【令和5年7月豪雨】北部九州豪雨 緊急支援にご協力ください
カテゴリー:災害
寄付金額 458,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 45.8%
- 支援人数
- 31人
- 終了まで
-
14日
/ 87日
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2023年7月12日~2023年10月6日(87日間)
佐賀県NPO支援×AAR Japan

7月10日の明け方以降、九州北部で線状降水帯が相次いで発生。記録的な大雨によって、福岡県、佐賀県、大分県を中心に各地で川の氾濫や土石流などの土砂災害が起こり、各地で被害が出ています。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)は10日より佐賀事務所を拠点に、佐賀県・福岡県の高齢者・障がい者福祉施設の情報収集を始め、緊急支援物資の配布準備を進めています。
また12日より、東京事務局から被害の大きい福岡県朝倉市、久留米市へ職員を派遣し、被災した方々への炊き出し支援と現地の被害状況・ニーズの調査を行います。
緊急募金への皆さまのご協力をお願い申し上げます。
豪雨被害の北部九州で緊急支援を開始しました
支援内容について
皆さまからいただいたご支援金で以下の内容を実施してまいります。
〇活動地域:佐賀県をはじめとする被害の甚大な北部九州地域。
〇活動内容:福祉施設への緊急支援物資の配付や運営再開支援など。今後も現地の状況を確認しつつニーズに合わせ支援を行ってまいります。
〇資金使途:上記活動に活用させていただきます。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。目標金額に達しない場合も緊急支援物資の配布や炊き出しは、不足金額分を自己負担するなどして実行致します。
※活動地域・内容については、今後の状況次第で拡大・縮小の予定がございます。その際には新着情報を活用し、報告いたします。
※現場の支援ニーズを鑑み支援内容を決定しておりますが、想定以上の支援を頂戴した場合には本災害支援活以外の別の地域の災害支援活動の費用に充てさせていただく可能性もございます。あらかじめご了承ください。

AAR Japan[難民を助ける会]について
AAR Japan[難民を助ける会]は、国連に公認・登録された国際NGOです。
紛争、災害、障がいなどによって困難に直面する人々を支援し、特に弱い立場にある方々に長期的な視点で寄り添うよう努めています。
また政治・思想・宗教に偏らないことを基本理念にしています。
現在は16カ国で、人道危機にさらされた人々に必要なものを迅速に届けて命をつなぐ緊急支援と、さらに未来を切り拓くための長期的な支援を6つの分野で行っています。
中でも災害支援の分野では、国内外問わず、災害発生直後の緊急時、被害状況やニーズなどを調査した上で、食糧や水、衣料やテントなどの物資を迅速に届けていきます。
今回も、経験豊富な緊急支援チームが支援活動にあたります。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
【国内で過去に実施した主な災害支援】
<支援終了>
2018年7月~2020年3月 西日本豪雨被災者支援
2018年9月~2019年8月 北海道地震被災者支援
2019年8月~2021年3月 九州北部大雨被災者支援
<支援継続中>
2011年3月~ 東日本大震災被災者支援
2022年8月~ 令和4年8月大雨被災者支援
2023年6月~ 令和5年台風第2号被災者支援
返礼品について
今回のご支援では返礼品をご用意せず、皆さまのお気持ちをできる限り支援活動に活用していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。
【佐賀県NPO等支援について】
地域課題解決を図り、暮らしの満足度を高めていくためには、行政のみがサービスを提供するだけでなく、県民・CSO(NPOを含む市民団体)、企業・行政など様々な主体が担い手となり、さらなる協働社会づくりを推進する必要があります。
佐賀県では、ふるさと納税を活用し、自ら資金調達に取り組むCSOを応援しています。
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2023年08月28日 14:06
障がい者施設への支援
令和5年7月大雨の緊急支援のため、AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは、7月12日より現地入りし、炊き出し班と障がい福祉施設等被害調査班に分かれて支援活動を行っています。私たちAARは災害時、より支援の届きにくいご高齢者や障がいのある方々、難病患者、外国人などの、特に配慮を必要とする「要配慮者」への支援を災害支援活動の柱としています。
