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人とまちとのつながりで、楽しく、元気に、健康に!~暮らしに寄り添うコミュニティナース~

カテゴリー:健康・福祉 

main_img 達成

寄付金額 10,621,000

132.7%

目標金額:8,000,000

達成率
132.7%
支援人数
149
終了まで
受付終了

島根県雲南市(しまねけん うんなんし)

寄付募集期間:2018年6月13日~2018年9月10日(90日間)

コミュニティナースプロジェクトin雲南(おっちラボ×コミュニティナースカンパニー×雲南市)

プロジェクトオーナー

雲南市の高齢化率は35%超と、日本全体の25年先の状態です。このような「課題先進地域」だからこそ発生する課題を解決し、持続可能な地域を目指して、官民一体の「チャレンジ」を重ねてきました。
「コミュニティナース」とは、病院のなかで働く看護師とは異なり、地域に溶け込み、暮らしに寄り添いながら、健康づくり・元気づくりをすすめていく新しい形の看護師です。
これまでの看護の枠を飛び出して、地域の「公民館」や「ガソリンスタンド」など、思いもよらない場所が、「健康になる場所」に変わっていきます!

【2018/9/7】800万円達成のご報告!応援ありがとうございました! NEW!!




9月6日、目標金額の800万円を達成しました!

この度は本プロジェクトにご賛同、ご支援くださり、本当に、本当にありがとうございました。
プロジェクト開始から今に至るまで、129名の方にご寄附いただき、さらに多くの方にSNSでのシェアや口コミで宣伝していただきました。
また、プロジェクトの紹介をさせていただく場を用意してくださった方もたくさんいらっしゃいました。

おっちラボ、コミュニティナースカンパニー、雲南市役所の方々、みんなにとって初めてのチャレンジで試行錯誤の連続でしたが、全国からの「これは本当に必要な取り組みですね!」という声を励みになんとかゴールテープを切ることができました。
このクラウドファンディングを経て沢山の共感してくださる“仲間”ができたと感じております。今度は、みなさまによい成果をご報告できるように、3月までプロジェクトをしっかりと進めてまいります!

なお、今回ふるさとチョイスのページ上では、コミュニティナース2名の活動に必要最低限の金額を集めさせていただきました。800万円ではまかなえない活動経費もありますので、引き続き以下の目的・方法でご寄附を受け付けております。

<目的>
・コミュニティナースをサポートするおっちラボ等の活動
・広報活動
・市内全域への効果拡大に向けた多様な関係者間協議
など

<受付方法>
・ふるさとチョイスのサイト上:今月10日まで (※第2段キャンペーン検討中)
・雲南市役所の窓口(0854-40-1011):12月末まで(※変更になる場合もあります)

コミュニティナースの雲南市での効果検証、ビジネスモデル化、全国展開にご興味のある方々、ご寄附等を含めて、引き続きご協力をお願いいたします!


関係者一同

【2018/6/26】コミュニティナースの活動がウェブマガジンに掲載

コミュニティナースの活動がDRIVEメディアで掲載されました。
掲載記事:まちへ飛び出したナースたち

 

コミュニティナースとは?〜温泉やガソリンスタンドで出会える専門職〜

田舎のばあちゃんを“隣で”見守ってくれる存在

ふるさとを離れて暮らしている人たちから、こんな言葉をよく聞きます。
「田舎の父さん、電話では『元気だから心配するな』と言って仕事ばかりしてるけど、誰かが検査や通院を勧めてくれないかな…。」
「田舎で一人暮らしをしている高齢の母、あまり出歩かなくなって話し相手もいないみたいだけど大丈夫かな…。」

高齢者にとっても、健康や病気、体の具合に関することが一番の心配ごとです。

「人生100年時代」と言われるほど寿命が伸びていくなか、どのようにして地域で暮らす高齢者の「安心」を高め、健康に長生きする地域をつくればよいでしょうか。

そのためには、医師や看護師が病院のなかにいて、すでに病気になってしまった皆さんと「はじめまして」と出会うだけでは難しいでしょう。

そこで私たちは、体のことに関する専門家であるナースがいて、いつでも暮らしの中にいて住民さんと顔の見える信頼関係をつくっていく「コミュニティナース」という仕組みを提案します。

