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【日本一】海ごみが流れ着く対馬の海を守りたい!”Ocean Good Art”をご支援ください!

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 267,000

7.6%

目標金額:3,500,000

達成率
7.6%
支援人数
9
終了まで
77
/ 90

長崎県対馬市(ながさきけん つしまし)

寄付募集期間:2024年10月21日~2025年1月19日(90日間)

長崎県対馬市×YAMAP

プロジェクトオーナー

※昨年実施した「対馬海ごみアート×NFT」プロジェクトの令和6年度版です

 「Ocean Good Art」は、日本一海ごみが流れ着く対馬で、漂着ごみの回収率を向上させるための活動を行っている対馬市のプロジェクトです。漂着物を使ったアート作品を制作・販売し、その収益を対馬の漂着ごみ回収・処理の財源に充てる取り組みや、アート作品の展示を通じた海ごみ問題の啓発等の取り組みを行っています。

 アート作品の購入者には証明書として”NFT”を発行し、最終的にはその”NFT”によって、海ごみ問題解決に関わる様々なステークホルダーがつながり、ともに活動していく”DAO”的なコミュニティを目指しており、アートの力で対馬の漂着ごみの回収量を増やし、さらには日本海に流れ込む海洋ごみの量を減らすことに貢献したいと考えています。

 みなさまからご支援いただいた寄付金は、GCF目標額の達成、未達成に関わらず当プロジェクト運営費および漂着ごみ回収・処理財源として活用させていただきます。

・寄付金の用途
 1.プロジェクト運営費
  ・事務局運営費
  ・アート制作費
  ・アーティスト・イン・レジデンス利用料
  ・Webサイト保守費
  ・その他、運営に必要な経費

 2.漂着ごみ回収費用
  ・目標金額を上回った場合は、漂着ごみ回収・処理費用等に直接活用します

・返礼品について
 今年度は、数量限定で本プロジェクト専用の返礼品を選択できるようになる予定です。
 ※返礼品を選択できるようになるのは、11月中旬以降の見込みです。
 具体的な開始時期については、「Ocean Good Art」のWebサイト、Instagram、facebook等で告知します。

【日本一】海ごみが流れ着く島、対馬の海を守りたい!「Ocean Good Art」をご支援ください!

ご挨拶

 数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます!対馬市SDGs推進課の久保です。

 昨年10月から実施した「対馬海ごみアート×NFTプロジェクト」では、73名の方に総額3,383,000円をご支援いただきました。目標金額を大幅に上回ることができ、ご支援いただいた皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 「対馬海ごみアート×NFTプロジェクト」は「Ocean Good Art」という名称に生まれ変わり、みなさまのご支援のおかげで、アートを通じた”オーシャングッド”な取り組みを行うことができています。

今年度もGCFを実施することになりましたので、ご支援いただけると幸いです。

Ocean Good Art
Ocean Good Art

昨年度GCFとの変更点

 今回のGCFプロジェクトですが、昨年度との変更点として「返礼品」を選択できるようになります。
(※11月中旬以降の申し込みを予定。別途SNS等でアナウンスします。)

 返礼品は、対馬の漂着プラスチックや流木を使った素敵な製品をご用意しますので、返礼品をご希望の方は、今後のアナウンス後にお申し込みいただくようお願いします。なお、手作りの製品になるため数に限りがあり、アナウンス後にすぐ売り切れる可能性がありますので、SNSをこまめにチェックしていただければと思います。

また、昨年同様、「返礼品なし」も選択可能ですので、「純粋に寄付をしたいだけで返礼品はいらないよ!」という方は、そのままお申し込みください。

これまでの活動

 さて、まずは昨年度のGCFでご支援いただいたことで、どのような活動を実現できたのか、みなさまへご報告・ご紹介します。

1月〜2月、福岡を拠点に活動されているアーティスト「しばたみなみ」さんが対馬で滞在制作を行い、島内の海岸を巡って漂着物を集めて、「祠(HOKORA)」をコンセプトとして6つの作品を制作しました。