今回の大雨で最も甚大な被害を受けた福岡県久留米市では、8月14日の時点で死者2名、重傷2名、軽傷5名の人的被害が出ており、家屋被害では全壊20件、半壊328件、一部損壊525件、床上902件、床下1545件の被害が報告されています(福岡県HPより)。久留米市の障がい者施設「田主丸一麦寮」は、大雨により複数の建物の1階部分が床上浸水する被害を受けました。AAR緊急支援チームは7月12日に施設を訪問して衛生用品や飲料水などをお渡しするとともに、理事長の郷原和彦さんから被害状況についてお話を伺いました。施設の職員の方は連日の猛暑の中、泥で汚れた床や設備の清掃に追われていたため、AARは清掃に使う高圧洗浄機2台(貸出)と吸水絞りワイパー4個を翌13日に届けました。職員の方からは「床の掃除に必要な清掃用具がまったく足りていなかったのでとても助かりました。ありがとうございます」と感謝の言葉をいただきました。
同施設では、巨瀬川の氾濫により施設内や周辺に汚泥が流れ込み、乾燥した汚泥が風で舞い上がっていました。その影響で衛生環境の面から感染症にかかる危険性が指摘されていたため、AARはマスクや掃除用のバケツ、雑巾など感染症対策に必要な物資を届けたほか、バスタオルやフェイスタオルなど施設利用者に必要な物資もお届けしました。理事長の郷原和彦さんは「生活している皆さんの生活環境を1日も早く取り戻さないといけない。少しのご支援でもいただけると助かります」と話されました。現地で必要なニーズは、刻一刻と変化していきます。AARは同施設の1日でも早い復旧に向けて、引き続き支援活動を行って参ります。
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2023年08月23日 14:12
在宅被災者へも支援を届ける
令和5年7月大雨の緊急支援のため、AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは、7月12日より現地入りし被害調査及び物資支援を行っています。私たちAARは災害時、より支援の届きにくい高齢者、障がい者、難病患者、外国人等の特に配慮を必要とする「要配慮者」への支援も災害支援活動の柱としています。
7月14日には社会福祉法人「拓く」と共に、障がいのある方が週末に一時帰宅する自宅を訪問し、お話を伺いました。自宅は床上浸水してしまい、私たちが訪問した際はご家族が自力で自宅の片付けをされていたので、浸水した畳を運び出す作業を「拓く」のスタッフととともにお手伝いしました。水に浸かってしまった畳はとても重く、当会女性職員が一人で持ち上げようとしてもびくともしませんでした。また、一度水を吸ってしまうと使うことができません。畳を運び出した後は、畳の下の床板を外し、床下の泥をかき出して洗い、消毒し、乾燥させる必要があります。
現地では「初めて被災した世帯で床下浸水だと自宅の見た目が変わらないため、そのまま暮らしているケースがある」、「浸水した家屋をそのままにしておくと、感染症の恐れがある」との懸念の声も聞かれました。そのため当会が在宅被災者世帯を訪問する際は、「震災がつなぐ全国ネットワーク」が作成した浸水被害からの生活再建の手引き「水害にあったときに」もお渡ししています。
(リンク:https://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420)
今回連携した社会福祉法人「拓く」は、障がいのある人やその家族の相談窓口である久留米市障害者基幹相談支援センターの業務を受託しています。今後も自宅が被災した障がい者世帯の情報集約と支援を担っていくことから、当会は「拓く」に対して扇風機や延長コードを提供しました。引き続き、社会福祉法人「拓く」や久留米市障害者基幹相談支援センターなどと協働し、在宅被災障がい者の生活再建に向けて活動していきます。
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2023年08月09日 09:26
福岡県:1週間で2,000食の炊き出し
九州地方では7月10日の大雨により、河川の氾濫、土砂災害などの被害が発生し、8月4日時点で死者5名、重症2名、軽傷5名の人的被害が出ており、家屋被害では全壊12件、半壊72件、一部破損93件、床上1,447件、床下2,935件の被害が報告されています(福岡県HPより)。AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは12日より福岡県久留米市での物資配付を、13日には炊き出しを開始しました。
