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修験文化が息づく、日本百名山「両神山」の安全な登山道整備と生態系保全に取り組みたい

カテゴリー:自然・環境 

main_img 達成

寄付金額 1,042,000

104.2%

目標金額:1,000,000

達成率
104.2%
支援人数
72
終了まで
受付終了

埼玉県小鹿野町(さいたまけん おがのまち)

寄付募集期間:2024年9月2日~2024年11月30日(90日間)

埼玉県小鹿野町×YAMAP

プロジェクトオーナー

埼玉県北西部、秩父盆地のほぼ中央に位置する小鹿野町は、日本百名山の両神山を中心とした秩父多摩甲斐国立公園や県立両神自然公園、日本の滝100選に選ばれた丸神の滝などの豊かな自然に恵まれた地域です。
近年、山岳事故が多発している両神山の登山コースを安全にするため、事故の発生箇所や危険箇所をピックアップし、登山道整備や道迷いを防止する注意看板・休憩場所を刷新します。また、両神山はシカの食害等もあり、本来の植生に大きな変化が見られています。この山を代表する野鳥であるフクロウの仲間、コノハズクも減少傾向にあります。
鹿柵等による植生の回復調査やコノハズク等の生息分布調査を実施し、将来的な生態系の回復に繋げ、ネイチャーポジティブ(自然再興)を念頭に山の整備を進めていきます。

日本百名山「両神山」を安心・安全で自然・文化多様性豊かな山へ

秩父多摩甲斐国立公園内にある標高1,723mの「両神山」は、日本百名山に数えられ、鋸歯状の山容が特徴的で、四季折々の情景を楽しむことができます。
両神山は、中級から上級レベルの山として全国的に知られており、年間約3万人の登山者が訪れます。また、登山道沿いには多くの石仏が祀られ、古くから信仰の山としても多くの登山者に親しまれてきました。
埼玉県や小鹿野町は、これまで登山道や避難小屋である清滝小屋(きよたきこや)の維持管理を継続して実施してきました。

インターハイ開催時に活用された、清滝小屋

しかしながら、両神山の登山コースは低山のトレッキングに比べて距離が長く、気候変動や登山者の増加等による影響で、登山道の劣化や倒木・崩落箇所が増え、危険箇所の整備が追いついていません。また、道標や案内看板、ベンチの維持管理も不十分で安心・安全な山とは言い難い状況です。
現在、両神山は埼玉県内で年間の滑落事故が最も多い山となっています。

整備不十分で、滑落の危険がある登山道

登山道の悪化と並行するように鹿の食害も年々進んでおり、景観の変化や生態系のバランスを脅かす状況となっています。私たちは、両神山の豊かな自然を次世代に継承すべく本プロジェクトを立ち上げました。

両神山が抱える課題と対策

両神山が抱える3つの課題に対して、本プロジェクトへのご寄付を活用させていただきます。

①事故を防止する登山環境整備

登山道の劣化や、倒木、崩落箇所の整備には、多くの資金と人手が必要です。
みなさまに安心して登山を楽しんでいただくためにも、事故発生多発箇所や危険箇所をピックアップし、登山道の整備や道迷いを防止する注意看板・休憩場所を刷新することが求められています。

倒木によって寸断された登山道

②シカの食害対策とコノハズク等の生息状況調査

自然豊かな山として知られてきた両神山ですが、近年シカの食害等もあり本来の植生に大きな変化が見られています。生態系のバランスが崩れ、この山を代表する野鳥であるフクロウの仲間、コノハズクも減少傾向にあります。
シカの食害対策を行い、植生回復調査やコノハズク、カモシカ等の生息状況調査を実施し、両神山の生態系バランスを取り戻していきます。

寄附によりコノハズクを保護していきます。
寄附によりカモシカを保護していきます。

③両神山の魅力発信

両神山は修験道の山としても歴史が深く、約200基の石碑・石仏が鎮座していますが、その魅力を十分に発信できていません。この多様性豊かな自然と文化を知っていただくため、調査研究や広報活動を進めていきます。

寄付金の使い道

いただいた寄付は、山の保全再生・地域振興に取り組む地権者・関係機関・団体等と共に、
1.事故多発箇所や危険箇所をピックアップし、滑落注意看板や登山道整備を実施します。シカの食害対策とコノハズク等の生息状況調査
2.シカの食害対策・と植生回復調査やコノハズク等の生息状況調査を実施します。
3. 両神山の魅力発信・広報活動を実施します。

【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。また、目標金額以上の寄附を頂いた場合、本プロジェクトの主旨に沿った事業費として活用させていただきます。

小鹿野町から皆様へ

今回のクラウドファンディングを通じて、日本百名山の一つ、両神山を知っていただくとともに、登山道整備や植生回復、コノハズク等の生息状況調査を通してより多くの方々に両神山を楽しんでいただけるような環境づくりを行います。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年12月06日 18:30

    【目標達成のお礼!】ご支援いただき、ありがとうございました。

    メルマガ会員の皆様

    いつも大変お世話になっております。
    埼玉県小鹿野町役場ふるさと納税担当の権上と申します。

    11月30日をもちまして日本百名山「両神山」整備のクラウドファンディングプロジェクトの寄付受付を終了しました。

    みなさまのご支援のお陰で、無事目標達成を達成することができました。
    温かいメッセージと共に、応援いただき本当にありがとうございました。

    いただいた寄付金は、両神山登山道整備及び生態系保全の活動に、大切に活用させていただきます。
    事業が完了しましたら、改めてこちらでご報告させていただきます。

    ぜひ引き続き見守っていただけますと幸いです。
    この度は、誠にありがとうございました。

    今後とも小鹿野町をよろしくお願いいたします。

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埼玉県小鹿野町

本町は、埼玉県の北西部に位置し、秩父盆地のほぼ中央にあり総面積171.26㎢で、大部分が山に囲まれております。
日本百名山の両神山を中心とした秩父多摩甲斐国立公園や県立両神自然公園、日本の滝100選に選ばれた丸神の滝のある県自然環境保全地域、名峰二子山を擁する県立西秩父自然公園などの豊かな自然に恵まれた地域です。
特産品の「秩父きゅうり」、「しゃくし菜」、「こんにゃく」は町のブランド品として定着しており、市場でも高い評価を得ています。