みんなで学ぼう! 子どものアレルギー

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 317,000

31.7%

目標金額:1,000,000

達成率
31.7%
支援人数
11
終了まで
31
/ 90

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2024年11月21日~2025年2月18日(90日間)

佐賀県NPO支援 × 一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション

プロジェクトオーナー

わたし達は、健康、子育て支援、ライフデザイン、ICTといった様々な分野の専門家が、その知見を集結し、従来の枠にとらわれない新しい健康支援の在り方を創造し、誰もが健やかで心豊かに暮らせる社会の実現を目指しています。

家族の孤立を防ぎたい

小児アレルギーの専門家を身近な存在に

子どものアレルギーは増加傾向にあります。
アレルギーの要因には遺伝と環境(花粉、ペットの毛、食べ物など)の両方があり、妊娠期から正しい情報を知っておくことが予防や早期発見・早期対応につながります。

しかし、アレルギーについては誤った情報に振り回されてしまう人がまだまだ多く、妊娠期の食事を制限したり、離乳食で特定の食品の摂取を遅らせる事例も頻繁に耳にします。

アレルギーの研究は日進月歩で、エビデンスに基づいた最新の情報をだれもが必要な時にいつでも得ることが出来る環境が求められています。また、専門用語ではなく一般の人や子どもでも理解できる言葉で分かりやすく発信されることも大切です。

このような想いから、私たちはこれまでセミナーの開催や動画コンテンツの配信などに取り組んできました。

【これまでの実績】

これまでに講演会やセミナーに参加した人の数 2,022人
制作した動画  9本
Instagramへの投稿数 26本

オンラインのメリットを活かして

どこに住んでいても利用できるサービスを

この活動は、もともと二人の子どもが小児喘息疾患を持つ村上美由紀さんが20年前に始めたものです。村上さんは日々の看病を通じて、小児アレルギー児を持つ子どもの保護者が、病院以外では小児アレルギーに関する正しい情報を得ることの難しさを痛感したそうです。頻繁に入院・受診していた時期を通りすぎた後、子どもたちが受診していた有田共立病院に勤務しはじめ、2005年に伊万里・有田地区のボランティア団体「小児気管支喘息を持つ子ども(その後“小児アレルギーを持つ”と改名)と保護者を支援する会・ふ〜やクラブ」を立ち上げました。発起メンバーは、当時有田共立病院勤務の“辻小児科アレルギークリニック”の辻功介医師と、地域の開業医、伊万里市の“いとう小児科”伊東雅樹医師。その他、地域の医師や看護師らの専門職だけでなく、行政、団体等多くの人や組織とのつながりを育くみながら途切れることなく講演会を開催し続けました。

2020年にはコロナ禍で講演会の開催が難しい状況となり、オンラインに特化した一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションが団体会員となり活動に参画したことで、初めてオンラインセミナーを開催し、参加対象を全国に拡大しました。
オンラインセミナーの開催を続けながら、並行してライフスタイルに応じてオンデマンドで視聴できる動画コンテンツを制作して公開したり、若い世代にも伝わりやすいようイラストをメインにした Instagram(後援:佐賀県)を活用して情報を発信したり、その時々で出来る最善の形を模索しつつ活動を続けています。

今回集まったご寄付で取り組みたいことは以下の通りです。

● だれでも無料で参加できるオンラインセミナーの開催
● いつでも視聴できる動画コンテンツの配信
● イラストで分かりやすく伝える Instagram の更新

【内訳】
・セミナー開催費:20万円
・動画コンテンツ制作費:40万円
・Instagram更新費:10万円
・広報費:10万円  
・ふるさと納税の募集に要する費用:20万円

目標金額に達しない場合は、制作する動画の本数の調整を行い、並行して寄付や助成金など別の財源の獲得に努めます。
目標金額以上に寄付をいただいた場合、さらに実施期間を延長して活動に取り組みます。

Instagramを紹介するハガキサイズのカード(県内配布)

家族が笑顔で過ごせるように

学び合い、助け合い、安心して暮らせる社会へ

子育て中の保護者に加え、看護師、薬剤師、保育士、保健師、栄養士等、子どもの育ちに関わる全ての人が小児アレルギーについて学ぶことで、まず第一にアレルギーに罹患しないための予防が可能となり、また、何らかのアレルギー症状が見られた時には早期発見から適切な治療につながりやすくなります。
また不安を抱えた保護者は、いつでも気軽に相談できることで孤立が解消され、笑顔で子どもと向き合う心の余裕が生まれます。これにより、アレルギーを持つ子どもたちが安心して過ごせる環境に近づくのではないでしょうか。
地域社会全体が一丸となってアレルギー対策に取り組むことは、医療費の削減や経済的負担の軽減にもつながり、より持続可能な社会を実現するための基盤づくりにも寄与すると考えています。

