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【広島県福山市】江戸時代の教育環境がそのままの姿で残る「廉塾ならびに菅茶山旧宅」| 福山市内で唯一の特別史跡の保存整備へご支援を!!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 256,000

12.8%

目標金額:2,000,000

達成率
12.8%
支援人数
11
終了まで
受付終了

広島県福山市(ひろしまけん ふくやまし)

寄付募集期間:2024年12月2日~2024年12月31日(30日間)

広島県福山市

プロジェクトオーナー

【老朽化が進む特別史跡内の建物の保存修理を支えてください】
福山市神辺町にある「廉塾(れんじゅく)ならびに菅茶山(かんちゃざん)旧宅」は、18世紀後半に教育者で漢詩人の儒学者・菅茶山によって開かれた私塾です。塾生は、福山藩をはじめ、中四国、九州、畿内、東北にいたる全国各地から集まり、その数は2,000~3,000人に及びます。

江戸時代に盛行した私塾のうち、廉塾ならびに菅茶山旧宅は、その塾舎・塾関係施設や塾主の旧宅が一式現存しており、当時の教育環境を今に伝える全国唯一の遺跡として学術上の価値が極めて高いことから、1953年(昭和28年)に、県内では厳島(いつくしま)のほか唯一の国の特別史跡の指定を受けています。しかし近年、経年による劣化が著しく、2020年度から13年計画で順次保存修理事業を始めています。

この塾を未来に継承し、江戸時代の教育環境などを追体験できる場として活用していくため、皆様からのご支援を大切に活用させていただき、老朽化が進む9棟全ての建物の保存修理を進めてまいります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

返礼内容

1万円まで・・・・・・・・・お礼状‧寄附金受領証明書(共通)
5万円以上10万円未満・・・・廉塾屋根瓦に記名(希望制)
10万円以上50万円未満・・・ 塾生札を製作して塾内に掲示(希望制)
50万円以上100万円未満・・・都講札を製作して塾内に掲示(希望制)
100万円以上・・・・・・・・塾主札を製作して塾内に掲示(希望制)

記名する瓦のイメージ
記名する木札のイメージ

(御案内)
「ふるさと納税で応援」をタップした後のページで、
「※この画面からは「お礼の品なし」での申し込みとなります。」
と表示されますが、金額入力後「このプロジェクトに寄附する」をタップしていただき、使い道の選択・お名前等の入力後「次へ進む」をタップした後のページの「自治体からのアンケート」の項目で返礼内容の御希望の選択が可能です。

特別史跡 廉塾ならびに菅茶山旧宅の配置図

特別史跡とは?

国が文化財保護法で指定した史跡のうち、学術上の価値が特に高く、我が国の文化の象徴たるもので、国宝と同格のものです。

第一期 廉塾及び付属施設の復元修理
第二期 寮舎の復元修理
第三期 菅茶山旧宅の復元修理

水路(手前)と廉塾(右)
写真

「廉塾図」 蠣崎波響画・岡本花亭賛 
寛政12年(1800)頃か 北海道 旧相馬邸蔵

なぜクラウドファンディング?
きっかけ及びご寄附の使いみち

所有者のご努力により今日まで、当時の教育環境を改変することなく守ってこられました。しかし近年、各建物とも劣化が著しく進み、個人で守っていくには限界がきています。

廉塾は個人所有とはいえ特別史跡であり、国や地域にとっても貴重な歴史資産です。そこで「神辺の至宝を未来に受け継ぐプロジェクト」を立ち上げ、神辺の歴史文化の魅力の発信や、ガバメントクラウドファンディングへのご寄附を呼びかけることにしました。

廉塾屋根解体修理状況
当時の赤色の壁
廉塾炉
廉塾床修理

≪目標金額≫

目標金額  :2,000,000円
NEXT GOAL :12,000,000円
最終目標金額 :60,000,000円

≪ご寄附の使いみち≫

建造物の保存修理や、その設計、防災設備整備などを行う保存整備費に要する経費及び日常の維持管理に必要な経費など、所有者が負担する経費を補助し、老朽化が進む建物の保存修理を行います。

近世の教育環境を今に伝える廉塾の価値や、廉塾の創始者で当世随一の漢詩人として全国に名を馳せた菅茶山の魅力を全国に発信しながら、特別史跡を将来へ継承する事業に使わせていただきます。

