神々の遊ぶ庭、北海道大雪山の貴重なお花畑を守りたい!

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 1,361,000

68%

目標金額:2,000,000

達成率
68%
支援人数
104
終了まで
43
/ 65

北海道 (ほっかいどう)

寄付募集期間:2022年4月27日~2022年6月30日(65日間)

北海道(上川総合振興局)

プロジェクトオーナー

大雪山旭岳の裾野に広がるお花畑を守り、末永く絶景を満喫できる登山ができるよう、登山道の荒廃を止めるために、"みんな"が参加できる植生復元・登山道補修のイベントを開催します!そして一緒に山を守るために行動する仲間を増やしたい!

北海道

北海道上川総合振興局が管轄する上川地域は、北海道のほぼ中央に位置し、地形は南北に細長く、東西 96.7 km、南北 224.4km、面積は 10,619㎢で全道の 12.7%を占めています。中央には大雪山系が広がり、広大な上川盆地を形成しています。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

世界を魅了する大雪山を目指していきたい!

手遅れになる前に・・・

腐食してボロボロになった木道

大雪山国立公園には総延長300㎞を越える登山道がありますが、気象変動や管理体制の弱体化により荒廃が進み、登山道の侵食・拡幅や登山道外への土砂の流出、登山道沿いの高山植物の減少等が公園全体の各所で見受けられます。

息をのむほどに美しいお花畑に向けた視線を足元に向けると、残念ながらとても悲しい気持ちになってしまうのが現実です。
 
事業予定地の裾合平は、ロープウェイ駅から歩いて1時間半程度の場所で、同公園屈指のお花畑が広がるエリアですが、ここも4~5年前から木道の腐食が加速化しているため、登山者が木道を利用できず、木道わきを歩くことにより登山道の複線化や土壌浸食等が進んでおり、整備には数千万円の費用が必要です。
 
このクラウドファンディングは、一般登山者と山岳関係者、行政が協働で行う保全の取組と、大雪山の魅力を発信するプロジェクトです。
 
 

大雪山裾合平とは

北海道の屋根といわれる大雪山は、旭岳や赤岳などの山々からなる巨大な山塊のことであり、広大で原始的な山岳景観が広がる山々全体が日本を代表する傑出した自然風景地として、1934年(昭和9年)に国立公園に指定されました。
 
また、学術上も貴重な場所として、国の天然記念物にも指定されています。アイヌの人々はカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼び畏敬や畏怖の対象として崇めてきました。
 
大雪山系最高峰の旭岳に位置する裾合平は、初心者でも訪れやすいうえに、広大なお花畑が特徴の、大雪山国立公園屈指の景勝地です。

大雪山裾合平とは

官民一体の補修イベントの開催

補修イベントの様子

旭岳裾合平の登山道の管理は北海道上川総合振興局です。
 
平成6年から平成8年にかけて総延長600m以上の木道を整備しましたが、1年の内半年以上は雪に埋没するなど気象条件も厳しい環境であり、継続的な整備を行わなければ木道の荒廃はどんどん進んでしまいます。

そんななか、大雪山の登山道荒廃の進行に危機感を抱いた地元山岳ガイドらが「たまには山へ恩返し」と題した登山道の現状を勉強するツアーを平成20年頃に企画・催行したことをきっかけに登山道整備を官(行政)民(登山者・民間団体)学(研究者)が協働で登山道を持続可能な方法で維持管理していこうという考えが広がりました。
 
平成27年からは上川総合振興局が官民協働の登山道整備イベントを実施し、以降継続してきました。登山道補修イベントは一般登山者が登山道補修に従事できる数少ない機会として、日頃から山を守る活動に貢献したいという多くの方々に共感いただいています。

平成29年には、「たまには山へ恩返し」企画メンバーが集い、任意団体「大雪山・山守隊」が発足。翌年には一般社団法人化されました。代表の岡崎氏は「近自然工法」という考え方を登山道整備に取り入れ、これまで大雪山を中心に登山道整備を行ってきましたが、数多くの現場経験に裏打ちされた知識・技術、そして何より山を守りたいという強い熱意は大雪山関係者だけでなく全国的に認知され小笠原、屋久島、北アルプス、南アルプス等日本各地で登山道整備のプロとして技術指導を行っています。

今回のクラウドファンディングで皆様からいただいた寄附金は、"みんな″で守る大雪山の取組みに欠かせない存在である「大雪山・山守隊」との協働により整備を行うための資材購入、また、整備イベントの費用の一部に充てさせていただきます。

寄附金の使い道

〇資材費及び補修イベント実施費用
 腐食のひどい箇所を重点としておおよそ200メートル程の補修を想定しています。
 
【目標金額に達しなかった場合】
 集まった寄附額に応じた規模で実施します。

なお、今回の寄附に対するお礼の品は用意しておりませんのでご了承願います。

本来のあるべき姿を復元する

長い取組が必要です・・・

裾合平のお花畑

登山道補修イベントを1、2回開催したところで、直ちに荒廃した登山道や失われた植物を復元できるわけではありませんが、少なくとも今までの人為的な原因により引き起こしていた箇所の修復を行っていくことで、本来のあるべき姿に一歩でも近づけていきたいと思います。

冬の来る前に(9月下旬までに)

登山道の状況を確認しながら整備を進めます

補修イベントで植生マットを設置する様子

事業実施のスケジュール

〇2022年7月中旬 必要資材の購入
〇2022年8~9月 補修イベントを2回開催

北海道上川総合振興局長 佐藤 昌彦

「かみかわ版ゼロカーボン北海道」の実現へ!

