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築100年の大正モダンな旧村役場を、次の100年に継承したい! 【資料館のリニューアルオープンに向けて令和の大修理中!】

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 1,517,000

151.7%

目標金額:1,000,000

達成率
151.7%
支援人数
86
終了まで
34
/ 101

三重県四日市市 (みえけん よっかいちし)

寄付募集期間:2022年9月22日~2022年12月31日(101日間)

三重県四日市市

プロジェクトオーナー

築100年経った旧四郷村役場の耐震補強と修理の工事を行い、郷土資料館をリニューアルします。
紡績業で四日市の近代産業発展に貢献した実業家の一人、伊藤伝七(十世)が、故郷への恩返しとして、大正10年(1921)に現在の価値で約3億円を出費して建設した村役場です。役場としては珍しい3階建ての塔屋を有する2階建て洋館風建物です。
この建物は、地元の人たちに永く愛され、役所としての役割を終えた後も地元住民により資料館として利用されてきました。
今回の整備工事は、根本的な耐震性の脆弱さを解消するとともに可能な限り当時の姿を取り戻すことで、四日市の近代産業発展を象徴する建物として広く公開しながら、次の100年に継承することを目的としています。

三重県四日市市

四日市市は、人口31万人の産業都市。現在は、美しいコンビナート夜景で知られていますが、古くから「市」が開かれ、東海道の宿場として栄えてきました。
明治以降、港や交通網の整備が進められ、製糸、紡績など近代産業が発展し、現在の産業都市へとつながっています。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

  • 【御礼】皆様からの多くの温かいご支援に対しまして、厚く御礼申し上げます

    2022年11月25日 17:00

    想定以上の多くの方々からご支援いただき、当初の目標金額を達成することができました。深く感謝申し上げます。
    お寄せいただきましたご寄付は、すべて旧四郷村役場の保存整備活用事業に使わさせていただきます。
    目標金額には達しておりますが、旧四郷村役場を継承しようというお気持ちは途切れることなくお寄せいただいており、たいへん有り難く思っております。
    本プロジェクトは、予定通り12月31日まで継続してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

地震に負けない建物に!

100年受け継いだ建物を次の100年に引き継ぐ

役場には珍しい見晴らし専用の塔屋

住民に愛され、いまは資料館に

旧四郷村役場は、大正10年(1921)に地元出身の実業家、伊藤伝七(10世)の寄付により建てられました。
そのため住民の愛着は強く、昭和50年代に存続問題が持ち上がると地元が中心となって保存運動が起こり、市としても数少ない貴重な歴史的建造物と認め、市指定文化財に指定して保存することとなりました。
その後40年近く、資料館として地元市民団体により運営されてきました。

大事にしてきたけれど、100年前の建物には修繕が必須

しかし、近年、日本中で大地震が発生しており、東海地方でも遠くない将来に大地震が起きる可能性が高いとされています。
100年前に建設された旧四郷村役場は、耐震性が脆弱で、かつ、木造であることから建物各所で建築部材の腐朽が確認されています。

永く資料館として活用する一方で、万一のために普段は2階を公開せず、塔屋も限定的にしか上ることはしてきませんでした。

風雨で傷んだ壁や窓

台風が接近したときには風雨が東方向から強く当たることから、東南隅に建つ塔屋は、特に傷みが著しい状態でした。
東壁の窓も、数枚が割れてしまっていました。

この大切な建物を守っていくためには、いつかは根本的な、大規模な工事をしなければならないことを強く感じていましたが、令和3年度の築100年という区切りをもって、次の100年へ確実に引き継ぐための必要な保存整備事業に着手しました。

これまでも地域の方々にたいへん愛されてきた建物ですが、10世伝七の多額の寄付のおかげでとても立派な意匠を凝らした建物ですので、より広くたくさんの人々に支えられ、守られ、生かされてほしいと願い、広く皆様にご支援をお願いすることとなりました。今後も旧四郷村役場の歴史的、文化財的価値を継承していくため、皆様のご協力を、よろしくお願い申し上げます。

