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20世紀梨×21世紀バイオテク!鳥取県のシンボル「梨」から健康促進商品の開発を目指す!

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 540,000

27%

目標金額:2,000,000

達成率
27%
支援人数
23
終了まで
受付終了

鳥取県(とっとりけん)

寄付募集期間:2018年4月23日~2018年7月21日(90日間)

鳥取県×西田直史

プロジェクトオーナー

二十世紀梨の葉「なしば」には極めて多量のポリフェノールが含有されており、鳥取大学と県内企業の研究から茶葉のおよそ3倍の抗酸化力があることが発見されています。
今回のガバメントクラウドファンディングでは、梨葉を配合した「なしば茶」の量産化の検討と鳥取大学発ベンチャーの最先端バイオテクノロジーを駆使した梨葉の機能・効能分析試験を実施し、私たちの健康につながる「なしば商品」の開発から鳥取県の梨産業を活性化したいと、鳥取市・倉吉市・米子市のダラズ者が一丸となり事業達成に挑戦します。

※本ガバメントクラウドファンディングに限り、鳥取県民の方も起業家が提供するお礼の品を選択することができます。
※寄附金受領証明書やお礼の品の発送については、寄附募集期間の終了後となります。ご了承ください。
※誠に恐れ入りますが、本事業への寄附金額が50万円を下回る場合は、産業・農林水産業の活性化として活用させていただきますので、あらかじめご了承ください。また、この場合、1万円以上のご寄附で鳥取県外に在住の方へ、心ばかりのお礼として県産品等を贈呈させていただきます。(県産品はお選びいただけます。)

鳥取県の特産「二十世紀梨」を守りたい!

梨産業の危機!梨農家の減少と廃園の増加…

二十世紀を代表する品種になってほしい。
そんな期待のもと命名された二十世紀梨は、明治期に鳥取県に導入されました。昭和初期には急速に栽培面積が増加し、鳥取県は全国一の産地に、そして二十世紀梨は鳥取県を代表する果実となりました。ゆるキャラの語源であるトリピーも二十世紀梨がモチーフになっています。

栽培開始から100年を超える歴史を持つ鳥取県の二十世紀梨は、全国の生産量の半分を占めています。

しかしながら、生産者の高齢化や担い手不足、樹木の老木化から、生産者数・栽培面積・生産量は減少を続けており、近年廃園となる梨農家も多くなってきました。

このような状況のなか、梨葉の健康への効果や機能性など新たな梨の良さを発見し、葉を収穫するために耕作放棄園を活用することで、二十世紀梨の振興、新たな特産品の創出を目指します。

鳥取県の特産「二十世紀梨」を守り、鳥取県を活性化するために、皆様からのご支援、ご協力をお願いいたします。

 

最先端バイオテクで梨葉の機能を探索!

梨葉のアピールポイントを見つけ出す!

この事業は、梨葉研究の先駆けである鳥取大学大学院連合農学研究科の児玉教授を中心にした研究チーム、梨葉の生産・原料供給を担うサンパック社・いなか食品社、梨葉の健康促進効果を探索するGPC研究所が実施します。

今回のご支援は、鳥取大学で実施される梨葉からのポリフェノール抽出・梨葉エキスの作製、サンパック社・いなか食品社の効率的な梨葉栽培や原料製造技術の確立、GPC研究所の梨葉成分の機能分析試験、そして「なしば茶」量産化の検討に充てさせていただきます。

拠点は、鳥取県全域に分散しており、鳥取市、倉吉市、米子市でそれぞれ鳥取県の二十世紀梨の振興を目指し活動してまいります。

米子市に研究拠点を有するGPC研究所は、鳥取県の産学官共同研究拠点「とっとりバイオフロンティア」で活動しており、地域企業や大学のサポートのもと医薬品開発や食品等に由来する機能性成分の探索研究を行っています。

梨葉

今回は、梨葉に豊富に含まれるポリフェノールがアンチエイジングや美肌、快眠作用などの機能を有するのか検証し、梨葉の新しい機能を科学的に探究します。

健康につながる「なしば商品」の開発を目指します!

皆さまから頂いた寄附金は、「なしば茶」量産に必要な原料の確保、商品仕様の検討や「なしば茶」の健康促進効果を探索する機能解析試験に使わせていただきます。

 

鳥取の二十世紀梨に再び光を!

