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飼い猫を野良猫にさせない! 人と猫が共生できる優しい社会づくりプロジェクト!

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 2,131,000

106.5%

目標金額:2,000,000

達成率
106.5%
支援人数
87
終了まで
受付終了

徳島県徳島市(とくしまけん とくしまし)

寄付募集期間:2022年9月1日~2022年11月29日(89日間)

徳島県徳島市 × NPO法人HEART

プロジェクトオーナー

徳島市では、市民の力でまちをより良くしていくため、NPO等が市と協働で実施する取組を支援しています。
このたびNPO法人HEARTと市が協働することにより、飼い猫を野良猫にさせないための予防的な取組を実施します。

現在まで、HEARTをはじめ、熱心な市民の方々のご尽力により、徳島の犬猫殺処分数は年々減少してきています。また、市の支援事業でも、野良猫の避妊去勢手術の助成により、野良猫を増やさない取組を行っています。
しかし、それでも殺処分数がゼロになることはありません。
なぜなら、飼い猫であった猫が、野良猫になってしまう事例を止められないからです。野良猫の繁殖を抑制するだけでは不十分なのです。

この事業では、NPO法人HEARTが「猫の相談窓口」を設置し、協働担当課である徳島市環境政策課が市の福祉関係部署と連携して、高齢者や単身者で猫の飼育に手助けが必要な人に、飼育困難にならないようアプローチしていきます。
新たな切り口から、人と猫が共生できる優しい社会作りのために尽力してまいりますので、皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

NPO法人HEARTの活動

徳島の動物福祉のために

NPO法人HEARTは、殺処分数の多かった徳島で動物の保護活動の先駆者的役割を担う形で、遺棄や虐待、行き場のなくなったホームレスペットを救うため、カナダ出身のマーサー・スーザンが動物福祉団体として2006年に設立しました。
HEARTの名前の由来は、以下理念のそれぞれの頭文字からきています。
・Humane(人道的)
・Education(教育)
・Advocacy(擁護・代弁)
・Rescue(救助)
・Tokushima(徳島)
設立後16年間ぶれることなく、一頭一頭と向き合いながらHEART(心)を込めてこの活動を続けています。現在も約200匹の犬猫を保護しています。

2020年に県内初のスペイクリニック(避妊去勢手術特化型動物病院)を開院し、現在まで2800匹以上(2022年8月5日現在、実働86日)の手術を処置しています。
※スペイクリニックは、低価格で多頭の避妊去勢手術に対応する動物病院(30頭/日以上手術可)

皆様のご支援でできる事

「猫の相談窓口」を設置し、飼い猫やその飼い主を支援します

①NPO法人HEARTに「猫の相談窓口」を設置し、徳島市環境政策課が市の福祉関係部署と連携して、当事者と関わり合いのある関係機関に周知等を行います。
②啓発ポスターを製作し、猫に関する問題の早期発見の大切さを周知します。
③飼い主に対し、問題解決のためのアドバイス(飼育計画の啓発)や相談対応を行います。必要であれば、スペイクリニックにおける避妊去勢手術や治療を行います。
④高齢者・単身者等の飼育する猫のセーフティネットになることによって、飼い猫の放置・遺棄を防ぎます。

【寄附金の具体的な使い道】


・猫の避妊去勢手術費:1,250,000円(雌雄共5,000円×250匹)
・猫の治療費:375,000円(予防薬・治療費等1,500円×250匹)
・保護した猫の飼育費:240,000円
 (マイクロチップ・血液検査・ワクチン・餌・ミルク等12,000円×20匹)
・広報ポスター制作費:55,000円など

※目標金額に達しなかった場合でも、いただいたご寄附は本事業へ活用いたします。

【寄附金の具体的な使い道】

寄附のお礼について

寄附をしていただいた皆様へ、お礼のメールをお送りいたします。
¥30,000以上寄附をしていただいた方で、徳島市外在住の方にはトートバッグをお送りいたします。

※お礼のメール等をお送りするため、NPO法人HEARTへ寄附者さまの個人情報を提供させていただきます。

寄附のお礼について

飼い猫と飼い主のいない猫(野良猫)