 作品を眺めていると、本来は”捨てられ、海に流され、役目が終わったはずのモノたち”が、アーティストによって命を吹き込まれて蘇ったような感覚が湧いてきます。

しばたみなみ作品
しばたみなみ作品

 作品制作の様子を動画にまとめていますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。作品に込められた”想い”や”ストーリー”を、みなさまにも感じ取っていただければ幸いです。

 そして、作品が完成した2月から7月までの間に、島内外8ヶ所で作品展示を行いました。
 ”海ごみアート”という”カタチあるモノ”によって、少しでも多くの方が海ごみ問題に興味関心を持ち、考えるきっかけとなるよう啓発活動を行っています。

■これまでの展示実績
・2月 作品完成お披露目会実施(hatoba)
・3月 対馬学フォーラム
・4月 対馬市市制20周年記念式典会場
・4月 対馬市交流センター4階ギャラリー
・5月〜6月 半井桃水館2階ギャラリー
・6月 厳原港国内ターミナル1階
・7月 日米韓海洋環境シンポジウム(アクロス福岡 国際会議場)
・7月 大丸福岡天神店本館
・10月 ベイサイドプレイス博多
■今後の予定
・11月 十八親和銀行長崎本店
    対馬空港ターミナル

今後も島内外の様々な場所で展示をしていく予定です。展示場所をご提供いただける方がいらっしゃれば、ご連絡いただけると幸いです。

世界の海ごみの状況

 世界では、年間に800万トン(ジャンボジェット5万機分)の海洋プラスチックが発生し、累計で1億5000千万トンが流出していると言われています。

 そして、2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)では「2050年までに世界の海洋プラスチックの量が魚の総量を上回る」という非常にショッキングな予測が発表されました。

 今後も増加する海ごみに対して、国や自治体のこれまでの取り組みや市民ボランティア活動だけで解決していくのは現実的ではありません。世界的にこういった状況にどう向き合っていくのか、非常に難しい問題です。

対馬の状況

 対馬市では海岸漂着物のモニタリング調査を毎年行っており、島の西側に4箇所、東側に2箇所に設定したモニタリングスポットの漂着量を基に全体の漂着量を推計しています。

 その推計によると、近年は年間で3万〜4万立方メートル(重量にすると3千トン以上)のごみが漂着していると試算されており、50メートルプール換算で12〜16杯、一般的な家庭のお風呂で換算すると16万杯相当になります。この量は基礎自治体(市町村)では国内トップクラスの量です。

そして、ごみの流出元の国別内訳をみてみると、約7割は中国や韓国などを中心とした海外由来のごみです(※ペットボトルラベルのバーコード番号や言語で判断)。

 対馬市では国の補助金を使いながら、年間約2.8億円の事業費をかけて漂着物対策に取り組んでいますが、それでも回収できるのは漂着ごみ全体の2割ほどにとどまっています。

本来であれば全て回収したいところですが、自治体の予算には限りがあり、なかなか実現できていません。

写真と動画で見る対馬の海岸

上記写真を見ていただくと、対馬の漂着ごみの多さをご想像いただけるのではないでしょうか。このような海岸は対馬ではいたる所にあります。

海岸を覆う白い粒々は砂ではなく、マイクロプラスチック(発泡スチロール)です。

 上の動画は、硬質なプラスチックが欠けたり削れたりして小さくなったもの、発泡スチロールが細かく砕けたものが海岸に堆積している様子です。このようなマイクロプラスチックが海岸を覆い尽くしている場所もあります。

 余談ですが、この海岸を歩くと発泡スチロールで足元が”フカフカ”します。私が初めて足の裏でこの"フカフカ"を体感した時、この問題をどうにか解決できないかと真剣に考えるようになり、この「Ocean Good Art」」を始めるきっかけになっています。

 話が脱線しましたが、ここまで細かくなると回収作業が非常に困難になるため、本来であれば微細化する前の回収が望ましいのですが、なかなか実現できていない状況です。

対馬の漂着ごみが日本一多い理由

 では、なぜ対馬にこれほどまでに大量の海ごみが漂着するのか?