鳥取大学大学院連合農学研究科 教授 児玉基一朗さん

私の専門は、植物の病気の研究です。われわれヒトを含む動物と同じように植物も病気になります。しかし、動物とは全く違ったやり方で自分自身を病気から守っているのです。そのひとつが、病原菌の感染を防ぐ成分“ポリフェノール”を細胞の中にたっぷりとため込んでいることです。

ポリフェノールは、細胞の老化などを防ぐという利点もあります。茶カテキン、コーヒークロロゲン酸、バラ科植物アルブチンなどは代表的な物質であり、抗酸化活性、アンチエイジング、美白効果などを示す人気商品として広く流通しています。

私たちは二十世紀梨が自分自身を守る物質として、特別なポリフェノールを葉の中に驚くほど大量に蓄積していることを発見しました。
これを“梨ポリフェノール”と呼んでいます。
このポリフェノールを“異常なほど”大量に含むため、ナシ葉の抗酸化活性は、全ての植物の中でもトップクラスです。しかも梨ポリフェノールは、果実にはほとんど含まれず葉の中に蓄積しているのです。

本プロジェクトでは、今まで誰も注目しなかった”梨の葉っぱ”という魅力的な地域素材に光を当てて、鳥取の二十世紀梨産業の活性化、そして、農業振興を目指します。
梨産業の復興は、元気な鳥取の街づくりに必ず結びつくと確信しています。

合い言葉は、「よみがえれ!二十世紀梨-とっとり”梨復興プロジェクト-」

鳥取大学大学院連合農学研究科 教授 児玉基一朗さん

有限会社サンパック 代表取締役 森貴洋さん

地元で祖父の代まで梨農家をしていました。梨に繋がる仕事をしているのに縁を感じています。

今はパッケージ屋として、梨を梱包する資材を扱うようになり梨農家の応援隊となっています。また10年前から規格外の梨を利用し、梨ジュース含め、加工品をつくるようになり、さらにわずかですが、現在栽培もしています。

二十世紀梨の栽培や生産農家に深く係るようになり、感じる事は、「ブランド」とそれを守る農家の熱い想いです。鳥取の二十世紀梨の生産量はピークの3分の1まで落ち込み、産地の火が消える恐れがあります。もうこれ以上梨の木を切らせるわけにはいかないという想いがあります。ブランドには量が必要です。これ以上減るとブランド自体と維持できません。今、二十世紀梨を支えている農家は、自分の命が途絶えるまで梨を守り抜く人たちです。

今回の梨葉の取組みは、二十世紀梨のブランドと、梨の木を守る取組みに繋がります。鳥取の二十世紀梨は、実だけではなく、葉でも日本1である。そして梨の木を伐採から守ります。鳥取にとって貴重な資源である「二十世紀梨」の文化を守っていきたいと思っています。

有限会社サンパック 代表取締役 森貴洋さん

 

寄附者のみなさまへ

鳥取県の二十世紀梨の振興を目指す本プロジェクトのご支援に、心より御礼申し上げます。梨農家の抱える課題に挑み、地域産業の活性化を目標に尽力してまいります。

鳥取県には、二十世紀梨のほか多くの名産品がございます。ぜひ一度、鳥取県にお越しください。

写真

お礼の品は二十世紀梨の葉から作られた「なしば茶」

ポリフェノールを豊富に含む二十世紀梨の若葉を配合した「なしば茶」です。

紅茶ベース、ルイボスベース(カフェインレス)、そして梨葉100%を準備いたしました。梨の香りに鳥取を感じながら、リラックスタイムにお楽しみください。

※本ガバメントクラウドファンディングに限り、鳥取県民の方も起業家が提供するお礼の品を選択することができます。
※寄附金受領証明書やお礼の品の発送については、寄附募集期間の終了後となります。ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

鳥取県

「課題先進県・人口最少県」の鳥取。

人口減少、少子高齢化が進む課題先進県だからこそ、未来の日本をリデザインできる最先端にいます。
鳥取というフィールドで挑戦することは、「未来の日本に挑戦する」ことだと私たちは考えます。

この考えをもとに私たちが2017年から始めた、未来の輝くSTARを支援するプログラム『とっとりスタートアップキャンプ(TSC)』。
TSCでは、鳥取県内で起業することを前提に、県内経済に多大な貢献が期待できるビジネスモデルで起業しようとする起業家を発掘し、そのビジネスプランを起業家育成や事業化支援で実績をあげている著名なメンターが徹底的にブラッシュアップ指導してきました。
TSCの2017年度ファイナリストとなった起業家たちは5名。
この起業家たちが、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。