全国で生息する猫は、種類に関係なく大きく二つに分けられます。一つは、人の管理の下で生活する飼い猫(保護猫、繁殖用猫含む)と、もう一つは過酷な環境で生活する飼い主のいない猫(野良猫)です。
猫の繁殖力は強く、数年で2匹が数百匹になるほどで、野良猫が原因による被害(糞尿被害・生ゴミを荒らされる等)などが昨今社会問題としても多くの各自治体で取り上げられています。そして、数年前までは、増えすぎる野良猫の数を抑制するため、殺処分という形のみで猫の数を抑制してきましたが、近年では短絡的に殺処分だけで数を減らすのではなく、人道的に野良猫を減らすため多くの個人や団体、行政が繁殖制限手術による数の抑制に尽力しています。私たちも活動当初より野良猫の繁殖の抑制をつづけている団体の一つです。そして、一頭でも多くの猫が幸せな生涯が送れるよう保護活動を行っています。

しかし、野良猫は必ずしも外で生まれた猫だけではありません。元飼い猫や飼い猫から生まれた猫から、野良猫になった猫も少なくありません。何より元を辿れば野良猫のルーツは飼い猫だと思います。
飼い猫を野良猫にさせないためには、飼い主の責任が一番大切ですが、飼い主だけではどうしようもない状況に陥ってしまう場合や既に危機的な状況に追いやられている飼い主もいるかもしれません。
私たちは、長年の保護活動を経て沢山の方からの相談に対応してまいりました。その中で、もう少し早くわかっていれば、もう少し早くに支援できていればここまで大きな問題にならなかったのにということを多々経験してまいりました。

飼い主にも支援が必要

飼い猫が野良猫になる原因として、飼い主が単身者、高齢者で入院、死亡などから飼い主なき後、猫の行き場所がない場合や、繁殖(多頭飼育崩壊など)による飼育困難の場合などの「無計画な飼育」、引っ越しやアレルギー、生活の困窮による飼育困難の場合などの「生活の変化や健康上の都合」、あるいは、猫の飼育がただ嫌になったなど、様々な原因が考えられます。
しかし、原因が分かっている以上、原因解決のためのアドバイスと支援をする事で、野良猫にならなくていい猫もいるのではないかと思います。
また、ペットは家族の一員だと意識が高くなってきた昨今、心のよりどころや癒しを求め、自分よりもペットを大切にする飼い主も少なくないと思います。ペットの事を案じて入院を拒む飼い主や、ペットと生活する事で活力を持っている飼い主など、最終的には無責任な飼い主となりかねない飼い主に支援が必要ではないかと考えます。

猫だけでなく、人に対する福祉活動

2つの蛇口を閉める

私たちの活動は、一頭でも多くのコンパニオンアニマルである彼らが生涯を全うできるため手助けをする活動です。
常々、私たちはこの活動を蛇口から流れる水を受ける器に例えます。蛇口から延々流れ出る水を無駄にしないよう受け皿で受けようとしても器には限界があり、蛇口の元を閉めない限り水は受け皿から溢れてしまいます。溢れる水が命なのです。
そして、蛇口は2つあります。一つは社会全体で閉める蛇口、もう一つは個人で閉めなければならない蛇口です。水が溢れないようにするためには、2つの蛇口を閉める必要があります。ただ、後者の個人で閉める蛇口に関しては、個人に任せ傍観するだけでは蛇口は閉まりません。もしかすると、手助けが必要かもしれません。私たちは手助けが必要な個人にこちらから歩み寄りサポートしたいと思います。
この活動は、猫のためだけでなく、人に対する福祉活動でもあるのです。

民間団体の活動支援へ

徳島市 × 一般財団村上財団

徳島市は、令和4年8月9日、一般財団法人村上財団とSDGsの達成に向け、地域課題の解決に取り組む民間団体の活動支援に関する連携協定を締結しました。

この連携協定により、「徳島市協働による新たなまちづくり事業」でクラウドファンディングコースとして公募・採択したプロジェクトには、村上財団から、集まった寄附と同額のマッチング寄附がご提供いただけます。
この「飼い猫から野良猫を増やさない!人と猫が共生できる優しい社会作りプロジェクト!」も、社会課題解決に向けた意欲と経験のある団体の取組として、マッチング寄附(上限200万円)の対象となっています。
※本ページ上の寄附金額にはマッチング寄附額は含まれておりません。

徳島市と村上財団の連携:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/smph/shisei/machi_keikaku/partnership/murakami_zaidan.html