 

コミュニティナースの3つの特長

特長①:暮らしのあらゆる場所が活動場所

想像してみてください、。例えば、こんな会話が起こります。
「あの喫茶店でいつも声かけてくれる●●ちゃん(〜〜くん)っているでしょ。こないだ『最近膝が痛い』って話したら、体操の仕方を丁寧に教えてくれたのよ」
「あの子、看護師さんらしいわね」
「あら、そうだったの。うちのお父さんのことも相談してみようかしら。最近疲れが取れないなんて言ってるから。」

コミュニティナースは、病院等の医療施設ではなく、地域で健康的なまちづくりをする医療人材です。

コミュニティナースは、医療施設から飛び出しただけではなく、実際にみなさんの一番身近な場所に出向いて活動します。

例えば、「地元の温泉」「スーパーマーケット」、「駅」、「公民館」、「ガソリンスタンド」などにやってきます。そして、そこで健康相談をしたり、一緒に運動をしたり、健康づくりの正しい知識を広めたりします。

さらに、時には一人暮らしの方を訪ねたり、まちで(農道で!)声かけをしたりもします。

わざわざ健康のためにどこかへ出かけなければいけない、という仕組みでは健康志向の強い方以外は参加しづらいのです。

地域に暮らすすべての方に元気になってもらうために、暮らしの動線に乗って活動します。

 

特長②:「楽しい」を切り口にした活動

ナースが地域に出て、暮らしの動線上で活動したとしても、やっぱり住民にとって楽しい活動でないと、続けて参加してもらうのは難しいものです。
 
コミュニティナースは「楽しい」ことを切り口に、元気づくり・健康づくりに繋がる活動をします。

従来の「医療」や「介護」の観点からみた健康活動にとらわれず、それぞれの方の個性、得意なこと、やりたいことを引き出し、それを一緒に形にしていきます。

例えば、住民の健康サロンで寸劇をして笑いながら健康について学べるようにしたり、楽器の得意な高齢者がそれを披露できる会を企画したり。

 

特徴③:地域の中に“チーム”をつくります

コミュニティナースは、一人だけで地域を支えるのではありません。

地域内や周辺にある役場・保健師・病院・診療所・社会福祉法人・地縁団体などと一緒になって、「住民が安心して暮らせるまち」ができるように、それぞれの持ち場をつなぐ役割を果たし、連携体制をつくっていきます。

また、地域内の潜在看護師や退職後の看護師などを含めた住民のチームを作ることで、住民自らが地域の安心を担えるようにしていきます

上記のように「楽しい」を切り口にすることで住民の「やってみたい」がたくさん出てくるので、担い手も増えてきやすいです。

こうして、住民一人ひとりの暮らしに寄り添える人・関係者が増えてチームになっていけば、「自分らしく生きられる」ためのきめ細かい対応が可能になっていきます。

このように「ひとと地域をまるごと元気にする」のがコミュニティナースです。

 

原点は「家族の急死」

末期がんになってはじめて病院にかかった父親

■コミュニティナースカンパニー 矢田明子

はじめまして、コミュニティナースカンパニー㈱ 代表取締役の矢田明子です。

私は、地域に寄り添う看護師「コミュニティナース」を育成し、全国に広めていく仕事をしています。私自身もいつどこで何をしているときも、あらゆる方法で人を元気にするコミュニティナースというあり方を体現しようとしています。

■原点は家族の急死

私の原点は、父が末期がんで急死したことです。

彼は風邪もひいたこともないような人で、彼が死ぬなんて想像もできませんでした。当時26歳だった私は、自分も親となり、仕事の大変さや注いでくれた愛情の深さが分かり始めた頃でした。なんでこうなる前に気づけなかったのだろう、という思いを抱きながら見舞いに通いました。

