたちに「治る」希望を! 再生医療による根治実現まであと一歩
カテゴリー:健康・福祉
寄付金額 3,598,000円
目標金額:50,000,000円
- 達成率
- 7.1%
- 支援人数
- 89人
- 終了まで
-
254日
/ 289日
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2025年6月16日~2026年3月31日(289日間)
佐賀県NPO支援×日本IDDMネットワーク

1 型糖尿病は、現在の医学では、生涯にわたり注射などによるインスリンの補充が一日たりとも欠かせない不治の病です。1 型糖尿病だと宣告されたとき、「一生治らない」という現実に患者と家族は絶望します。
「治らない」という絶望を「治る」希望に変える研究が今、進められています。日本 IDDM ネットワークでは、2005 年に 1 型糖尿病研究基金を立ち上げ、これまで 9億円を超える研究支援を行ってきました。
その中でも、今回の支援対象の再生医療による「インスリン産生細胞(IPC)の自家移植(患者自身の細胞を移植)」は、2025年中に世界初の人への投与に向けて動き出しています。多くの患者が使える”くすり”となるよう、皆様からの“志金”を必要としています。
こどもに多く発症し、一生治らない 1 型糖尿病
子どもにも多く発症し、生きるためには毎日 4~5 回の注射やポンプによるインスリン補充が一日たりとも欠かせません。
発症のメカニズムは、突然、自分の体が、血糖を下げるホルモンであるインスリンをつくる膵島のβ細胞を壊して起こると考えられ、その原因はわかっていません。糖尿病全体の数%が、1 型糖尿病と言われています。

再生医療を用いて、こどもたちに注射からの解放を!
現在、1 型糖尿病の治療法には、亡くなった方(脳死ドナー)から膵臓の提供を受けて移植する膵臓移植と膵島(インスリンをつくる細胞をたくさん含んでいる細胞)のみを抽出して移植する膵島移植という2つの方法があります。
しかし、臓器を提供する脳死ドナーは圧倒的に不足しており、移植後は長期にわたり免疫抑制剤を服用しなければならないという大きな課題があります。
2025年世界初の医師主導治験開始へ
この大きな課題解決に向けて、徳島大学病院の池本哲也教授のチームが「患者自らの細胞を用いて、再生医療技術で膵β細胞を再生し、これを患者自らへ移植する」という世界初の試みが動き出しました。

プロジェクト名”TUFF-IPC 自家移植による新たな1型糖尿病治療確立に向けた医師主導治験”です。
早ければ2025年に第一例目の患者(被験者)への投与(移植)を目指しておられます。

”TUFF-IPC”が広く患者のもとへ届くように
今回ご支援いただくご寄付は、大規模な治験開始に向けて活用されます
「1型糖尿病患者の少量の皮下脂肪を局部麻酔で採取し、これを再生医療を用いて、脂肪由来幹細胞から膵β細胞を造り、これを患者へ腹腔鏡を使って自家移植する(自分に戻す)」という新しい治療法が”TUFF-IPC”です。
自分の細胞を用いますので、免疫抑制剤は全く不要です。
ロードマップ

この”TUFF-IPC”を多くの患者に届けるためには大規模な治験(臨床試験)が必要です。
そのためには、5000万円の資金が必要です。貴方のふるさと納税でこどもたちに「治る」希望を与えてください。
寄付金の使い道
〇実験用物品費 1,350万円(IPCの細胞調整室内製造)
〇人件費および謝金 750万円(実験従事者およびデータ処理者への賃金、参加への謝金)
〇旅費 250万円(情報収集・成果の発表/国内・国外)
〇外注費(委託費)1,300万円(信頼性保証下一般毒性試験および造腫瘍性試験、無菌試験一式)
〇実験動物費(マウス・ブタ) 600万円(全自動培養によって作成されたIPCの同等性を証明するために行われる動物実験用。飼育費・手術費などを含む)
〇佐賀県庁の事務経費750万円(寄付額の15%)
1型糖尿病のこどもたちに「注射からの解放」を!
再生医療を用いた外科の力で1型糖尿病患者さんの希望をかなえたい!
徳島大学病院安全管理部・教授(診療科:消化器・移植外科)
池本哲也