村上財団の活動:https://murakamizaidan.jp

寄附者のみなさまへ

NPO法人HEART 代表 スーザン・マーサー

■徳島の殺処分数をゼロに近づけるために

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HEARTは活動を開始して16年目を迎えました。避妊去勢の重要性を訴え続け、啓発活動、保護から譲渡の活動を通じて不幸な動物の数を減らす活動が継続できているのは、私たちの活動を理解し、協力してくださる支援者の皆様のおかげに他なりません。
”徳島の殺処分数をゼロに近づけるために”を目標に、保護から譲渡の活動だけでなく、避妊去勢手術にアクセスしやすいコミュニティを目指しています。2020年9月にとくしまスペイクリニックを開院しましたが、以来この地域の2,400頭以上の野良猫や地域猫に避妊去勢手術を実施しました。
当団体は限られた人数のスタッフとボランティアでの運営ですが、私たちの活動を信じて手を差し伸べてくださる支援者の皆様のおかげで、毎年何百匹もの保護動物を救済することができています。
現在、野良猫の数を減らすため、殺処分を減らすため、各団体、ボランティア、行政が協力し、野良猫の避妊去勢手術を頑張っておられます。私たちのクリニックもその受け皿となって邁進しております。しかしながら、野良猫が増えるのは単に野良猫の繁殖だけではありません。いろいろな事情があるかと思いますが、飼育困難な状況より飼い猫が野良猫になることも多々あるかと思います。
人も猫も守り、飼い猫を野良猫にさせないための事業にどうかご支援をくださいますよう宜しくお願い申し上げます。

徳島市環境部環境政策課

■人と猫が幸せに暮らせるまちづくり

本市には、高齢者や単身者等を対象とした猫の相談窓口は設置しておらず、問題が発生した際は個人的に相談できるところを探してもらい、対応を依頼するしかありませんでした。
このプロジェクトにより、相談窓口の設置から、避妊去勢手術を含めた猫に対する問題を解決するための体制を確立することで、猫の飼育に困っている人に対し、適切な相談・支援を行えるようになります。
また、こういった取り組みを周知することで、助けを必要とする人を早期に発見・支援を行うことにより、問題が複雑化することを防ぐことができると期待しています。

徳島市長 内藤 佐和子

■市民と協働して人と猫が幸せに暮らせるまちを作りたい!

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徳島市では、市民と行政が協力して徳島のまちを良くしていくために「徳島市協働による新たなまちづくり事業」を実施しています。この事業では、徳島市のさまざまな困りごと(社会的課題)を解決するために事業提案を募集しています。
今年度は、徳島市環境政策課が「人と猫が幸せに暮らせるまちづくりプロジェクト」というテーマを掲げて募集し、NPO法人HEARTからご提案いただいたものです。
本市では、野良猫の避妊去勢手術に対する助成を行っていますが、飼い猫のさまざまな問題(多頭飼育など)は、対策を行うことが難しい状況です。今回ご提案いただいたように、行政だけでは対応が難しい分野に対し、迅速かつ柔軟に活動を展開できる市民活動団体の存在には、本当に頼もしく感じています。今後も、市民と行政が連携して相乗効果を発揮し、徳島市の困りごとを解決する事業により、私たちが心豊かに生活できるまちとなることを期待しています。

なお、この事業では、皆様からのご寄附と同額を村上財団からマッチング寄附していただけます。皆様からのご寄附が、2倍の効果を生み出す仕組みになっています。
どうか、皆様からのたくさんのご支援をお願いいたします。

一般財団法人村上財団 代表理事 村上玲

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村上財団は、2020年より、『自治体・NPO・民間』の連携事業を大阪府と行ってきました。 

行政とNPOが連携し行政だけでは手の届かない地域の社会課題解決を推進、NPOがクラウドファンディングで調達した額に応じ村上財団が資金提供をさせていただくスキームで、今回、第2弾が徳島市ではじまりました。

皆さまのご寄附に対し、財団から同額をプラスで寄附させていただくマッチング寄附により『寄附が2倍』になります。

本事業が寄附をするきっかけづくりとなり、より多くの方にNPOの活動を知っていただく機会となるよう心から願っております。

  • 2023年12月28日 16:00

    「飼い猫を野良猫にさせない! 人と猫が共生できる優しい社会づくりプロジェクト!」 実施のご報告

     皆様からいただきました温かいご支援で、つぎのとおり事業が実施できましたので、ご報告いたします。

    ①猫の相談窓口を設置
     NPO法人HEARTが、「猫の相談窓口」を設置し、周知のためにチラシとポスターを作成しました。市の福祉関係部門と連携して、高齢者や単身者で猫の飼育に手助けが必要な人に、飼育困難にならないようにアプローチしました。