このとき、父のようなごくごく普通の人は、日常のなかで病気とか健康の知識を持っている専門家に出会う機会がないと気づいたんです。そもそも病気になって初めて病院で出会うのはなぜだろう。元気なうちに会えていたら、健康に詳しい人と関係ができていたら、何か違っていたかもしれない。そう思いました。

もし、日常のなかで、家族以外におせっかいにも健康に気を配ってくれたり、健康の専門家と出会っていたら、お父さんも健康について考えたり、もっと早く病院に検査に行ったりできたかもしれない。私は娘として、機会の不平等が命や暮らしの不平等に繋がっているとしたら、それって理不尽だなと思いました。

だから、病院で待つのではなく、積極的にまちの人の暮らしの動線に乗っかっておせっかいを焼こうと思うようになりました。それで、健康や暮らしのエキスパートである看護師と保健師の資格を取ることにしました。

そして、亡くなる1週間ほど前に「私も、看護師さんになるね!」と父に伝えました。苦しそうに、「あぁ……」と応じただけでしたが、あとになって家族から「明子が看護師になると言ってくれて、うれしかった。がんばってほしい」と言っていたと聞きました。嬉しかったですね。

写真

家族以外の第三の関係だからこそ

コミュニティナースとして作りたい価値は、家族以外に健康増進や病気の発見、予防に関わるような第三の関係や機会を多くの方に持ってもらうことです。家族の言うことは素直に聞けないけれど、第三者の声なら「なるほどな」と耳を貸す、そんな方達がたくさんいるはずです。

健康を考えるきっかけになる、もっと元気に暮らすための一歩を踏み出す、そんな“関係”がまちの中に広がっていく。どんな人の側にも、そんな関係が当たり前にあり、どの町にも、コミュニティナースがいたら、必ずより元気で豊かな社会が実現すると信じています。

 

地域住民 郷原さんのメッセージ

「70歳の私が感じるワクワクとドキドキ」

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今年度コミュニティナースが配置された地区で、自治会の役員をしている郷原です。

コミュニティナースさんは、健康相談、血圧測定だけでなく、地区を回って、高齢者と歩調を合わせながら、自然に、専門家の視点でみなさんの心身のケアをしてくれて、ありがたく思います。

先日も自治会主催の街歩きイベントのなかで、何気なく、ひざの痛みや、目の充血、食生活のことを相談している方がおられました。
 

イベントのあと、参加者から
「看護師に気楽に相談できて、安心した。」
「看護師がいてくれると、これからもこのまちで安心して過ごせる。」
「若い人と話して、一緒になって笑って、気分が明るくなった。」などと聞きました。

ここからは個人的な話になりますが、地域活動の担い手は私のようにもう高齢者です(笑)
日々同じメンバーで顔を突き合わせて、暗い話題が多く、あまり笑うこともなく、新しいアイデアもなかなか出なくて悩んでいます。

そんな時にコミュニティナースさんが来て、「私が子どもや高齢者を乗せるリヤカーを引いて街じゅうを歩き回りますよ!」と言ってくれたときには面白くてワクワクしました。
次はどんなことを一緒にやろうかとワクワクしています。

70歳にもなったら人間もう変わらないと思っていたのが、一緒に活動してみて、少しずつ私も周りの高齢者も変わっていけるのではないかと感じています。

 

「“予防”は5%のみ」の現状を変える「予防的ケアモデル」へ

地域医療が抱えている課題―3つのハードル―

コミュニティナースの取り組みは、予防的ケアの現状を変えていくための提案です。

いま地域医療や予防的ケアの重要性が叫ばれるようになっており、病院等での専門職のあり方に疑問を感じ、暮らしの中に入りたいと考え始めている医療従事者は決して少なくありません。

実際に、これまでコミュニティナースカンパニー(株)では約100名のコミュニティナース希望者を受け入れ、育成・輩出してきました。

しかし、予防的ケアに従事しているのは全国の看護師約160万人中、わずか5%という調査結果が出ています(出典:厚生労働省2014「看護職員の現状と推移」)。

それには3つハードルがあるからです。

ハードル①「教育」

既存の看護教育は臨床看護(診療の補助と療養上の世話)を担う人材を育成することに特化しており、地域へのアプローチ方法等に関するカリキュラムはまだ十分とは言えません。