建設以来の大工事をしています

解体や揚屋をしながら調査し、施工方法を確認

屋根の解体状況
約1m、揚屋をしています

解体しながらいろいろな箇所に見られる当時の大工仕事の痕跡を調査しています。
この建物の特徴の一つに、日本古来の和の技術と明治以降に伝わった西洋の技術の両方が巧みに使われていることがあげられます。
屋根の小屋組みには、伝統的な和小屋と西洋のトラスという組み方の両方が使い分けられています。

今回特別な工法として、「揚屋」を行っています。木造建物の全体を、基礎のコンクリートから約1m持ち上げました。
そのままでは難しい土台部分の調査や修理を行うためです。

文化財建造物の修理現場では、日々発見されることに対して、文化財としての価値を損ねないような工法を見直しながら、補強と修理が実施されています。
そういったことを可能にする専門の職人さんが数多く携わってくださることで、旧四郷村役場は価値を維持したまま、修理されています。
職人さんたちへの応援の声も、ぜひお願いいたします。

寄付金の使い道について

これまで以上に皆さんに愛される建物に

【寄付金の使い道】
今回いただくご支援は、100年に1度といえるような旧四郷村役場の整備工事により保存することができる建造物各所の歴史的な実物を展示等に活用し、100年前に建てられた文化財建造物としての価値を再認識し継承することに使わさせていただきます。

【事業の内容】
・耐震補強工事により安全性の向上を図り、腐朽した部分の取り換えや復原的修理工事により、建物の文化財的価値を維持します。
・見晴し専用の塔屋、じゅうたんのような内装材のリノリウム、重りでつりあう上げ下げ窓、アールデコ様式の天井、大理石を模した擬石塗りの柱など、100年間継承された旧四郷村役場の特徴を展示に活用し、資料館としてリニューアルします。

【事業実施のスケジュール】
・2021年度(令和3)~2022年度(令和4):耐震補強等工事、展示設計
・2023年度(令和5):展示工事、リニューアルオープン

※目標金額に達しなかった場合、あるいは目標金額以上の寄付をいただいた場合、いずれの場合も旧四郷村役場の保存整備事業に充てさせていただきます。

これまで以上に皆さんに愛される建物に

「旧四郷村役場」を知ってください!

近代産業発展の象徴的な存在です

旧四郷村役場正面の立面図

旧四郷村役場は、地元の実業家、伊藤伝七(十世)の寄付により建てられました。
伝七は、父親である九世伝七と小さな紡績工場を始めますがうまくいかず、三重県令(知事)の紹介による渋沢栄一の支援を受けて規模を拡大、ついには大阪紡績との合併によって東洋紡績(今の東洋紡)となりました。
設立当初、東洋紡績本社は四日市市にありました。
なお、東洋紡績という名前は、東洋一の紡績会社に、との願いを込めて、渋沢栄一が名付けたそうです。

棟札に書かれた関係者名

棟札は、守護神のほか、建築日、施主、大工、設計者といった関係者名などを記した木の板です。
旧四郷村役場の棟札には、「寄附者 伊藤傳七」などのほか、「設計技師 大石清隆」とあります。
大石清隆は、当時、四日市市富田にあり国内最大規模といわれた東洋紡績富田工場の営繕掛(係)のリーダーだった人です。
設計は営繕掛が請け負ったと考えられ、ここにも村役場と近代産業のつながりがみられます。

東南隅に付随する3階建て塔屋
階段に残るリノリウムの一部
重りでつりあう上げ下げ窓
2階旧議場天井に施されたアールデコ様式の装飾
旧事務室の擬石塗の柱

旧四郷村役場の建物としての最大の特徴は、塔屋があることです。
見晴らし専用の塔屋を、わざわざ経費をかけてまで備えることができたのは、伝七の寄付のおかげでしょう。
塔屋の1階に役場の窓口への入り口があり、そこかららせん階段が3階まで続いています。伝七がふるさとへの恩返しとして、村民誰もが上って村全体や伊勢湾を眺めることができるような塔屋を造らせたのではないかと想像されます。

建物内には、建築当初のリノリウム(じゅうたんのような内装材)や、大理石のような模様を墨や漆喰で塗った擬石塗の柱など、建設当時のものが現存すること自体が希少なものもあります。
外側の窓はすべて上げ下げ窓で、窓枠の中にある重りでつりあう仕組みです。
建築当時に流行していたアールデコ様式の装飾も取り入れられています。