炊き出しは、避難所となっている久留米市竹野小学校で認定NPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉氏)とともに実施。小学校に避難している方々や周辺の自宅で在宅避難を続ける方々にお届けしました。また、浸水によって炊事場が使えなくなった障がい福祉施設の利用者と職員の皆さんにも食事を届け、13日から19日までの1週間で合計2,000食を提供しました。
1週間で提供した炊き出しメニュー
・ 7月13日(木):夜、豚汁
・ 7月14日(金):夜、牛丼(写真1)
・ 7月15日(土):昼、素麺、夜、生姜焼き
・ 7月16日(日):昼、お蕎麦、夜、煮込みハンバーグ
・ 7月17日(月):昼、素麺、夜、炒飯風ご飯、水餃子(写真2)
・ 7月18日(火):昼、茶そば、夜、ミネストローネ
・ 7月19日(水):昼、素麺、夜、うな丼(写真3)
昼食は暑い中でも食べやすい蕎麦や素麺、夕食はしっかり栄養をとってもらおうと、生姜焼きやハンバーグを提供するなどメニューを工夫しました。猛暑が続く中、避難所での生活を続ける高齢の方は「動いていないからお腹は空いていないけど、薬を飲むためにも何かを食べないと」と話します。また在宅避難者の女性からは、「こんな支援が来てたのは知らなかった。私たちは猫がいるので避難所では過ごせません。出きたてのお弁当、本当に助かります」とのお言葉をいただきました。最終日に提供したうな丼は、配付開始直後に初回分がなくなるほどの盛況ぶりでした。「初めてうなぎを食べたけど、とっても美味しい」と話すお子さんもいるなどうな丼は大人だけでなく子どもにも好評で、避難所の体育館にはにぎやかな声が溢れました。
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2023年07月19日 14:27
「7月12日 AAR Japan[難民を助ける会]緊急支援チームが支援活動を開始」
■被災した福祉施設に支援物資を配付
今回、特に被害の大きかった福岡県久留米市の社会福祉法人八千代会が運営する「田主丸一麦寮」は、広大な敷地に複数の入所施設がある障がい者施設です。被災当時、入所者や職員は建物の2階に避難して全員無事でしたが、複数の建物の1階部分が浸水する甚大な被害が生じています。
支援物資として、アルコール消毒液、ウェットティッシュ、マスクなどの衛生用品や飲料水をお渡ししました。また、連日の猛暑の中、泥で汚れた床や設備の清掃に使うための高圧洗浄機2台(貸出)と吸水絞りワイパー4個を届けました。理事長の郷原和彦さんは「生活している皆さんの生活環境を1日も早く取り戻さないといけない。少しのご支援でもいただけると助かります」と話されました。
写真<左> 理事長の郷原和彦さん(左)に支援物資を渡すAAR東京事務局の生田目充(右)
■避難所で炊き出しを開始
AARは認定NPO法人ピースプロジェクトとともに、避難所となっている久留米市竹野小学校で炊き出し支援を13日から開始しました。この日の夕食では豚汁180人分を用意し、小学校に避難している方や在宅避難を続ける方に届けました。また、炊事場に浸水被害があった田主丸一麦寮にも利用者や職員100人分の食事を届けました。
受け取った方からは「とても美味しかったからおかわりしました。どんな味付けしてるの?」など、温かい食事を喜ぶ声が聞かれました。そうやって話す中、相談も寄せられており、AARは行政サービスや支援窓口などを照会する活動も行っています。被災後の復旧作業や片付けで大変な皆さまのニーズに沿えるよう支援を届けています。
写真<中央> 東京から駆け付けた福岡市出身のマラソンランナー谷川真理AAR理事(中央)、ピースプロジェクトの加藤勉AAR理事(右)、AARの大原真一郎
■在宅避難者へも支援を届ける
久留米市大橋町では社会福祉法人「拓く」と協力して、障がいのある方が週末に一時帰宅する自宅を訪問。床下を乾かすための扇風機と延長コードを供与したほか浸水した畳を運び出すなど片付けをサポートしました。
避難所となっている竹野小学校では、認定NPO法人ピースプロジェクトと協働して炊き出しを続けています。
この炊き出しの情報を自治会や消防団の方々が在宅避難者にも伝えてくださり、17日までに1,350食を提供しました。被災地では、電気、水道、ガスなどが復旧していない世帯も多く、厳しい暑さの中で、掃除や復旧作業で疲れている方々に大変喜ばれています。
写真<右> 社会福祉法人「拓く」に床下を乾かすための扇風機を支援=7月14日
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佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指
定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。
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