ハードル①「教育」

ハードル②「協力体制」

コミュニティナースというのはまったく新しい働き方、新しい「あり方」です。それゆえ、先例となるロールモデルが身近に存在せず、自治体・地域からの支援が得にくく、病院・保健師等既存の事業者との協力がしにくいのです。

ハードル②「協力体制」

ハードル③「ビジネス化がしづらい現行の制度」

予防的看護は重要であるのにもかかわらず、原則保険適用外になります。そのため社会保険からの収入が確保しにくく、事業化が困難です。

ハードル③「ビジネス化がしづらい現行の制度」

元気で楽しく生きていきたい!と願う全国各地から今、これらのハードルを乗り越えられる「モデル」が求められています。雲南市から始まったコミュニティナースの取り組みが少しずつ全国に広がっており(下記参照)、各現場で試行錯誤が重ねられている最中です。効果検証を重ねていき、教育・協力体制・ビジネス化の面で現状が変わるきっかけにしていきます。

■コミュニティナースが現在活動している地域

雲南市だからこそ実現できる、地域に出向き、住民と一緒につくる。「新しい当たり前」

地域づくりにおいて、これまで全国に先駆ける取り組みにトライし続けてきた「雲南市」
雲南市で地域のつなぎ手となり、地元のチャレンジを応援する「NPO法人おっちラボ」
これまで100名近くのコミュニティナースを輩出してきた「コミュニティナースカンパニー(株)」
の3者が協力することで、これまでにない「予防的ケアモデル」を実現します。

3つのSTEPで、全国にコミュニティナースが当たり前にいる社会の実現を目指します。

Step1 :雲南市にコミュニティナースを面で展開

新たに2名のコミュニティナースを雲南市の2地域に配置します。まずは地域の人にとって最も身近な10か所でコミュニティナースが活動し、子どもから高齢者まで、それぞれの人の個性が輝く健康づくり、元気づくりを行います。

Step2 :地域との協力体制づくりを支援

雲南市で地元に密着し、地域とチャレンジする若者のつなぎ手である「NPO法人おっちラボ」コーディネーターが、コミュニティナースたちと病院等の関係機関が円滑に協力できるように支援し、地域とのベストな繋がりをいち早く提供します。おっちラボの運営するチャレンジ支援のプラットフォーム「幸雲南塾」に、コミュニティナースが参加し、仲間づくりを促進します。

Step3 :モデルを全国に広げる

雲南市で試行錯誤することで得られた結果をもとに、地域がどう変わったかという効果測定・効果検証をコミュニティナースカンパニー㈱がサポートします。そして、同社が、ほかの地域でも応用できるようなモデルとして、コミュニティナースを全国各地に広げることで、日本を元気にしていきます。

ここにかかる人件費・活動経費を、ガバメントクラウドファンディングで、皆さまからご支援頂きたいと考えています。

現職コミュニティナースのメッセージ

■「地元に恩返しをしたい」

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はじめまして、4月から雲南市の波多地区を中心に活動しているコミュニティナースの柿木です。

私は雲南市で生まれ、島根県の看護大学を卒業したあと、横浜市の総合病院で働きました。医療者として貴重な経験ができましたが、地元の暮らしやつながりのあたたかさが常に心にありました。

自分を育ててくれた地元に恩返しがしたくて、帰郷してコミュニティナースとして働くことを決心しました。

波多地区にきてまず住民さんにヒアリングをしたところ、
「地域の行事もほとんどなくなった、楽しいことは何もない。」
「子どもたちもみな出て行ってしまった。毎日ひとりで過ごして、笑うことはほとんどない。」
といった後ろ向きな言葉ばかり聞きました。

