つながる居場所・ひろがる可能性 あなたの寄付が子どもの未来をつくる

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 105,000

0.7%

目標金額:15,000,000

達成率
0.7%
支援人数
12
終了まで
26
/ 90

東京都品川区(とうきょうと しながわく)

寄付募集期間:2024年10月3日~2024年12月31日(90日間)

東京都品川区

プロジェクトオーナー

全国的に「ひきこもり」の数は増加しており、品川区でも子ども・若者世代で1,500人の「ひきこもり」がいると推定されています。そういった子ども・若者を支援するため、品川区では、さまざまな「生きづらさ」を持つ子ども・若者を対象に、「子ども若者応援フリースペース」で居場所支援や社会体験プログラムの提供を行うほか、ひきこもりの子ども・若者とその家族を対象に「エールしながわ」で相談・学習会を実施しています。
2つの「場」で行われている様々なサポートや社会体験を通して「家から出られるようになった」・「少しずつ学校に行けるようになった」・「就職できた」・「起業した」など、自分の居場所を見つけられた利用者もでてきています。
「子ども若者応援フリースペース」・「エールしながわ」では、子ども・若者に寄り添った様々な支援を行っていますが、「事情により家庭でご飯を食べられない方」や「社会や地域と繋がる体験・交流が難しい方」などについて、支援が十分に行き届いていません。
そうした不足部分をさらに充実させ、子ども・若者のウェルビーイングの向上を図るためには、皆様の温かいご支援が必要です。「生きづらさ」を持つ「子ども・若者」の支援を通して、「誰もが生きがいを感じ、自分らしく生きていける品川」の実現にご協力いただけるようよろしくお願いします。

ただそこにいられる居場所「子ども若者応援フリースペース」とは・・・

さまざまな「生きづらさ」を持つ子ども・若者が自分らしくいられる居場所です。
専門性をもつスタッフが常駐し、グループ活動や個別相談を行っています。

(1)実施日
平日週5日 午前10時~午後7時
(月~金=フリースペース  火・木=若者社会体験プログラム)

(2)場所
ファミーユ西品川子ども未来部分室(西品川1-16-2)

(3)対象
不登校・高校中退・ニート・ひきこもりなど、さまざまな「生きづらさ」を持つ子ども・若者とその家族

(4)支援内容
① 居場所支援: ゲーム、料理、勉強、お昼寝、おしゃべり等
② 社会体験プログラム: 農作業、企業と協力しての職場体験

(5)その他
① プログラミング講座の開催・会社見学
② 利用者への食事提供

プログラミング講座と本社見学!?

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子ども若者応援フリースペースでは令和4年度から「子ども・若者向けプログラミング講座および企業見学ツアー」を行っています。
区内企業と連携し、1年に数回ゲームのプログラミング講座や企業見学を実施し、デジタルに触れる機会を作ることで、学校や社会に踏み出すきっかけ作りを支援しています。

令和5年度は、人気ゲームを通し「プログラミング」を学びました。
大好きなゲームを通しての学びや、企業見学を体験して、この機会をきっかけにプログラマーを目指したいという利用者も出てきました。

食と職の支援がみんなを明るくする!

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子ども若者応援フリースペースでは、食の支援に力を入れています。
食の支援は身体の健康を維持する役割もありますが、食事をすることで、精神も落ち着きます。また、食事の様子を見ることで普段の生活の状況など、表面からは見えにくい情報までも知ることができます。

子ども若者応援フリースペースでは、「週2日」食事を提供していましたが、今年度から食事の回数を「週3日」へとパワーアップさせました。
さらに、調理を子ども・若者に「仕事」として手伝ってもらうという就労体験の機会を提供しています。

食の支援は子ども・若者達にとても人気で、昼食時はとても賑やかになりみんなの気持ちも明るくなります。

相談しやすい拠点「エールしながわ」とは・・・

ひきこもり等さまざまな悩みを抱える本人やご家族の方に対し、相談や学習会、社会体験プログラム等を通して、社会参加など自身の居場所を見つけられるようサポートをするサービスです。

(1)実施日
平日週5日 午前10時~午後5時
(月・水・金=個別プログラム 火・木=来所相談)

(2)場所
品川区社会福祉協議会2階(大井1-14-1)

(3)対象
さまざまな悩みを抱えるご本人やその家族

(4)支援内容
① 個別相談

② 学習会・家族懇談会
専門家にお話しや相談をしていただき、生き方のヒントを見つけていただく

③ 社会体験プログラム
・チラシ折り、封入作業、パソコン入力、自治会お手伝いなど多岐にわたる
・秋田県藤里町との共同プログラム

品川区×秋田県藤里町 体験プログラム!?