1型糖尿病に苦悩される方々を「外科の力」で救いたい―我々の研究の発端は日本の移植医療の現状でした。徳島大学 消化器・移植外科は、これまでに1型糖尿病患者の方の最終的な治療手段である外科治療として、膵島移植(脳死ドナーの方から膵臓を頂き、膵臓からインスリンを放出する能力をもつ膵島を取り出して移植する)を研究してきました。しかし、日本では、脳死ドナーの絶対的不足によって、膵島移植は広く患者さんのもとへ届けることが出来ないのが現状です。このような現状に私は忸怩たる想いをずっと抱いておりました。そこで、新たに細胞を造りだす「再生医療」を用いて、この現状を打破しようと考えました。
「1型糖尿病患者さんの少量の皮下脂肪を局所麻酔で採取し、再生医療を用いて、膵臓のβ細胞を造り、これをその患者さん自身に腹腔鏡で移植する(戻す)」という全く新しい1型糖尿病の治療戦略を完成させました。
ただし、我々の造り出したβ細胞は、世界で初めてヒトへ投与される細胞(First-in-Human)ですので、これから少数の患者さん(被験者)を対象に安全性や血糖コントロールの有効性の試験(医師主導治験)に臨みます。この結果を基に、PMDA(医薬品医療機器総合機構。医薬品等の品質、有効性及び安全性の向上に関する審査等の業務を行う機関)、すなわち国に科学的な結果を提出し、様々な議論と規制に対応して、初めて広く患者さんのもとに届く「くすり」として認められます。
徳島大学病院は、厚生労働省から「高度な医療の開発能力を備えた」病院(特定機能病院)として認可されています。消化器・移植外科のみならず徳島大学の総力を挙げて、このプロジェクトを多くの1型糖尿病患者のもとに届けたいと強く思っています。また、我々はその能力を持っているものと自負しています。
命をつなぐためにインスリン注射を毎日欠かすことのできないこどもたちをその注射から解放することができる大きな希望があります。今後も様々な障壁に直面する可能性がありますが、これを一つ一つクリアしていく覚悟です。
我々のこの歩みが、1型糖尿病患者さんとそのご関係の方々の確かな希望となるように、また、この治療戦略が最終的に日本から世界に向けて、新たな治療法として多くの方への福音となるステップにまで到達できるよう、皆さまのご支援をお願い申し上げます。
2025年のFirst-in-Human試験実現へ―そしてその先へ―
認定NPO法人日本IDDMネットワーク
理事長 岩永幸三

娘が発症したのは30数年前(当時3歳)。専門医を探しまわったこと、大病院に入院し「治りません。一生、毎日4回の注射が必要です」と宣告されたこと、1型糖尿病で無いことを願って佐賀から新宿の紀伊國屋書店まで本を探しに行きことごとく否定され絶望した小田急線電車内のこと、入院中にお隣のベッドの心臓病の女の子と手をつないで廊下を歩いていた小さな後ろ姿、退院の日に迎えに行ったら嘔吐して入院延期になったこと、退院後に血糖値を下げるために散歩した日々、注射に何度も失敗してお尻を血だらけにしてしまったこと等々、その頃のことは今でもはっきりと覚えています。
当法人では、1型糖尿病発症を宣告された時の「絶望」を「希望」に変えるため、ふるさと納税等のご寄付によりこれまで9億円を超える研究費支援を行うことができました。心から感謝しております。
医学の進歩により“1型糖尿病 2025年「治らない」から「治る」へ”を掲げ、バイオ人工膵島の日本で人への初めての移植(First-in-Human)実現に向けて集中して資金支援をして参りましたが、2025年には困難となっていました。
そんな時に飛び込んできたニュースが、今回の池本先生のチームの「世界初の医師主導治験を始めます!~治験計画届を提出しました!」でした。世界で初めて、患者自らの細胞を使って、再生医療により、自らの体内に移植(戻す)すという“First-in-Human”試験を2025年に実施予定ということでした。この研究にも2020年度まで3年間の研究費支援を行っていました。そして、池本先生の留学先での指導医が、バイオ人工膵島移植の第一人者である松本慎一先生だったというご縁もありました。
今回の支援先、コードネーム“TUFF-IPC”が、広く患者のもとに届く「薬」となるまでには多くの資金が必要です。
2035年には、多くの患者がTUFF-IPCやバイオ人工膵島移植(膵島補充療法)等、複数の選択肢の中から選べる日、インスリン注射からの解放の日が来ると思っています。
その日に向けて、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
私のイラストは、1型糖尿病の男の子が書いてくれました。とっても似ていると評判です。
血糖値やインスリン補充を気にすることのない日常に戻ることを願って
注射を打たずにお菓子やジュース食べたり飲んだりしたいな
カノンちゃん(小学2年生)5歳で1型糖尿病を発症
1型糖尿病と診断されて約2年。毎日欠かせないインスリン注射にも慣れて毎日みんなと変わらず、元気に楽しく過ごしているけど、みんなと同じように、注射を打たずにお菓子やジュース食べたり飲んだりしたいな。1型糖尿病の研究が進んで、治る病気になりますように。

のまちゃん

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うなぎ蒲焼きは、こだわりの【樫木炭】でじっくり焼き上げます。
表面はカリッと、炭火焼きならではの香りを閉じ込め、中はふんわり、とろけるような食感に仕上げています。
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【佐賀牛】ローススライス(500g)
30,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、3万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
きめ細かい肉質で、スジが少なく脂の濃厚な旨みが感じられるロースをスライスでご準備しました。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉におすすめです。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】肩ローススライス(500g)
25,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、2万5千円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
肩ロースはほど良い食感で、濃厚な肉の旨味と脂の甘みのバランスが良いのが特徴です。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉にもいかがでしょうか。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】ロース焼肉用(500g)
30,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、3万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
きめ細かい肉質で、スジが少なく脂の濃厚な旨みが感じられるロースを焼き肉用にカットしました。
おうちバーベキューにもおすすめ。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】ヒレステーキ(150g×2枚)
35,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、3万5千円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
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その中でもヒレは一頭から3%しかとれない大変貴重な部位。柔らかさは随一で、脂身も少なく食べやすいのが特徴です。
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告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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佐賀県NPO支援
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