焦る気持ちもありましたが、コミュニティナースの良さとは、ひとりひとりにじっくりと向き合い、寄り添い、自分らしさや心身のエネルギーを引き出していけることです。

健康相談だけでなく、住民さんと一緒に農作業をしたり、一緒に料理をしたり、温泉で声かけをしたり、日々地道な活動を3か月続けてみて 、少しずつ笑顔や
「今度はこんなことをやってみたい!」
といった前向きな言葉をかけられる機会が増え、やりがいを感じています。

皆さまからご支援を受けて私が活動し、モデルをつくることで、いずれ全国の似たようなまちやひとを元気にできたらと思います。

 

年をとっても地域で安心してくらせる人生100年時代の予防的ケアモデルづくりに参加しませんか?

私たちは、「コミュニティナース」とは職業名ではなく、「あり方」だというふうに考えています。つまり、声かけを通じて周囲の人の調子を思いやったり、周囲の人が元気になるようなコミュニケーションをしたりする人たちはみな「コミュニティナース」なのです。

もしも、多くの一般の人々が「コミュニティナース的あり方」を知り、体現しはじめたらどうなるでしょうか?

地域でのあいさつ、社内でのコミュニケーション、家族の会話、これらが全て人々の心身をどんどん元気に、健康にしていきます。たとえば中山間地域で人口が減っても、あるいは都心部で一人暮らしをしていても、周りの人が気にかけてくれ、その人がいつまでも楽しく暮らせるようにいろいろな提案をしてくれる。私たちはそんな安心な社会の実現を目指しています。

「コミュニティナースプロジェクトin雲南」は、そんな社会の実現の足がかりとして、縦割りなどの制約のない寄附を財源として、自由に「楽しく」活動してそれが地域を元気にすることを実証します。このような仕組みを未来に残すため、ぜひこのチャレンジに寄付(ふるさと納税)という形で参加してください!

市民でつくる「みんながコミュニティナース社会」を一緒に実現しませんか?

 

FAQ

どんな団体が運営しているの?


①NPO法人おっちラボ(HP:http://occhilabo.com/
2014年4月に島根県雲南市で設立されたNPO法人です。
雲南市を日本で最もチャレンジにやさしい街にすることを目指して、「幸雲南塾」という地域のチャレンジャーを応援する塾を運営しています。
(幸雲南塾HP:http://co-unnanjyuku.com/


②コミュニティナースカンパニー㈱(HP:http://community-nurse.jp/
2017年に設立された、矢田明子が代表取締役を務める株式会社です。
コミュニティナースを育成する研修プログラムを運営しています。そのほか、自治体などへのコミュニティナースの導入の支援、コミュニティナースのノウハウの蓄積、地域での効果検証を行う会社です。


③雲南市(HP:https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/
2004年に6つの町村が合併してできた市です。「地域自主組織」や「コミュニティナース」をはじめ、地域で住民の自治機能を促進する試みをこれまで重ねてきました。
日本で一番チャレンジにやさしい街を目指しており、子どもから大人までチャレンジを応援する仕組みがあります。
(雲南市チャレンジサイト:http://www.co-unnan.jp/

どうしてふるさと納税を使って寄附を集めるの?


まず、コミュニティナースの活動は原則保健適用外となるので、現行の制度では収入を得づらいということが挙げられます。
よく行政予算で運営すべきというご意見もいただきますが、コミュニティナースが、制度的な制約のないなかで自由に地域で活動し、その結果の検証をすることが、新しい時代に合った仕組みの提案のために大事だと考えています。
また、ふるさと納税という、言うなれば地域を応援する「意思のあるお金」を皆さまから頂くことで、コミュニティナースのニーズや社会的価値というものが目に見える形になると私たちは考えています。

こういう仕組みって今までなかったの?


地域医療の促進や、地域づくりといった文脈で、コミュニティナースに近い仕組みもあります。しかし、今回資金調達まで織り込んだ私たちのモデルは、ナースの現場の活動に一切限界や制限をつくらず、自由な活動が可能です。
つまり、現場の声を第一にし、現場でナースが正しいと思ったことがすぐに実行できる新しい仕組みなのです。

来年度以降の活動はどうなるの?