品川区ではエールしながわを利用している悩みを抱える子ども・若者に対して、秋田県藤里町への2泊3日の体験プログラムを実施しております。

そもそもなぜ秋田県藤里町なのか?それは、藤里町はかつてひきこもり等悩みを抱えた人たちを救った経緯があるからです。
「藤里方式」とは、世界遺産白神山地の麓にある人口約3,200人の秋田県藤里町で実際に行われた、支援する側・支援される側を分けるのではなく、地域住民同士が立場を越えてお互いの得意分野を出し合って地域を活性化させる試みで、「藤里方式」を体験したことで、多くのひきこもり状態の方々が社会に復帰しています。
このように、品川区では若者支援で大きな成果を上げた「藤里方式」を丸ごと体感できる【しながわ版藤里町体験プログラム】を実施しております。

現状と今後の目標

上記のような様々な支援を実施しておりますが、まだまだ悩みを抱える子ども・若者がたくさんいます。
しかしながら、支援によって「少しずつ学校に行けるようになった」、「就職できた」など明るい未来へ進んでいく子ども・若者もたくさんおり、そんな可能性にあふれた子ども・若者を今後も増やしていくために品川区は支援を続けていきます。

寄付の使い道

事業実施の下記運営費用の一部に充てます。

・子ども若者応援フリースペース運営費等
・エールしながわ運営費等

※目標金額に達した場合、達しなかった場合でも、上記の事業に活用させていただきます。

区長ご挨拶

品川区長 森澤恭子

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品川区では「誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川」を目指して、不登校やひきこもりなど「生きづらさ」を抱える子ども・若者に向けた支援を進めています。

平成28年度に開設した「子ども若者応援フリースペース」は、行き場のない子ども・若者の居場所となるだけではなく、週3回昼食の提供を行う「食の支援の場」ともなっています。また、社会体験プログラムも提供しており、安心できる場、未来を切り拓く場となっています。
また、令和元年度には、ひきこもりに悩む若者、家族の相談拠点として「エールしながわ」を設置し、必要な支援につながることができるよう伴走型のサポートを行っています。
様々な支援を行っていますが、安心できる「居場所」を見つけられていない子ども・若者や、「食の支援」を必要としている子ども・若者はまだまだおり、支援の手が十分に行き届いているとは言えない状況です。

そうした子ども・若者への支援の必要性をもっと多くの方に知っていただきたい。品川区として地域社会全体で子ども・若者の成長を支え、ウェルビーイングの向上を図っていきたいと考えていることを「見て」・「知って」ご支援いただきたい。との思いから今回、ガバメントクラウドファンディングを通じて皆様からの寄付を募ることといたしました。

いただいた寄付については「子ども若者応援フリースペース」運営費用など、子ども・若者支援の充実に充てさせていただきます。
皆様の温かい応援とご支援を心よりお願い申し上げます。

よくある質問・お問い合わせ

Q.品川区にも困っている子ども・若者がいるのですか?

A.調査によると品川区に1,500人ものひきこもりがいると推計されています。その他にも様々な要因から支援を求めている子ども・若者がいます。

Q.品川区民でも、寄付して良いですか?

A. できます。通常通りの手続きを行うことで、ふるさと納税による税額控除を受けられます。品川区に納めることには変わりありませんが、その使途を「子ども若者応援フリースペース・エールしながわの運営費など」に限定するという形になります。

Q,家族で解決すべき課題ではないのですか?

A.悩みを抱える人の原因は様々です。保護者も自身でどうにかしなければならないと考えていますが、第三者の力を借りるほうがスムーズに解決に向かうことが多くあります。また、当事業では専門家からの支援を受けられるため、よりよい方向へ改善できるうえ、保護者への負担も大幅に軽減できます。家庭の問題として抱えてこませてしまうと支援の情報収集すらもしなくなってしまうため、みんなで子ども・若者を支えていく雰囲気を作っていくことも重要です。

Q.目標金額より多く集まった場合はどうするのですか?

A.「子ども若者応援フリースペースおよびエールしながわ」の事業実施の運営費に活用してまいります。

Q,クレジットカード以外の支払方法は?

A. PayPay、楽天ペイなどのキャッシュレス決済、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなどのキャリア決済にも対応しています。
コンビニ支払いも利用することができますが、年内の寄付として控除を受ける場合は12月31日中にお支払いを完了する必要がありますのでご注意ください。
詳細については、画面上部にある「対応している決済方法」をご参照ください。

Q.税額控除の対象にできるのはいつまで?

2024年12月31日(日)までに当サイトから申し込みいただき、決済が成立したものを2024年分の寄附として取り扱います。

Q.法人名義の寄付はできますか?

A.ふるさと納税には企業版と個人版の2種類があります。品川区の寄付は個人版のふるさと納税の対象です。
東京都の自治体は企業版ふるさと納税の対象とはなりませんが、法人からご寄附をいただくことは可能です。その場合、会計上は全額が損金算入となり、節税効果があります。
なお、お礼の品がある場合は収益に計上する必要がありますが、本プロジェクトはお礼の品がないのでその処理も不要です。ご寄附いただく際には個人の方と同じ方法でご寄附いただけます。
詳しくは税理士等の専門家にお問い合わせください。

Q.運営団体への質問がある

A.運営団体へのご意見、応援メッセージ、お問い合わせなどは下記ご連絡先までお願いいたします。

子ども若者応援フリースペース:03-6421-5471
エールしながわ:03-5718-1273

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

東京都品川区

品川区は、東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなり、古くから交通、交易の拠点として栄え、考古学発祥の地としての有名な大森貝塚など歴史に名を残す史跡も数多くあります。
江戸時代には東海道第一の宿として賑わい、明治時代に入ってからは、京浜工業地帯発祥の地として発展してまいりました。 
そして現在、羽田空港の国際化や、品川駅への新幹線の停車はもとより、リニア中央新幹線の乗り入れなど、再び交通、産業の拠点として重要な役割を担おうとしています。