 その理由は、対馬の位置や島の形、周辺の海流、風向きなど、実にさまざまな要素が絡み合っています。

 対馬は日本近海の大きな海流のひとつである対馬海流(暖流)の通り道に位置しています。そして島全体が複雑に入り組んだリアス海岸で、海岸総延長距離は900キロメートル以上におよびます(東京から福岡までの直線距離より長い!)。対馬海流に乗ってきた海ごみが日本海に流れ込もうとする、ちょうどその位置に対馬があり、さらに、朝鮮半島から吹く季節風によって海ごみが流されて対馬の西海岸に流れ着き、複雑に入り組んだリアス海岸が海ごみを絡め取るようにキャッチします。

 もし対馬がこの場所にこのような環境で存在していなければ、日本海沿岸には、もっと多くの海洋ごみが漂着しているでしょう。

 そういう意味では、対馬が“海ごみの防波堤”となって日本海を守っているとも言えます。

 このような対馬独自の立地や自然環境などの条件が重なり、対馬は日本で最も漂着ごみの量が多くなっています。

漂着ごみの回収・処理作業

対馬の海岸の多くは陸側からアプローチできないため、地元の漁協へお願いして海側から船を使って回収していただいています。

船が近づけない場所や、回収効率の悪い場所はどうしても後回しにせざるを得ず、先ほどの写真や動画のような状態の海岸が今も多く残されています。

 漂着ごみは回収時に分別し、トン袋(高さ1m×幅1m×奥行1m)と呼ばれる袋に入れられて、島内の処理施設へ持ち込まれます。

 毎年、この袋が約8,000袋運び込まれます。

 仮に対馬の漂着ごみを全て回収するとこの袋が4万袋程度になります。上記の写真は約2,000袋。

 そこからブイや発泡スチロールなどは破砕機等にかけて細かくして、リサイクルできるものはリサイクルに回し、魚網などのリサイクルが難しいものは埋立処分されます。

海洋プラスチック問題

海ごみの中でもプラスチックごみが増え続けており、海洋プラスチックごみを回収しなければ次のようなリスクが出てきます。

 海洋プラスチック問題は、景観が悪化するという目に見える影響だけではありません。

 魚を介して人体にマイクロプラスチックが入り込み健康被害を及ぼす恐れがあります。

 また、船のスクリューに魚網が絡まるなどの被害がすでに出始めており、特に対馬のような離島では船が動かないと暮らしが成り立ちません。

 船舶航行への支障が増えてくると物流が滞って、日本経済にも影響を及ぼし、思わぬところで自分たちの暮らしに悪影響を及ぼす可能性があります。

 SDGsの視点で考えたとき、“健全な経済は健全な社会の上で”、“健全な社会は健全な環境の上で"成り立つという概念がありますが、まさにその通りだと思います。

海ごみ対策の種類

海ごみ対策は大別すると4つあると考えています。

1. 発生抑制対策
 発生抑制は自治体の取り組みだけで解決できるものではありませんし、日本だけで解決できる問題でもありません。ごみが海に流れ出ないようにする国際的な取り決めや、使い捨てのプラスチックの量自体を減らす取り組みが必要です。日本では環境省を中心として、国際的なルールを検討しています。

2. 自然に還る素材の開発
こちらは研究機関やメーカーによって、生分解性プラスチック等の研究開発が進められています。海に流れ出ても自然に還る素材であれば、万一、海に流れ出てしまっても長期的に見れば海を汚すことはありません。

3. 海に流れ出た海ごみの回収・処理
対馬市ではこれまでも漂着ごみの回収事業に力を入れて取り組んできましたが、人口減少による予算縮小、高齢化による労働力の低下など、これまでの当たり前が当たり前でなくなる時代に突入しているという点を考慮すると、従来と同じ取り組みを続けられるかも分かりません。現状のままでは状況が良くなる見込みはありませんので、今までにない施策の必要性が出てきます。