【今回の寄付で達成したい目標】

・小児アレルギーに関するオンラインセミナーの参加者数 年間500人
・小児アレルギーに関する動画コンテンツの再生数 年間1000回
・小児アレルギーに関する Instagram アカウントのフォロワー 2025年度中に600名達成

今、不安を抱えている人のために

これからも続けていきたい

【事業スケジュール】

1月 セミナースケジュール決定
   Instagram更新

3月~12月 セミナー開催・動画コンテンツ制作(順次公開)

(一社)ヘルスサポーターズイノベーション代表理事 寺野幸子

子ども達の健やかな成長を願って

私は2016年からこの活動に参加しています。アレルギーを持つ子どもの保護者はもちろん、保育園や小学校の先生、行政で働く保健師や栄養士など、多くの方々がセミナーに参加し、講師に熱心に質問する姿を目にしてきました。アレルギーは生活の質に大きく影響を与え、栄養や睡眠の不足、将来への不安を引き起こすだけでなく、食物アレルギーにおいては命に関わる深刻なケースも少なくありません。

食物アレルギーは、口から入ったものだけでなく、皮膚から体内に入ることでもアナフィラキシー(特定のアレルゲンに対する強烈なアレルギー反応)を引き起こすことがあるなど、命を守るためには、当事者やその家族だけでなく周囲の人々にも正しい理解が必要です。

オンラインでの啓発活動は、住む場所を問わず、セミナーに参加するための移動時間も不要で、現代社会の状況に合った方法だと考えます。この活動を続けていくために、皆様の応援をよろしくお願いいたします。

一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション理事・助産師   佐藤珠美

新生児からのスキンケアでアレルギー予防

生まれてすぐからのスキンケアは、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの予防のひとつです。赤ちゃんの肌は生後数か月は皮脂の分泌が多く、乳児期から学童期にかけて急激に乾燥肌に傾きます。そのため肌の状態にあわせたスキンケアが必要です。

スキンケアは昔ながらの沐浴法に比べ、肌を守る上で科学的根拠があるだけでなく、簡単で負担が少なく、楽しく行うことができます。

私は、沐浴を「わかりやすく」そして「楽しく」学んでいただけるよう、親御さんだけでなく、学生や医療従事者向けに研修を行い、ネット教材を開発し無料公開するなどしてきました。

近年は、このプロジェクトのメンバーとして、アレルギー専門医の先生方と協力して、スキンケアの面からアレルギー予防の啓発に取り組んでいます。

「参加してよかった」の声が聞きたくて

オンライン・日曜の朝・アーカイブ配信・充実の質問タイムなど

2023年度に開催した7回のセミナーではアンケートに回答された全員が「大変満足」または「まあ満足」を選んでくださいました。具体的な声としては以下のような内容が多かったです。

・日曜日の朝の開催は参加しやすい。
・アーカイブ配信があるので、子どもの世話などで聞き逃しても安心。
・オンライン開催は時間を確保しやすく参加しやすい。
・質問への回答時間が長く確保されているため、深く学ぶことが出来て良い。
・1つの質問について複数の専門家の意見を聞くことが出来るスタイルなのが良い。

寄付者の皆様へ

わたし達と一緒に子ども達の健やかな育ちを支えてください

20年続くこの取り組みは、医師、NPO、行政、企業等多くの組織が協働していることが一つの特徴です。コロナ禍にも途切れることなく、時代に応じて新しい視点を取り入れながら続いてきました。これからもオンラインを活用することで、どこに住んでいても信頼できる最新の情報を得ることができる環境づくりによって近年課題となっている“医療格差”を補う一助となりたいと考えています。
温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。


【活動メンバー】
辻功介:医師
村上美由紀:ふ〜やクラブ代表
室英理子:医師
上野佳代子:管理栄養士・小児アレルギーエデュケーター
森田駿:医師
伊東雅樹:医師
寺野幸子:ヘルスサポーターズイノベーション代表
江口智子:イラストレーター
溝口達弘:医師
(写真上段左から)

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

【鍋島焼】【虎仙窯】青磁のマグカップ

気品ある青磁が美しいマグカップ。
佐賀県伊万里市にある虎仙窯で作られる鍋島焼は、将軍や大名が愛用し、一般に出回ることがなかった品。
大川内山でしか採ることのできない青磁原石を使った独自配合の釉薬が、透明感のある色を生み出します。リラックスタイムを一層豊かにしてくれます。

その他のお礼の品

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。