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里山千年構想

美濃加茂市では、昔からの山の姿を取り戻し、本当の里山の魅力を再生することをめざし、千年経っても変わらない風景を残すため、「里山整備」「資源活用」「里山活用」を3つの柱とする「里山千年構想」を策定しました。

千年経っても変わらない風景を残す!

日本の国土の3分の2は森林です。日本は森林資源が豊富な国です。日本人は、古来より季節や自然を生活の中に取り入れ、自然と上手く付き合うことで生活を豊かにしてきました。しかしながら、便利な暮らし、物の豊かさを追い求めた結果、人と自然との関係はどんどん薄れ、自然の中に人の手が入らなくなったことで、かつての里山は荒廃していきました。
日本全土で都市化が進む中、美濃加茂市には、私たちの生活の近くに緑豊かな山々と木曽川や飛騨川をはじめとした多くの河川があり、なにより豊かな自然に囲まれた里山の風景が残っています。

里山は、人が手を加えることで保たれてきました。そんな里山へ現在、注目が集まりつつもあります。

美濃加茂市では、昔からの山の姿を取り戻し、本当の里山の魅力を再生することをめざし、千年経っても変わらない風景を残すため、「里山整備」「資源活用」「里山活用」を3つの柱とする「里山千年構想」を策定しました。

里山資源の有効活用

これまで木材としてほとんど利用されなかった「アベマキ」の木。美濃加茂市が中心となって活動する「アベマキ地域材プロジェクト」で、その自然の恵みをいかす様々な取り組みが行なわれています。

「地山地消」の持続が可能な里山の姿を目指します。

美濃加茂市の森林には、人工林と天然林があり、それぞれに問題を抱えています。
人工林はもともと木材の利用のために植林されたものですが、間伐の遅れなど、適正な管理ができなくなっており、天然林では里山として利用されなくなったことで高齢化したアベマキやコナラ等にナラ枯れの被害、アカマツには松くい虫の被害が目立ち、倒木や枝の落下などの危険がある樹木が増えています。
広葉樹の勢力が衰えた里山では、成長の早い竹が繁茂し、周辺の植生にも大きな影響を与えています。

このような状況を改善し、荒廃した里山林をもう一度昔のような風景にするため、美濃加茂市は今後計画的に里山整備をする必要があると考えています。
また、多くの人々が里山に係わりをもつ機会を作ることで、山林所有者だけでなく、地域の手で維持管理をするという意識の向上を養い、持続可能な里山整備の仕組みを作りあげていきます。
そして、「資源活用」の一つの方法として里山の価値をもう一度見直し、里山林を資源の供給源としての価値ある財産と考え、その活用について検討していき、「地山地消」の持続が可能な里山の姿を目指します。

● アベマキを「美濃加茂市産材」に!

取り組みの一つとして、美濃加茂市北部に群生しているアベマキを「美濃加茂市産材」にするため活動を開始しています。
アベマキとは美濃加茂市に多く自生する、ブナ科に属するクヌギの仲間。
林業が盛んではなかった美濃加茂市では、アベマキが長い間自生したままでした。昔は薪として使っていたそうですが、最近は薪もあまり使わなくなってしまったので、そのまま放置されてしまっています。

硬くて重いことがアベマキの特徴です。
その「硬い」という特徴を活かし、学校の机の天板に活用することになりました。
重さが心配でしたが、実際一年生の子達に試してもらうと、「このくらいの重さであれば大丈夫だよ。」ということでしたので、そのまま採用させていただいています。

子供たちは、6年間使われた天板とともに卒業します。
卒業した天板は傷や落書きをそのままに卒業証書入れ、ペンなどに加工し、次の役割を与えられます。

アベマキの魅力発掘

普段、使うものを作ろう

森林組合、製材会社、森林文化アカデミーに協力していただいて、シャープペンを商品にすることができました。これは簡単に出来上がったわけでは無く、本当に苦労の末に出来上がったものです。
まずは市職員が、市内の木工作家さん何名かにアベマキの乾燥した板を持って行ってお願いしてまわるところからはじまっています。
依頼する側も何を作ればいいのかも分からないという状態で、「アベマキ」がどんな木かもわからない作家さんを山に連れて行き、これが「アベマキ」なんだと見せながら、なぜ「アベマキ」を使いたいのかという話を1時間ぐらい山の中で説明させいただきました。
「とにかくアベマキを使って『何か』作ってくれ。」というかなりの無茶なお願いだったと思います。
それでも、ありがたいことに作家さん達にご理解いただき、この木の特徴をどのように生かして何に活用するのが良いのかなど、実際にアベマキの木を見て触っていただきながら、本当にいろいろと考えていただくことができました。
そんなふうにいろんな方々の苦労と協力を得ながら、『アベマキのシャープペン』が完成したのです。

「アベマキと言えば美濃加茂」を目指して

試行錯誤する中で、アベマキはすごく硬いのですが、硬いからこそ薄い部分まで作れるとか、そういう利点があることもわかりました。木工作家さんならではの視点で「模様や木目も今までの木にはないものなので、すごく魅力ある良い表情してるよ」とほめてくださる方もいて、今後のアベマキ商品の発展に期待は膨らむばかりです。美濃加茂といったらアベマキ。アベマキといったら美濃加茂というぐらいアベマキが広まっていくことを目標に、今後も新たな商品開発に力を注いでいきたいと考えています。

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