修復後は、神辺地域における文化財などをつなぐ周遊コースの中核とし、観光客など多くの方々に訪れていただきたいと考えています。また、市民・地域活動団体・学校等と連携した地域学習などを通じて、まちづくりにも活かしていきます。

※所有者より寄附及びクラウドファンディングの実施について、同意を得ています。
※支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合も、自己資金により必ず上記の実施内容の通り実行いたします。

祠堂修理前
祠堂修理後

マルチな才能を持つスーパースター
今に生きる菅茶山

江戸時代後期に、備後国神辺(現:広島県福山市神辺町)に生まれた菅茶山(1748~1827)は、京都で儒学を学んだ後、郷里で私塾を開き、「学問の種」を育てるために神辺の地で一生を過ごしました。
菅茶山は、江戸時代後期を代表する儒学者・漢詩人として全国に知られていました。茶山の詩集「黄葉夕陽村舎詩(こうようせきようそんしゃし)」は平易な言葉で情景を表す漢詩として多くの人に親しまれ、ベストセラーになりました。

教育者として郷里の備後神辺に開いた私塾は、福山藩の郷校として認められ、「神辺学問所」として多くの子弟を育成しました。また医者であり、自然科学者、歴史学者でもあった茶山は、まさに,マルチな才能を持つスーパースターでした。

「茶山に学べ」。神辺では昔から言い続けられて来た言葉です。

この特別史跡を特色づけるのは、教育者としての茶山です。塾を開き、全国からその名を慕って来た者を塾生として分け隔てなく受け入れました。

茶山が教育で最も重視したのは「行儀」です。また、教育を受ける機会を与えてくれた家族に感謝することを塾生に求めました。「誰もが平等に教育を受ける機会に恵まれるべきである」という茶山の思想は、現在にも通じる教えと言えます。

(御案内)
「ふるさと納税で応援」をタップした後のページで、
「※この画面からは「お礼の品なし」での申し込みとなります。」
と表示されますが、金額入力後「このプロジェクトに寄附する」をタップしていただき、使い道の選択・お名前等の入力後「次へ進む」をタップした後のページの「自治体からのアンケート」の項目で返礼内容の御希望の選択が可能です。

現在進捗情報はありません。

広島県福山市

【瀬戸内を支えるものづくりのまち・福山市】

広島県福山市は、瀬戸内沿岸部の中央に位置する人口約46万人、面積517㎢の中核市。温暖な気候と豊かな自然に育まれ、海山の幸に恵まれたまちですが、世界規模で取引を行う鉄鋼・造船などの工業都市としての側面も持っています。

福山市には個性豊かな歴史・文化・産業があり、見どころが多い都市です。
古くから潮待ちの港として栄えた「鞆の浦(とものうら)」は、「日本遺産」や「重要伝統的建造物群保存地区」、「ユネスコ『世界の記憶』」にも登録されている福山随一の景勝地です。
福山駅から間近に見え、日本一新幹線駅に近い城である「福山城」は2022年に築城400年を迎え、「城のあるまち 福のまち」として、更なる発展のため文化・産業を育んでいます。
さらに、2つの国宝をもつ「明王院」。本堂は折衷様式の建物として国内最古、五重塔は全国の国宝塔のうち5番目に古いものです。

そして「デニム」。福山市は日本屈指のデニム生地の産地であり、その生産量は全国シェア8割を占めるほど。G7広島サミットでは、来訪したG7各国代表団及びプレス関係者の記念品として、福山のデニムを使ったサミットバッグが採用されました。

福山市は「世界に誇るばらのまち」をめざした活動を行っています。戦時中の大空襲によって市街地の約8割が焼失。戦後の混迷を抜け出せない中、1956年、南公園(現在のばら公園)に近隣住民の手によって、ばらの苗1,000本が植えられました。ここから、「ばらのまち福山」の歴史が始まりました。現在では、市民や団体、事業者などと行政が手を取り合い、100万本のばらが咲くまちとなっています。ばらは福山市にとって復興のシンボルであり、「思いやり 優しさ 助け合いの心」を育てていこうとするメッセージが込められています。
2025年、世界中からばらを愛する人たちが一斉に集う「世界バラ会議福山大会」及び「Rose Expo FUKUYAMA 2025」を開催し、ばらや福山の価値・魅力を発信します。