来年度以降も、コミュニティナースの活動、ならびに全国への応用可能なモデルづくりの活動は続きます。
今年度じゅうに、来年度以降に向けて、資金面を含めた持続可能な活動モデルをつくることも、本プロジェクトの一部となります。

どうして雲南市からモデルづくりを始めるの?


矢田明子が最初にコミュニティナースとしての活動を始めた地域が島根県雲南市でした。
当時、雲南市が運営していた「幸雲南塾」(現在運営主体はNPO法人おっちラボ)という地域のチャレンジャーを応援する塾で、活動を始めました。
それだけでなく、雲南市はチャレンジにやさしいまちを目指しており、前例のないチャレンジをに柔軟に受け入れる土壌があります。さらに、雲南市立病院は「地域医療ナンバーワン」を掲げ、地域との連携を深めています。このような地域で前例やモデルをいち早く作り上げることで、他の地域にも応用可能になるのです。

私は雲南市民だけどふるさと納税できるの?


はい、雲南市民の方でもふるさと納税していただけます。
お礼の品はお送りすることができませんが、お礼状をお送りさせていただきます。

 

現在進捗情報はありません。

島根県雲南市

雲南市は中山間地域で、病院へのアクセスが悪い地域や、往診でカバーできていない地域が多く存在しています。そんな「課題先進地域」だからこそ、全国に先駆けて様々な取り組みをすることで、地方の未来を切り開く「モデル」となりたいと思います。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 応援しています!

    2018年9月10日 13:13

  • こちらも励みになります!

    2018年9月6日 20:59

  • コミュニティナース!応援しています!

    2018年9月6日 6:28

  • 情熱、感動、チャレンジ、応援しています!届けて下さり、力をもらっています。ありがとうございます!

    2018年9月5日 23:08

  • 応援してます!!

    2018年9月5日 22:30

  • 島根県大社町出身です。ふるさとを応援しています。

    2018年9月5日 21:47

  • コミュニティナース広まれ〜^ ^都市でもがんばってます!

    2018年9月5日 21:34

  • コミュニティナースがんばれ!!!!!
    久万高原もがんばるよ!

    2018年9月5日 13:40

  • コミュニティナースの活動を応援しています!

    2018年9月5日 6:09

  • 素敵な活動応援してます!

    2018年9月4日 21:38

  • コミュニティ・ナース、どの地域でも、本当に必要とされていると思います。是非そのモデルとなってください!

    2018年9月4日 21:05

  • 心より応援しております!

    2018年9月4日 20:45

  • 心から応援しています!

    2018年9月4日 16:00

  • コミュニティナースが日本中に広がることをこころから祈っています。私もがんばります!

    2018年9月4日 15:59

  • 応援しています!
    健康社会の感染が拡大していきますように。

    2018年9月3日 23:28

  • 是非実現してコミュニティナースの概念を全国に!住民さんがよりよい暮らしを叶えますように!

    2018年9月3日 23:11

  • コミュニティナースが全国に広がっていきますように!

    雲南市から人に優しい未来が全国へ広がっていくと信じています。
    そして雲南市の活動にいつも勇気をもらっています
    ありがとうございます。
    雲南市のチャレンジを応援しています!!

    2018年9月3日 23:00

  • 実家を離れて長くなりますが、ふるさとの両親の傍に、コミュニティナースのような存在がいてくれたら、どんなにステキでしょう!?
    雲南市出身ではないのですが、この取組みが広がれば、気が付けば自分の両親の傍にも、そんな人がいてくれるような気がして、応援したいなと思いました。
    きっと全国に、そして世界に広がっていく取り組みだと思っています。
    まずはそのモデルを是非ここで!

    2018年9月3日 20:43

  • ナースの皆さんのお小遣い程度になれば…

    2018年9月3日 12:22

  • 地域の皆さまがハッピーでいられるモデルが構築され、他のコミュニティにも浸透する様、応援してます!

    2018年9月2日 10:37

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