4. 回収したごみの再資源化・再利用
回収した海洋プラスチックの有効活用については、多くの企業が積極的に推進しています。リサイクル、燃料化など色々な方法があります。技術革新によって、この分野は今後も開発が進んでいく分野になります。


自治体が主体となって対策できる範囲は基本的に「3.」になりますが、漂着ごみの回収・処理にはとにかくお金が掛かります。

海岸清掃を経験したことがある方であれば想像がつくと思いますが、4万立方メートル(3000トン)のごみをボランティア活動だけで回収することは不可能です。前述のように2.8億円かけても漂着ごみ全体のうち2割しか回収できていないという現実があります。

より効率的に回収できる仕組みやテクノロジーの開発も必要になりますが、まずは目の前の漂着ごみを少しでも多く回収し、海の美しさを保ちたい。そんな思いから“Ocean Good Art”が始まりました。

Ocean Good Artとは?

 そこで、対馬市では持続可能な活動を支えるための「資金調達の仕組み化」を実現するために「Ocean Good Art※旧称;対馬海ごみアート×NFTプロジェクト」を立ち上げました。

 様々なアーティストの方に対馬の漂着ごみを使った(またはモチーフとした)アート作品を制作していただき、そのアート作品を通じて得た収益を漂着ごみ回収の財源に充てる取り組みを行っています。

活動内容

 ・アート制作、販売
 ・アート作品展示
 ・NFTアート制作、販売 ※次年度以降を予定
 ・漂着物アクセサリー等制作  ※次年度以降予定
 ・NFT保有者向けコミュニティ運営 ※次年度以降予定

海岸で素材を集める様子
アーティスト・イン・レジデンスでの制作
アーティスト・イン・レジデンスでの制作

作品制作について

 対馬島内にアーティスト・イン・レジデンスを用意し、アーティストが一定期間滞在しながら制作活動を行います。

対馬の住民との交流や対馬の自然と触れ合う中で、対馬を肌で感じ取ってもらいながら作品を創り上げる環境を用意しています。

NFTの活用について

 海ごみアート(リアルアート)の場合、作品の証明書としてNFT(※1)を活用しています。今後、デジタルアート領域での活用も視野に入れています。
また、将来的にはNFT所有者限定のDAO(※2)的コミュニティを設立し、日本中の海ごみについてアクションを起こすためのプラットフォームを目指します。

※1・・・NFTとは、複製ができない所有証明書がつくデジタルデータのこと
※2・・・DAO(ダオ)とは、特定の管理者が存在せず、参加者が主体的に活動する組織体制のこと

寄付金の用途

ご支援いただいた寄付金は、大きく分けて2つの用途で活用させていただきます。

1.プロジェクト維持経費
 事務局運営費
 アート制作に関する備品、消耗品費
 Webサイト保守費
 アーティスト・イン・レジデンス側協力金
その他、運営に必要な経費

2.漂着ごみ回収費用
 目標金額を上回った場合は、漂着ごみ回収・処理費用等に直接活用させていただきます。



応援メッセージ

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会

対馬の海洋漂着ゴミ問題に取り組んでいらっしゃる関係者の皆様、日々の活動、ご苦労様です。
この一年も、また様々な施策を実行されていらっしゃることと存じます。

当地における漂着ゴミ回収は、7割のゴミが海外からの漂着物であることを鑑みても、一地方の課題ではなく全国民が真摯に取り組むべく事案であると思っています。

一昨年、私自身が直接視察させて頂き、目の当たりにした海岸の悲惨な状況、感じた印象は同様の経験をすれば誰しもが感じることでしょう。

現在、対馬市ではアート作品の証明書をブロックチェーン技術によるNFTにして拡販されています。
また今後は、政府の政策課題にもなっているDAOという民主的に運営される織形態も模索中であるとお聞きしています。
このような取り組みは、地方が抱えている問題を全く新たな視点から解決していく斬新な試みです。
認知には時間もかかる等、厳しい現実もあるとは思いますが、海外では既に多くの成功事例もあります。