    ②猫の避妊去勢手術を実施
     「猫の相談窓口」に寄せられた相談のなかから、避妊去勢手術が必要な猫に対してスペイクリニックで必要な処置(手術や治療など)を行いました。

    避妊去勢手術:246匹
    引き取り:9匹

     これからも、飼い猫を野良猫にさせないための取組を続けてまいります。引き続き応援いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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徳島県徳島市

徳島市は、徳島県の東部に位置し、吉野川とその支流がつくり育てた三角州に発達した人口約25万人の県都です。地方の中核的都市として、産業をはじめ、政治、経済、文化、教育、情報といったさまざまな面において高い集積があります。
気候は温暖で物産は豊かです。四国一の大河・吉野川をはじめ市内を縦横に流れる大小の川と優美な眉山の緑は、住む人に安らぎを与え、訪れる人を癒します。また、阿波おどり、人形浄瑠璃、藍染・阿波しじら、木工製品、すだちなど徳島の風土と歴史が育んだ個性的な文化を有しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 自身も猫と暮らしています。
    一方通行ではない保護活動をされているように感じたので、支援をさせていただきます。

    2022年11月24日 14:53

  • 応援しています。猫の飼い主、とくに高齢者や単身者への支援は、自分自身必要なことだと考えていたので、とてもすばらしいと思います。高齢になり、最後までお世話をできないから飼育はしないというのも必要なことですが、高齢だからこそ動物と一緒に暮らすことで生きがいを得られる場合もあるのではないでしょうか。行政や民間団体と連携し、支援を得つつ、高齢者が責任ある飼育をしながら喜びを得られるようになっていけたら嬉しい。こうした取り組みが全国に広がることを願います。

    2022年11月22日 9:25

  • 野良猫が少なくなるようにお願いします。

    2022年11月21日 19:14

  • 家にも2匹の猫ちゃんがいます。
    自分にはボランティアも何も出来ないですが、1匹でも多くの命が助かり、少しでも幸せになるお手伝いが出来るならと思い寄付させて頂きます。

    2022年11月20日 7:44

  • 弱い立場にいる動物を守る努力をしてくださってありがとうございます。小さな命を大切にできる社会では、必ず我々人間も助け合い支え合う心が生まれます。これからも期待しています。よろしくお願いします。

    2022年11月15日 22:05

  • 県都に相応しい、賑わいがあり、街歩きが楽しめる中心市街地の再開発を期待しています。

    2022年10月18日 21:55

  • 猫たちの大切な命のために使ってください。
    よろしくお願いします。

    2022年10月12日 12:45

  • がんばってください。

    2022年10月10日 21:36

  • 素晴らしい取り組みです♪

    2022年10月9日 7:53

  • ハートさんは沢山の命を繋いで下さり
    大切な家族となった老犬レミ君を救って頂いた恩人です。どうぞ活動の輪が広がりますように。

    2022年10月7日 21:05

  • 動物は家族です。共存を目指す自治体を応援します。

    2022年10月1日 13:35

  • 1匹でも多くの猫ちゃんが救われて幸せに暮らせる場所ができますよう応援させていただきます。

    2022年9月19日 23:39

  • すばらしい取り組みをありがとうございます!寄付を続けたいので来年以降もぜひ継続してください!

    2022年9月17日 12:07

  • 本当にありがとうございます。ハート徳島さんから来た、ワンコ達は暑いこの夏も元気いっぱいです。感謝しております❣️

    2022年9月16日 20:59

  • ハートの皆さん、ペット達の保護よろしく。

    2022年9月2日 15:17

  • 野良猫を増やさず、動物たちと共生できる心優しい街づくりを目指してください。応援してます。

    2022年9月1日 13:45

  • 僅かばかりですが応援しています‼️

    2022年9月1日 12:46

  • 徳島県の猫ちゃんのためにいつもありがとうございます。
    これからもHEARTを応援します。
    全ての猫ちゃんがしあわせになるよう願います。

    2022年9月1日 10:57

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