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古賀崇洋特集

陶芸家・古賀崇洋作品が、ついにふるさと納税に登場!

~伝統的美意識へのリスペクト × 対極の概念 ”反わびさび” の世界~

福岡出身の陶芸家・古賀崇洋氏の作品が那珂川市ふるさと納税に登場!

那珂川と鹿児島の2拠点にて陶作活動を行っている古賀氏。
地方からの発信にこだわり、世界へと自身の作品を発信し続けています。
有名ブランドとのコラボや個展も数多く開催し、国内外から高い評価を受けている注目の陶芸家です。

侘び茶の大成者・千利休に尊敬の念を抱く古賀氏は、
日本が今まで築き上げた文化への美意識である「わびさび」や伝統に敬意を表しつつ、
自身の作品のコンセプトに「反わびさび」を掲げ、制作を行っています。

作品の印象を決定づけているのは、全体を覆う大小の『スタッズ』。
「力の最小単位として面白い形だと感じた。視覚、触覚、そして味覚にも作用がある形だ」
スタッズとは古賀氏にとって、物自体の存在感を際立たせ「ものに内在する力」を表現する、独自の表現方法だったのです。

現代を「下剋上の時代」に例え、現代社会へのカウンターを放ち続ける古賀氏。
世界へ作品を発信していくための拠点・那珂川の地からご紹介します。

■古賀 崇洋

1987年 福岡県生まれ
2010年 佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程卒業
2017年 福岡県那珂川市、鹿児島県長島町にそれぞれ工房を構え、現在2拠点で作陶している。
2019年 六本木ヒルズA/Dギャラリーにて個展開催
2018年 パリ三越伊勢丹にて展示会出品

人気アニメ「東京喰種」
スポーツブランド「adidas」
ファッションブランド「CoSTUME NATIONAL」
とのコラボ作品を発表など、2019年以降活躍の場を広げている。

NEO MANEKINEKO

『NEO MANEKINEKO』は2021年に発表された作品です。

以前、古賀氏がアメリカ・ニューヨークへ訪れた際、
現地の方に連れて行ってもらったバーやレストランで出会った日本の招き猫。
外国のカッコいい雰囲気のお店で、その招き猫は異彩を放っていました。

伝統的なフォルムを元に、招き猫が担ってきた役割を継承しつつ、
新たな要素を加え、現代にける新たな招き猫へとアップデート。
旧態依然とした文化に対するカウンターを放ちます。

NEO DARUMA

縁起物として人々に親しまれてきた「だるま」は、禅宗の開祖として知られる達磨大使を模したもの。

何度失敗してもくじけず、禅宗の開祖として新たなものに挑戦し、一つのことに打ち込んだ達磨大使。
どんな困難にもくじけず耐え抜いたそのお姿は、「反わびさび」という新しい価値を生み出そうとする、
古賀氏のアーティストとしての姿勢と重なります。

『NEO DARUMA』には、ネガティブな話題が数多く上がっている現代を強く生き抜く人々に対し、
ダルマのような不屈の精神で立ち向かうその先に希望の光があるのだという、強いエールが込められています。
だるまを覆う無数のスタッズは、反骨精神を表すものとして “かならず起き上がる” というだるまの意味性を強化しているのです。

頬鎧盃

『頬鎧盃(ほほよろいはい)』は、古賀氏の代表作とも言える作品の一つ。
そのバリエーションは数多く、特に根強い人気をもつ作品でもあります。

古賀氏は現代を“下克上の時代”だと捉えています。
先の見えない現代でも、時代を切り開く意思と覚悟があれば出自に関係なく突出できると。

頬鎧盃は、戦いを繰り広げた戦国武将の威嚇的な防具である頬鎧をモチーフに、人の生き様、心意気を表現しています。
この作品には、志高い現代の武将たちに向けてのエールが込められているのです。

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