幻の焼き物を現代に咲かせる「臼杵焼プロジェクト」

 

十数年のみ焼かれていた「幻の焼き物」

九州地方、大分県の東南部に位置する臼杵(うすき)市。
醸造業の盛んなこのまちには、「臼杵焼」というほんの十数年のみ焼かれていた「幻の焼き物」の歴史があります。
臼杵焼は磁器と陶器があり、磁器は純白で薄手、輪花と呼ばれる花のような縁取りのものが多く存在しました。
窯場は文化元年(1804年)から6年ごろまで栄えていたようですが、文政12年(1829年)にはもとの雑木林になったといいます。

この臼杵焼を復興し、僅かな資料をもとに「現代版」臼杵焼を制作、ブランド化をできないかと試みているのが「臼杵焼プロジェクト」
陶芸家でもあり料理人でもある宇佐美裕之(うさみひろゆき)さんと、陶芸家 藥師寺和夫(やくしじかずお)さんの二人で活動を始めました。
臼杵焼についての思いやこれからの展望について、宇佐美さんにお話を聞いてきました。

 

豊かな食文化とともに伝えてゆく、臼杵のうつわ

 

― 臼杵焼を知ったきっかけは何ですか?
 もともと地元民として、「末広焼」(現:臼杵焼)の存在自体は知っていたのですが、家業の観光の仕事を継ぐために大阪での修行から臼杵に帰郷するまでは“作りたい”と思ったことはありませんでした。


― では、なぜ臼杵焼を復活させようと思ったのでしょうか
 もともと大阪の芸術大学在学時から焼き物に携わっていましたが、地元臼杵へ帰郷し、『臼杵のPRをするため』に、その焼き物に関する知識やスキルを活かしたいと思ったのがきっかけです。
 また、臼杵市では「食文化」が盛んなため、その「食文化」と結びつけてPRしていきたいという想いもありました。

 

― 臼杵焼は臼杵市の「ふるさと納税」のお礼の品としても提供していますが、その影響力はどのようなものでしょうか
 約2年前に県の補助金事業を利用して始めた“臼杵焼復興プロジェクト”の開始と同時期に、ふるさと納税事業の存在を知りました。最初はあまり(効果の)期待はしてませんでしたが、「ふるさとチョイス」での露出増加の影響もあり、最近では昨年よりも申込みが増えていることに驚いてます。
 また、「ふるさとチョイス」へ掲載することにより、全国の方へ周知することができていると実感しています。


―今後、「ふるさと納税」をどう活用していきたいですか?
 全国へ向けて今以上にPRすることにより、ネームバリューを上げる必要があると感じています。
 現在は6名体制で作業をしているますが、常勤の人が一人もいないため、安定した生産ができない状況です。職人の養成にも力を入れる必要があります。


―「臼杵焼」をどうしていきたいか、今後の展望を教えてください
 最終的には、臼杵焼を通して臼杵のことを知っていただき、臼杵へ訪れて欲しいと思ってます。そのために臼杵焼のPRに更に力を入れていきたいですね。

 

 「臼杵焼プロジェクト」について詳しくはこちら

 臼杵焼 instagram(インスタグラム)はこちら

 

食卓に花を添える「現代版」臼杵焼のお礼の品

【A】〔臼杵焼〕白磁輪花 菊花鉢

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で仕上げています。島原から来た陶工により伝えられたと言われる白磁の輪花で、菊の花をモチーフにしたとても使いやすい一番人気の形です。

【A】〔臼杵焼〕飛び鉋 蕎麦猪口

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で仕上げています。臼杵の土を使い、生活にとけ込む日用食器です。渋みのある色合いで、装飾品としてもあらゆる空間になじみます。

【C】〔臼杵焼〕輪花 6寸皿

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で作っています。島原から来た陶工により伝えられたと言われる白磁の輪花はどんなお料理も引き立たせてくれます。

【D】〔臼杵焼〕白磁稜花 リム(大)2枚セット

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で仕上げています。島原から来た陶工により伝えられたと言われる白磁の稜花で、蓮の花をモチーフにしたプレートです。洋食でも和食でもぴったりと引き立てます。

【E】〔臼杵焼〕白磁輪花デザート皿(大中小)3枚セット

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で仕上げています。島原から来た陶工により伝えられたと言われる白磁の輪花で、大きさの違う入れ子のお皿です。デザートだけでなく様々な料理に活躍すること間違いなしです。

【G】〔臼杵焼〕飛び鉋 大皿

江戸後期臼杵藩で栄えた臼杵焼を現代的な形で仕上げています。臼杵の土で作っており、生活にとけ込む日用食器です。渋めの黒調がさまざまな料理を引き立たせてくれます。

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