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大雪山国立公園は、日本を代表するランドスケープを誇る国立公園です。

国内外の観光客や登山者も多く訪れる地域であり、また、古くから登山の対象とされ、毎年多くの登山者や観光客が、雄大な景観や高山植物などを見るために訪れる場所でもあり、地元としても大変誇りを持っております。

今回のクラウドファンディングでは、大雪山を実際に訪れたことがあるかどうかにかかわらず、まずは多くの方々に大雪山の登山道に係る現状を知ってもらい、
御賛同、御協力いただいた方々から得られたお金で必要資材を購入の上、登山道補修イベントを開催し、みんなで守る大雪山の取組を、今後発展的に広げていきたいと考えています。

また、北海道では、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボン北海道」をめざしています。
上川総合振興局では、この「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、上川の地域資源を活かしたゼロカーボンの意識を醸成し、新たな取組の芽を育成していくことを目的に、
官民連携、地域住民を巻き込んだ形で、各種セミナー、プロモーション、「かみかわ版ゼロカーボン・アカデミー」の開催等を展開する「かみかわ版ゼロカーボン北海道」に取り組んでいるところです。

このクラウドファンディングも、この取組のひとつです。
これからの維持管理や植生復元も考慮し、民間支援を活用した保全のための整備を行うことは、大雪山のファンを増やし、地域の価値を高めることにも繋がるものと強く思います。
未来をつくる取り組みにご協力を賜れれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


一般社団法人大雪山・山守隊

保全することは地域の誇りを作る

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大雪山に限らず、国立公園の保全不足による荒廃は日本全国で起きています。

本来は管理者である行政が主体となって保全されるべきですが、加速する荒廃には対応できていないのが現状です。多くの利用者も、崩れている道に慣れてしまい、「山はこんなものだ」という意識さえ生まれています。

しかし、大雪山をはじめ多くの国立公園は、世界的に見ても素晴らしい多様性による奇跡のような自然環境があり、地域の宝となれる場所がたくさん残っています。しっかりと保全をしていくことで、その貴重性は世界に発信できるものとなり、保全に携わることは地域の誇りになると思います。

これからの国立公園は保全と利用のバランスを考えなければなりません。このバランスが崩れている中、保全の仕組みを作っていくのは多くの共感してくれる人の力だと思っています。

行政と民間、多くの共感者で作りあげるこのクラウドファンディングにより、国立公園を守る方法が一つ増えるかもしれません。それは利用者も管理者もファンも自然環境にとってもこれからの希望になると思っています。

自然環境の保全はこれからも続いていきますが、このクラウドファンディングが保全を加速する「きっかけ」になると信じて、全力で取り組んでいきたいと思っています。

地元の方の声

次の世代に引き継ぐためにできること ~ 小田島 充彦さん ~

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自然豊かな地域に暮らす私たちはともすると、豊かな自然は「そこにあって当たり前」という認識に陥ってはいないでしょうか。
大雪山を始め、山を歩いていると「きちんと整備しないと荒廃していく事実」を目のあたりにします。
崩壊して長年放置されている木道、表示が消えて読み取れない指導票、浸食や登山道外を歩くことによる登山道の荒廃。その保全のための仕組みはまだまだ課題が多いのが実情です。

山を歩けば歩くだけ山を傷つけることにつながると考え心を痛めている登山者は私だけでなく、多くいらっしゃると考えます。
今回の取組が心を痛めながらも「どうしてよいか分からない」と考えている人々をつないだり、登山道保全のために力を貸したいと考えている人の参加を促したりするきっかけになると嬉しいです。

自然から楽しみや感動、恵みをいただいている私たちの役割は、その素晴らしさを次の世代にしっかりと引き継ぐことではないでしょうか。
自分自身も微力ながら貢献していきたいと考えています。

寄附者の皆様へ

振興局からのメッセージ

荒廃が進んだ登山道は、それぞれの管理者が予算を付けてしっかりとした整備をすることが理想です。

現実には総延長300㎞を超える登山道を単独の自治体だけで管理することは困難な状況ですが、北海道として、現場の管理者として、大雪山国立公園の脆弱な自然環境を保全する取組を出来る限り進めてまいります。                                                                                                                      

この度をきっかけに、大雪山ファンの熱意に応えられる場をつくり、ファンどうしがつながり、また新たな大雪山ファンが増えることを期待しております。