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【ネクストゴール300万円に挑戦中】青龍の滝再生プロジェクト~地域の生活の要だった滝を甦らせたい!~

カテゴリー:観光・PR 

main_img 達成

寄付金額 3,692,000

369.2%

目標金額:1,000,000

達成率
369.2%
支援人数
30
終了まで
受付終了

滋賀県米原市(しがけん まいばらし)

寄付募集期間:2024年10月8日~2024年12月31日(85日間)

滋賀県米原市×番場の歴史を知り明日を考える会

プロジェクトオーナー

青龍の滝は、滋賀県米原市番場(ばんば)にある落差8メートルの直瀑型の滝を始め6つの滝で構成されます。
かつて不動明王や龍神が祀られていたと思われる祠があり、雨乞いや火除け、商売繁盛に御利益があるとされ、修行を行う人もいたとされています。また、湧水を湛えたこの滝は滋賀県米原市番場の生活に欠かせない水源でした。
しかし、近年は信仰も途絶え、地域資源としての保全が困難になってきました。

【目標額達成!ネクストゴール挑戦中】温かいご支援ありがとうございます!

「番場の歴史を知り明日を考える会」の取組を応援いただきありがとうございます。
クラウドファンディングの募集期間中に目標額100万円に到達することができました。
ご支援いただいた多くの皆様の温かい気持ちに、心から感謝申し上げます。

観光地として安全に来ていただける場所づくりをさらに進めるため、セカンドゴールとして目標額300万円を設定しました。地域の歴史を顕彰する滝の保全活動を継続するため、引き続きご支援をよろしくお願いします。

<番場の歴史を知り明日を考える会さんからのメッセージ>

この度はふるさとチョイスGCFを通じてご支援くださり誠にありがとうございます。おかげさまで早々と目標額に到達することができ、大変ありがたく喜んでおります。「青龍の滝再生プロジェクト」も、滝行体験イベントや「近江の滝サミット」の開催により、青龍の滝も少しは知られるようになり、サミットや滝行体験も次年度の開催も計画され滝文化の広がりを見てきました。滝の小径の整備はこれから本格的に行いますが、これにより鎌刃城跡とその水の手である青龍の滝が一体となり、市内の観光スポットの一つとなるとともに、県下の滝を持つ地域の地域振興モデルとなることを目指してまいります。ご支援いただいた整備とともに、さらに環境整備を充実させプロジェクトを発展させていきたいと思っていますので、引き続きご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

整備が進む滝の小径

米原市番場の青龍の滝を整備して地域資源として甦らせたい!

はじめまして

はじめまして。私たちは「番場の歴史を知り明日を考える会」です。
今回、私たちは古くから番場の生活の基盤であった「青龍の滝(せいりゅうのたき)」を整備し多くの人に訪れてもらうべく、クラウドファンディングに挑戦します。

米原市番場はどんなところ

私たちが住む滋賀県米原市番場は、中山道62番目の宿場町「番場宿」として栄えました。北陸道とも接続されるこの地域は古くから重要視されていました。
番場は歴史的にも重要な史跡、文化財など数多く存在します。

●蓮華寺

浄土宗本山の蓮華寺は615年(推古23年)聖徳太子が建立し当時は法隆寺と呼ばれていました。
勅使門には南北朝時代に花園天皇から贈られた菊の御紋が称されています。
鎌倉時代、1333年(元弘3年)後醍醐天皇の討幕(元弘の変)で足利尊氏に攻め落とされた六波羅探題北方の北条仲時が一族と京から鎌倉に避難する際、退路を断たれ仲時ら430余名が蓮華寺で自害し鎌倉時代の終焉を迎えました。
そして蓮華寺には青龍の滝とも深く関係する「八大龍王」を祀る祠と水源とつながる池が境内にあります。
当時は地元民が雨乞いの祈りを捧げていたと思われます。

●蓮華寺

●番場の忠太郎

1930年代、作家の長谷川伸さんが発表した「瞼の母」の主人公です。
1950年代には中村錦之助主演の映画やドラマで一世を風靡し、近年では中村美津子さんや氷川きよしさんが忠太郎を題材にCDをリリースされています。

(番場の忠太郎銅像と蓮華寺にある忠太郎地蔵尊)

●鎌刃城跡

また、続日本100名城に指定された「鎌刃城跡」があり、山城の愛好家やトレッキング客が多く訪れています。
この鎌刃城のすぐ近くにある青龍の滝へ足を運ぶ人は少ないのが現状です。
青龍の滝と鎌刃城の関係は深く、滝から城へ水を引いていた遺構も見つかっています。

(鎌刃城の水の手)

●青龍の滝の歴史

青龍の滝がある番場東側一帯の山は鈴鹿山系の霊仙山に属し、そこに降り注いだ雨が湧水となり、滝を滴っています。
番場では隣の竜宮山と共に雨乞いの儀式の場になっていました。
「青龍」という名が示すように、水神として信仰されていたと考えられます。

(霊仙山が水源となる)

寄付金の使い道

プロジェクトでは参道の安全整備と案内板などの設置を行い、多くの人が訪れる鎌刃城跡と共に、番場の生活に欠かせない水源であった青龍の滝を一体的に観光できるように整備し、地域の活性化を図りたいと考えています。
林道から滝へのアクセスを強化するために階段や手すりの設置に加え、朽ちた祠の代わりに顕彰のための石碑を設置します。また、トイレや東屋を整備して観光地としても機能させたいと考えています。

(信者が途絶え朽ちた祠)
(計画途中の東屋とトイレ)

青龍の滝下流の滝群をめぐる散策道の整備を行いたい

青龍の滝の下流にはいくつもの滝が存在します。大小さまざまですが、大きいものは青龍の滝に負けずとも劣らない迫力です。これらの滝を巡る道はなく、傾斜の厳しい山道を登らなければなりません。しっかりと山道を整備し、青龍の滝と同様に観光地にしたいと考えています。

(青龍の滝下流の滝群)

令和6年7月に青龍の滝祭り、8月に近江の滝サミットを開催しました!

四年ぶりに「青龍の滝まつり」が行われました。西番場の顕彰会役員の参加で林道からの下り道整備や、倉庫・四阿の清掃も行うことができました。

階段工
下り道の整備
祭りの様子

さらに今回は滝行体験で子供たちにも呼びかけ、五名の子供が親子で参加されにぎやかな祭りとなりました。
青龍の滝は「滝行」のために明治時代に改良されたとあり、滝に打たれる理想的な滝とされています。信仰だけでなく、現在に合った気軽に楽しむ滝行への活用が期待されます。

滝行の様子

近江の滝サミット

令和6年8月3日土曜日に県下の滝の管理者に呼びかけて「近江の滝サミット」を開催しました。滋賀県には景観に優れた滝や信仰の対象とされてきた多くの滝が点在します。これらの滝は青龍の滝と同じように里山の奥にあることが多く、保全管理の課題を抱えている滝も多い状況です。このようなことから滋賀県にある6ヶ所の滝の代表者を集め、シンポジウムや基調講演を行いました。

滝サミット様子

来年も第2回近江の滝サミットの開催が湖西地域で計画されており、継続したネットワークの活動が期待できてきました。

おわりに

文明の発展に伴い、不自由なく水が手に入る時代となりました。今は信仰が途絶え、忘れ去られてしまった青龍の滝ですが、かつて番場の生活を支えたかけがえのない財産です。

この歴史を後世に伝えていくために、皆様のご支援ご協力よろしくお願いいたします。

※目標を超えて集まった金額は関連する他の事業に充当させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-