住宅でもある国指定重要文化財「河本家住宅」を地域の財産として残したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,218,000

52.9%

目標金額:2,300,000

達成率
52.9%
支援人数
20
終了まで
25
/ 78

鳥取県琴浦町 (とっとりけん ことうらちょう)

寄付募集期間:2021年10月15日~2021年12月31日(78日間)

鳥取県琴浦町 × 当主 河本雅通

プロジェクトオーナー

国指定重要文化財である「河本家住宅」の保存活用のための修理及び整備を行います。
修理では、文化財的価値を後世に、そして安全な公開のために防災対策として耐震工事を行い、活用のための整備としては、河本家保存会事務室を設けるほか、講座室、トイレの設置、バリアフリー化などを行います。
このことにより、保存会による公開活用を幅広く、利用しやすい活動環境を整えるほか、環境向上により保存会の活動に興味を持った方の活動参加をしやすくし、保存会の継続的な活動も図ります。
また、観光客など来館者の利便性も高め、集客力をあげることにより地域の活性化を目指します。

鳥取県琴浦町

鳥取県中部にある琴浦町。
鳥取の名所である大山、日本海にもアクセス良好で、自然豊かな琴浦にはたくさんの観光スポットが存在します。大地を育む「大山滝」をはじめ、長寿の大木「伯耆の大シイ」、「船上山」など長い年月をかけて育まれた神秘的な自然が溢れています。
また、食文化も魅力的で、乳製品、フルーツ、ブランド牛、カレーなどバラエティに富んだ食が楽しめます。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「河本家住宅」を後世に受け継ぐために

ふるさと琴浦の歴史文化を「守る」「活かす」そして「伝える」

河本家16代当主雅通 妻ミヤ子氏

「河本家住宅」は私たち家族の住まいであるとともに、国指定重要文化財として年2回一般公開し、観光客ばかりでなく、県内外の教育機関や地元のこどもたちの学習など多くの方々にご利用いただいています。しかし施設の未整備により、来訪された方々にご不便をおかけすることがありました。

今回、修理工事とともに、トイレのバリアフリー化など、文化財としての価値を損なうことなく整備工事を実施することとなりました。「河本家住宅」の魅力に触れ、多くの方々に楽しんでいただく機会となればと思います。

河本家と河本家住宅

庄屋としての屋敷構え

上空から見た河本家の建物の配置(航空写真)

河本家に伝わる古文書『旧記書』、『旧誌録』などによれば、河本家初代の弥兵衛隆任(やへえたかひで)は大内氏や毛利氏らと中国地方の覇権を競った出雲尼子氏の重臣で、尼子氏の没落に伴い、永禄2(1559)年に大山に蟄居(※)した後、赤崎に移住します。河本家が赤崎から現在の箆津(のつ)に移ったのは、寛文年間(1661~73)の五代弥三右衛門(やそうえもん)のときで、以後、代々大庄屋などの要職を務めました。

※蟄居(ちっきょ)・・・田舎などに退いたり、身をひそめること。

家の間取や屋敷構えを表す家相図(かそうず)

住宅は、およそ200年にわたって務めた大庄屋の屋敷構えがよく窺えます。敷地正面東寄りに長屋門を構え、門の奥に主屋が南面して建ちます。主屋は東側の居室部と、西側の客間部からなり、客間部の南と北に庭を築いています。宅地全体の構成も河本家に保管される嘉永7(1854)年の家相図(附指定)とほぼ変わりなく、江戸時代の豪農の屋敷構えをよく残す大変貴重な建物として、町で唯一の重要文化財として国指定されています。

300年にわたる河本家住宅の歴史

河本家歴代当主の思いを繫ぐ

主屋の客間

河本家は江戸時代に鳥取藩の大庄屋として東伯耆の行政を任されて以降、この住宅とともに明治、大正、昭和、平成、そして令和と激動の時代を生きてきました。

庄屋制が廃止された明治、多くの典籍を収集した13代芳蔵(よしぞう)は、藩の役人をもてなした客間を「稽古有文館(けいこゆうぶんかん)」と名付け、学問場として地域に開放するなど、新しい時代の社会に合わせた変化が見て取れます。

14代当主 猷蔵(みちぞう)の住宅への思い

『祖先の家を永遠に存続する』
将来もし我が家の子孫にして、時代に適応した邸宅を望むのであれば、これを別荘として他に営むもよし、本邸は依然として祖先の家を永遠に存続するためにある。

