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山と海、異なる2つの温泉と自然を堪能できる歴史ある「雲仙温泉郷」

雲仙温泉郷は、橘湾の地底にあるマグマだまりを起点とし繋がり、噴出する場所で泉質の異なる3つの大きな温泉として栄えている「奇跡の温泉郷」と言われています。雲仙市には、標高700m の地にある雲仙温泉(硫黄泉)と、海に面した小浜温泉(塩化物泉)、それぞれ泉質の違う二つの温泉地があります。 「雲仙温泉」は、標高700m 程の高地のため温泉街の温度は低く、明治時代から避暑地・保養地として有名でした。日本で最初の国立公園に指定され、昔から自然が大切に守られてきた雲仙は、自然の大図鑑。野鳥や高原植物の宝庫です。四季折々に表情を豊かに変化させる、とても美しい山岳リゾート地です。 一方、雲仙岳の麓、橘湾を臨む海辺に位置する「小浜温泉」は、約30 ヶ所ほどある源泉から豊富な温泉が湧き出ています。源泉温度105℃という高い温度により、日本一の熱量を誇ります。橘湾に沈む夕日の美しさが自慢の海浜リゾート地です。

「森と地獄」の雲仙温泉硫黄泉(肌を整える湯)

「森と地獄」の雲仙温泉硫黄泉(肌を整える湯)

雲仙は元来「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた歴史を持つ地域です。そのお湯は硫黄を含んだ強い酸性泉で温泉療法が盛んなヨーロッパでも見られない温泉です。
雲仙温泉は国立公園なので、ボーリングを禁止してお湯を保護しています。そのため各旅館への湯量が限られています。
そこで旅館では各湯船に入れる温泉の量を工夫して大事に使っています。天然温泉は大切な地球の恵みなのです。
また、旅館によって温泉が透明だったり、白く濁っていたりします。本来硫黄泉は透明ですが地獄からの配管で引湯すると硫黄を含んだ鉱泥が流れてきます。そのため白く濁って見えるのです。

「夕日輝く海辺」の小浜温泉塩化物泉(トリートメントの湯)

「夕日輝く海辺」の小浜温泉塩化物泉(トリートメントの湯)

雲仙温泉の山裾、橘湾に面した海辺の温泉郷・小浜。
その歴史は「肥前風土記」(713年)に記されているほど古く、1914年頃から次第に湯場として利用されるようになったと言われています。大正12年から昭和13年までは鉄道が開通、多くの観光客がこの地を訪れました。
また雲仙温泉街までの道路が整備されてきたのもこの時代。旅館街は賑わい、俳人・斎藤茂吉や種田山頭火も、その感動的な小浜の美しい風景を俳句にして残しています。
源泉温度が105℃もある小浜温泉の観光スポット「ほっとふっと105」は、105℃にちなんで全長105mの日本一長い足湯。観光客だけでなく地元の方の利用も多く、人気のスポットです。潮の香りと湯煙立ちのぼる夕日の美しい小浜温泉は、蒸し釜料理や小浜ちゃんぽんなどグルメも充実しています。

【寄附金の使い道】自然・食・湯のまち*雲仙スタイル観光の振興

【寄附金の使い道】自然・食・湯のまち*雲仙スタイル観光の振興

雲仙市はジオパークや温泉など、本市が保有する自然や歴史等の観光資源を活かした観光商品の造成を推進し、観光地としての魅力向上を図り、交流人口の拡大に取り組んでいます。皆様より頂きましたふるさと納税の一部を、本市の強みである自然環境や歴史等の地域資源を活かした市のPR、観光客の誘致、ジオパークの推進といった地域活性化に繋がる事業に活用させて頂いております。今後も「自然」と「食」と「湯のまち」の特性を活かした雲仙スタイル観光の振興に努めてまいります。
ジオパークとは、「地球:ジオ(Geo)」と「公園:パーク(Park)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地域遺産と人々のかかわりを利用して地域社会を維持し、地域遺産を守るしくみや場所のことです。島原半島ジオパークは平成21年にユネスコの支援で設立された世界ジオパークネットワーク(GGN)に日本で初めて認定されました。