資料館の運営に携わる方の思い

四郷郷土資料保存会 会長 古川芳彦さん

いつまでも宝として

写真

こんにちは、四郷郷土資料保存会会長の古川です。
渋沢栄一氏とも親交があった郷土の実業家、伊藤伝七翁が寄付をして大正10年にこの建物ができたとき、当時の村民は「日本一の村役場ができた」と喜んだそうです。
それから60年後、建物が解体される危機を迎えたとき、地元が中心となって保存運動を起こしたことで、残すことができました。
私としてもたいへん自慢の建物です。
これからも四郷、四日市市の宝であるように願っています。

寄付者のみなさまへ

四日市市長 森 智広からのメッセージ

皆さん、こんにちは。四日市市長の森 智広でございます。
いまの産業都市・四日市市の発展につながったといっても過言ではない、近代産業発展のシンボル・旧四郷村役場を、令和5年度にリニューアルオープンしたあかつきには、より多彩な活用ができるようにしていきたいと考えています。
この大正モダン薫る旧四郷村役場を、その歴史的価値を広く皆様にお伝えしながら次の100年に継承するため、どうぞご支援をお願い申し上げます。

お礼の品の紹介

寄付者の皆様へ

この度は、本GCFプロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本プロジェクトにご賛同いただける方は、どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、四日市市内在住者の方には返礼品はございません。

下記①、②、③のいずれか一つを選ぶことができます。

①「ふるさと応援寄附金」の返礼品をお選びいただけます

金額に応じて、「ふるさと応援寄附金」のカタログから返礼品を選ぶことができます。

②「特別見学会」にご参加いただけます

下記いずれかの「特別見学会」にご参加いただけます。
a.「竣工直後!解説付き特別見学会」(開催は令和5年4月初旬を予定)
工事完了直後で、まだ展示資料がない建物そのものの姿をご覧いただけます。
b.「リニューアルオープン直前!解説付き特別見学会」(開催は資料館のオープン直前、令和5年秋以降)
館内の展示が整い、オープンする直前の真新しい資料館の姿をご覧いただけます。
(いずれも現地までの旅費、滞在費等は含みません)
(10,000円以上の寄付をされた方が対象となります)

③「棟札」等に寄付者名を掲示いたします

「令和の大修理記念棟札」として、寄付者のお名前を板に記し、屋根裏など建物内部に「100年間」保管します。
リニューアルオープン後しばらくは、その写真を館内に掲示します。
また、ご本人の意向を確認したうえで、ホームページ上にお名前を掲示し、謝意を表します。
(10,000円以上の寄付をされた方が対象となります)


  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 令和の大修理が上手くいくことを願っております!

    2022年11月9日 3:11

  • ニュースで見ました。建物の存在は知っていましたが、見たことはありませんでした。とても美しい建物だったので、後世に残したいと思いました。目標額クリアするよう応援しています!

    2022年11月7日 15:26

  • 貴重な文化財の保存応援します。

    2022年11月7日 9:09

  • 古い建物が遺されることは良いことだと思います。

    2022年11月7日 7:59

  • 旧四郷村役場に見守られながら育ちました.今回の修復工事とても嬉しいです!旧亀山製糸室山工場の方もぜひお願いしたいです!!

    2022年11月4日 10:53

  • 四日市市は工場夜景のみならず、お茶が美味しいので、魅力ある都市です。

    2022年11月3日 20:58

  • 生まれ育った地区の人間にとっては幼いころより馴染み深い建物なので後世にも残してほしいと思いました。近くに神社やお寺もあり市内でも珍しい歴史を感じることのできるゆったりした雰囲気の地区だと思います。市外や県外の人にも是非一度訪れてほしいですね。

    2022年10月30日 19:24

  • 文化財の活用で応援しています!

    2022年10月29日 19:56

  • 外国出身ですが、日本に来てすぐ四日市で住み始めた。今は関東方面に引越したけど、四日市は永遠に私の実家みたいです。四日市の益々の発展を祈ります。

    2022年10月21日 10:25

  • 大正ロマンを感じる素敵な建物に心を奪われました。100年前の技術や意匠を大切に残しながら未来への継承に日々取り組んでおられる職人のみなさん、ありがとうございます!
    公開されるときを楽しみにしています。

    2022年9月22日 15:51

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