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珠洲焼特集

【珠洲焼の歴史】

珠洲焼は、12世紀後半(平安時代末)から15世紀末(室町時代後期)にかけて珠洲郡内で生産された、中世日本を代表する焼き物のひとつです。窯は半島先端部に築かれ、海運により日本海沿岸の東北、北陸の各地や遠く北海道まで運ばれていました。陸上交通が発達していなかった当時において、遠隔地への往来や物資の輸送には、水上交通(海・川・湖)のほうが便利であったと考えられます。焼き物という重量物を出荷する流通コストの面では、日本海に突き出した能登半島は地の利があったといえます。14世紀には最盛期を迎えて、日本列島の四分の一を商圏とするまでになりましたが、15世紀後半には急速に衰えて間もなく廃絶しました。窯跡は、宝立町にある法住寺古窯跡をはじめ、約40基の古窯が調査によりわかっています。

【珠洲焼の特徴】

珠洲焼の特色は、須恵器の系統を継ぎ、粘土紐を巻き上げ、叩きしめて成形を行い、「還元焔燻べ焼き」で焼き上げる点にあります。無釉高温のために、灰が自然釉の役割を果たすことが多く、幽玄ともいえる灰黒色の落ち着いた美しさを醸し出します。当時は、甕、壺、摺鉢などの日用品が多く焼かれていました。現代の珠洲焼は当時と作陶工程はほぼ変わらないものの、甕、壺、摺鉢をはじめ、花器、酒器(徳利、ぐい飲み、お猪口)、湯呑、茶器(抹茶碗、急須)、ビアカップ、コーヒーカップ、大皿、小皿、鉢、箸置きなど多様なものが陶工の手によって作られています。また、その味わいは、使い込むほどに味わいが出てくるものとなっています。

珠洲焼【茶碗】

珠洲焼の表面の凸凹は、使いこむことにより角が取れて使いやすくなります。使うほどに落ちついた色つやとなり、自分だけの愛着ある逸品となります。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼のお茶碗です。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼のお茶碗です。
(とんぼは勝ち虫と呼ばれ、前にしか進まず、退かないところから縁起物とされています。)

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼のお茶碗です。
(かには昔から縁起が良い食べ物として認知されてきました。)

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の箸置きです。
愛嬌のある魚型の箸置き5個入りです。

珠洲焼【カップ】

釉薬を使わないため、表面の凸凹がビールの泡立ちをきめ細かにしてくれます。最後まで美味しく飲むことが出来ます。あらかじめ、ビアカップやビールジョッキを冷蔵庫に入れ、冷やしてお使いになると、より一層美味しくいただけます。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の麦酒杯です。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の焼酎杯です。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の焼酎お湯割り杯です。

珠洲焼【食器セット】

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の食器セットです。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の酒器セットです。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の冷酒器セットです。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の酒器セットです。

珠洲焼【花瓶】

鉄分を多く含んだ粘土で、釉薬を使わず高温で焼き締める焼き方のため、水の浄化機能をしてくれます。水の状態が良く、お花を長く楽しめます。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の一輪挿しです。

幻を今に伝える素朴で力強い、独特の趣を持つ珠洲焼の花入れです。

【寄附金の使い道】市内保育所の新築事業に活用

珠洲市では、みなさまからお寄せいただいた寄附金を「美しい里山里海の自然環境の保全」「子どもからお年寄りまでが元気に暮らせる住みよい町づくり」を目指すために、様々な事業に活用させていただきます。珠洲市を応援していただけるみなさまからのご支援を心からお待ちしております。

平成28年度は、市内保育所の新築事業の一部にふるさと納税を活用させていただきました。珠洲市三崎地区には2つの保育所がありましたが、年々児童数が減少していることから統合し、平成29年4月より「みさき保育所」として新しくスタートしました。
子どもたち全員が集まって遊んでも十分な広さの開放的なホール兼遊戯室を中心に、子どもたちの様子が一目でわかるガラス戸の保育室の配置、市内初となるランチルームを設けるなど、先進的な保育環境を整えることができました。
みさき保育所には、毎日笑顔があふれ、子どもたちは、のびのびと保育所生活を送っています。