私どもJCBAとしても、関係されている皆様の取組を多くの国民にまた世界の人々に知って頂くために、今後とも微力ながらお手伝いさせて頂く所存です。

一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会
専務理事 幸 政司

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特定非営利活動法人離島経済新聞社

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先日、ある島に渡る途中で高速船が緊急停止。原因はスクリューに絡まった海洋ごみでした。マイクロプラスチックに至っては、すでに私たちの誰もが1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを食べているという研究報告もあり、その脅威は海からの距離にかかわらず身近なものとなっています。

対馬に流れ着く海洋ごみに救いがあるとすれば、まだぎりぎり「拾える状態」であること。だからなんとか拾い続けられたらと思う一方、世界中から流れ着く膨大なごみを小さな離島自治体だけで片付けることは現実的に不可能。また、海洋ごみの発生源は世界中にあるのに、回収にかかる重たい負担が小さな島に集中することにも違和感があります。

世界が生み出した課題であるなら、解決にも世界中の人が関われることが理想です。「Ocean Good Art」のアプローチはこの問題に気づき、関与する人のボリュームを増やす点でも期待しています。

ひとりの島ファンとして、ひとりの地球市民として、対馬の海から地球規模の課題解決がどんどん図られていくことを願い、応援しています。

特定非営利活動法人離島経済新聞社
代表理事 鯨本あつこ

スタートバーン株式会社

 実際に対馬市の海岸を視察させていただき、メディアだけでは伝わり切らない悲惨な現状を目の当たりにしました。日本は世界的に見てもゴミが少ないイメージがありますが、対馬市のような特殊な地形と海流から漂着ごみ問題に苦しんでいらっしゃる方々もいることをより多くの方々に知っていただく必要があります。そのきっかけづくりとして今回のOceanGoodArt(海ごみアート×NFT)プロジェクトは素晴らしい取り組みだと強く共感しております。

 弊社は改ざんが極めて難しいかたちで美術作品情報を記録できるブロックチェーン証明書「Startrail PORT」を提供しており、今回微力ながらご協力させていただいております。ブロックチェーンの力を活用し、日本だけでなく世界中の方々が参加できるコミュニティを形成することで、世界中のゴミ問題を多くの人が考えるきっかけとなることを願っています。

スタートバーン株式会社
執行役員 最高収益責任者(CRO)渡辺 有紗

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一般社団法人対馬CAPPA

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 今年度から事務局を担当する、一般社団法人対馬CAPPA 理事の末永です。

弊社はこれまで対馬の海岸漂着ごみ問題解決のため、様々な活動を行ってまいりました。行政と民間企業、団体、教育機関をつなぐ中間支援組織として、対馬市海岸漂着物対策推進協議会の運営、海岸清掃ボランティアの受け入れ、小中学校、高校、大学での海ごみ問題普及啓発授業、企業や団体への環境スタデイプログラムの提供等、対馬という「現場」から対馬の企業として発信してまいりました。

 アートと海岸漂着ごみ問題の関係性について、当初は分からない部分もございました。ただし1年間このプロジェクトを「外」から見ておりましたら、海岸漂着ごみ問題解決のために必要である明確な方向性を感じることができました。今年度よりこの活動を事務局として「内」から支えてまいります。弊社の力だけでは到底解決できないこの問題に、どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

一般社団法人対馬CAPPA
理事 末永 通尚

市長コメント

対馬市長 比田勝尚喜

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・対馬市長からのメッセージ
寄附者のみなさまへ
 昨年度は73名の方に総額3,383,000円をご支援いただきました。非常に多くの方に支えられて、今年度も本事業を継続することができています。この場を借りて感謝申し上げます。
 対馬市はSDGs推進課を設置し、「海の豊かさを守ろう」を優先課題として、環境政策課とともに海岸漂着物対策と向き合っているところであります。この数年は多くの企業様との連携において活動の輪が広がっていることを実感しており、ここからさらに活動の輪を広げて、対馬の海だけにとどまらず、日本海全体へ貢献できる事業となれるよう活動を続けて参ります。
 今年度におきましても、全力で取り組んでまいりますので、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