歴代の当主が受け継ぎ、守り伝えてきた河本家住宅。
令和となった現在、改めてまちの歴史文化を伝える文化財建造物として地域の方々とその価値を共有し、まちの魅力発信や教育など新たな活用に努め、地域の財産としてこれからも守り伝えたいと思います。

皆様のご支援を宜しくお願い致します。

主屋を使って開催されている地域イベント

2022年4月新たな公開活用を目指して

保存修理と施設整備を行います

主屋の居室

2022年4月の河本家住宅の新たな公開活用に向け、保存修理は12月末、活用整備は来年3月末の完了を目指し、既に工事をスタートしています。

文化的な価値を後世へ伝えるとともに、公開活用の際の人的安全の確保を図るため、主屋の修理工事(耐震補強工事)を行っていきます。

また、講座やイベントを行う部屋は、段差があるなど足の悪い方が参加しづらいため、施設のバリアフリー化と見学者や利用者の利便性を向上させるため新たにトイレ等を設置します。

寄附金の使い道

次の工事費など、町づくり事業に充当させていただきます。

【修理事業】
・主屋(耐震補強)

【活用整備事業】
・大工小屋(講座室/トイレ/倉庫/寝具/バリアフリー化 など)
・納屋(保存会事務所/トイレ/交流・多目的スペース など)

※目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトに活用させていただきます。

寄附金の使い道

事業実施のスケジュール

・2021年7月:活用整備工事開始
・2021年10月:修理(耐震)工事開始
・2021年12月:修理工事完了
・2022年3月:活用整備工事完了
・2022年4月:リニューアルオープン

小学生による社会科見学

事業に携わる方の思い

琴浦町長 小松弘明

■町の誇りを次世代へ

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河本家住宅の主屋は、貞亨5年(1688年)に建築された国指定重要文化財ですが、地元の子どもたちの学習の場、文化講演会、音楽会及び論語塾を開催する場所として地域の皆さんの協力により保存されている建築物です。

この建築物で特筆すべきは、現在も住居として活用され、300年に渡り河本家の人々が暮らし、16代当主雅通夫妻が居住されながら歴史を刻まれていることであります。この様な伝統を守る姿勢に多くの住民の尊敬を集め、支援を頂いていることは、琴浦町の誇りでもあります。

この度、大工小屋、納屋、講座室を整備するに当たり、多くの方々の「ふるさと納税型クラウドファンディング」をお願いすることといたしました。町のシンボルとして多くの方々のご支援を賜り、「皆のつどう文化財」を次世代に引き継ぐ応援を重ねてお願い申し上げます。

河本家保存会 会長 野間田節雄

■河本家住宅の魅力とともに地域の元気を発信したい

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「河本家住宅」は茅葺屋根の大庄屋屋敷として、わが町の江戸時代を追憶することができる大切な建物です。

河本家保存会は、地元の人たちを中心に集まった会員60人ほどの団体で、平成14年から「春・秋の特別公開」により、河本家住宅の歴史や文化的な価値を紹介するとともに、江戸時代の趣を残す住宅のなかで、講演会、学習会、音楽会、河本家に伝わる史資料の調査研究など様々なことを行っています。

今回の「ふるさと納税型クラウドファンディング(琴浦町ふるさと未来夢応援補助金)」の支援で行う修理工事では公開活用に必要な耐震対策などの安全配慮のほか、講座室や保存会事務所、トイレなどの便益施設の設置などの活用整備工事も行われます。

この工事により私たちの活動が発展、継続することにより、河本家住宅の魅力とともに地域の元気を発信できたらと思います。

皆さまへ

想いを同じくする保存会のメンバー

本プロジェクトに関心をお寄せいただきありがとうございます。

国の重要文化財を守り継いでいくために、この古民家を保全活用し、日本の文化、伝統の素晴らしさを再認識できる場所をつくっていきます。

修理・整備工事が完了した折には、どうぞ足をお運び下さい。ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

河本家の歴史が分かる書籍をプレゼント!

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1万円以上ご寄付いただいた方に2021年7月15日に刊行された『河本家の歴史と家屋のすべて』を一冊贈答させていただきます。
河本家の初代からその歴史を紐解き、代々の事績が詳しく解説されているほか、300年の歴史をもつ建造物の解説など、河本家のすべてがわかる一冊です。
※書籍は、プロジェクト終了後(2022年1月)に発送いたします。