対馬市長 比田勝 尚喜

終わりに

 最後までご覧いただきありがとうございます。

 日本人は古来より海の恵みを享受しながら生活してきました。また、大陸文化の“海道”対馬を通じて、多くの文物が日本にもたらされました。

 今、その海が悲鳴を上げています。海が汚れると日本にとって様々な分野においてマイナス面が大きくなります。対馬の海を守るということは、日本海を守ることにもつながります。今年もみなさまの支援をいただきながら、さらに”Ocean Good”な活動の輪を大きくしたいと考えています。みなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

対馬市 しまづくり推進部 SDGs推進課
Ocean Good Art プロジェクトマネージャー
久保 伯人


・返礼品について
 昨年度との変更点として「返礼品」を選択できるようになります。(※11月中旬以降の申し込みを予定。別途SNS等でアナウンスします。)返礼品は、対馬の漂着プラスチックや流木を使った素敵な製品をご用意しますので、返礼品をご希望の方は、今後のアナウンス後にお申し込みいただくようお願いします。なお、手作りの製品になるため数に限りがあり、アナウンス後にすぐ売り切れる可能性がありますので、SNSをこまめにチェックしていただければと思います。
また、昨年同様、「返礼品なし」も選択可能ですので、「純粋に寄付をしたいだけで返礼品はいらないよ!」という方は、そのままお申し込みいただければ幸いです。

・ギャラリー、アーティストの方へ
 一緒に活動していただけるギャラリー、アーティストを募集しています。ご興味ありましたら、対馬市SDGs推進課までお問い合わせください。


対馬市しまづくり推進部SDGs推進課
TEL:0920−53−6111
MAIL:sdgs@city-tsushima.jp
担当:久保

・企業様からの寄付について
企業様からの寄付については「企業版ふるさと納税」でのご案内となります。下記担当まで「Ocean Good Art」を支援したい旨をお伝えください。

対馬市しまづくり推進部しまの力創生課
TEL:0920−53−6111
MAIL:miraisousei@city-tsushima.jp
担当:田口、花見

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年10月29日 09:52

    ご支援ありがとうございます!

    みなさまこんにちは!

    Ocean Good Art プロジェクトマネージャーの久保です。

    10/21(月)から開始した本GCFですが
    1週間とちょっと経過した現時点で、8名の方に217,000円のご支援をいただいております。

    ご寄付いただいたみなさま、本当にありがとうございます!
    プロジェクトの活動についてはこちらの進捗情報でご紹介していきます。

    年明け1/19(日)まで実施しますので、よろしければご友人・ご家族へご紹介いただき、支援の輪を広げるためのご協力をお願いできると幸いです。

    引き続きよろしくお願いします!

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長崎県対馬市

 九州と朝鮮半島の間に位置する国境離島「対馬」は、古くから大陸との架け橋として文化交流、貿易、国防の最前線の役割を果たしてきました。豊かな海に囲まれた対馬には、ツシマヤマネコや対州馬をはじめとした在来種や固有種が多数生息しており、生物多様性の島としての魅力を持っている地域です。

 2020年7月に発売されたPlayStation向けゲームタイトル「Ghost of Tsushima」が世界的にヒットしたことで、対馬は世界中から注目されました。同ゲームは鎌倉時代に元寇が襲来した対馬をテーマにした内容なのですが、令和になった今、対馬に襲来しているのは元寇ではなく、大量の「海ごみ」です。日本だけでなく海外から多くのごみが流れてきており、このままでは対馬の海岸はごみで埋め尽くされてしまうかもしれません。
 「Ocean Good Art」では、このような対馬の状況を少しでも改善するための「オーシャングッド」な活動を行っています。ご一読いただき、みなさまからご支援いただけると幸いです。