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毎日使ってほしいと願う、職人のこだわりの手仕事と南部鉄器の魅力

伝統美を表現する伝統工芸品として、長く広く愛されてきた南部鉄器。 最近では日本国内のみならず、海外でも注目されています。 南部鉄器といえば、盛岡市・奥州市が有名です。 しかし、平泉町でも手作りにこだわり、長年作り続けている職人がいます。 人を魅了してやまない南部鉄器の魅力と、職人のこだわりについてご紹介します。

南部鉄器とは

岩手名産南部鉄器は、北上山地から鉄、木炭、粘土、北上川の川砂等の、豊富で良質の天然資源に恵まれた風土を背景に、南部鉄工芸産業が育まれてきました。
「奥州市」と「盛岡市」の二つが、それぞれの歴史と、何十代にわたる工人たちの手作り技術に磨き抜かれた伝統が、近世以後特に「南部鉄瓶、湯釜」に生かされ全国にその名が知られています。
今から800年程前、平泉藤原文化を築いた、初代藤原清衡が近江ノ国から工人を呼んで鋳物を生産したのが始まりと伝えられています。

こだわりの手仕事で作りだされる南部鉄瓶

平泉の伝統工芸士・金野和司氏が作る南部鉄瓶は昔ながらの製法「焼型」で作る完全手作り品。
焼型鉄瓶は仕上げまでに約80もの工程があり、職人の高い技術力と経験が求められます。
良質な鉄を原材料とし、高い鋳物技術で長い時間をかけて仕上げた作品は、まさに芸術品としか言いようがありません。

南部鉄瓶の人気の理由

大切に扱えば一生ものにも

錆びにくく丈夫で長持ちの南部鉄器は、大切に扱えば何代にも渡って使い続けることができ、使い込むほどに味わいが増していくのも魅力です。
また、鉄は資源として再利用可能な素材なので、万が一壊れてしまったとしても溶かしてまた新しい製品に生まれ変わることができます。
良いものを長く大切に使う。
まさに今の時代に合っていると言えますね。

保温性が高い

やかんやポットで沸かしたお湯はすぐ冷めてしまいますが、鉄は一度熱すると冷めにくく、保温性が高いのが特徴です。
熱が均等に伝わります。

お湯がまろやかになり、美味しく

鉄が水のカルキを吸着するので、鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで口あたりがいいことで有名です。
いつものお茶やコーヒーも南部鉄瓶で淹れると美味しさが違います。

お湯を飲むだけで鉄分補給

鉄瓶で沸かしたお湯には、鉄器から溶け出した鉄分が含まれています。
身体に吸収されやすい二価鉄(ヘム鉄)なので、断続的にお湯を飲むことで貧血予防にもなります。

他にはない、工房和秋の鉄瓶はここも魅力!

熱くならない木のとって・つまみ

毎日使うものだから、沸騰させても熱くならない安心設計です。
素手で持てます。
その都度、鍋つかみを使わなくていいので便利です。

IHヒーター・ガスコンロともに対応

底辺がIHヒーターにお使いいただけるフラットで熱伝導のよい形状です。

完全手作りの世界に一つだけの鉄瓶

手づくりですので、デザイン・大きさは一緒のものでもすっかり同じものは一つとしてありません。
よく見ると一つ一つ違った表情を見せてくれます。
金野氏の作る鉄瓶は、カラフルとかおしゃれな形といった派手さはありません。
しかし不思議と、鉄という硬質な素材のなかに、ほっこりするような温かさを感じます。
これは手づくりだからこその魅力でしょう。

「毎日使ってほしい」職人の想い

南部鉄器をそのまま飾っておくのではなく、「普段使いしてほしい」という想いで作っています。
「気づかい」もその想いから生まれました。
良いものは使えば使うほど、時が経つほど、味が出てくるものです。

ご使用にあたっての注意点

とても素敵だから欲しいけど、お手入れや使い方が難しそう…と思っている方、たくさんいらっしゃると思います。
しかし、ちょっとだけ注意して使えば、特に心配はいりませんよ。

洗浄について

タワシ等の用具、又は砂・油・洗剤等で内部を洗わないでください。

湯垢について

ご使用中内部に湯垢が付着してきます。
この湯垢は、無害で南部鉄瓶独特の湯の味を生じさせるものですので無理に除去しないでください。

ご使用にならない時

ご使用にならない時は、水を捨てフタを取り、火に掛けて内部を完全に乾かして下さい。
水の入れっぱなしは「錆」の原因となります。

「錆」について

工房和秋の鉄瓶は、内部にホーロー加工を施していないため、必ず「錆」が発生します。
錆が発生するので、ご使用時に鉄分が溶出いたします。
使用後約3ヶ月程度で内部に次第に赤く錆びたような斑点がつき、次に湯垢がついてきます。
これは湯の独特な甘さを増し、お茶を美味しくしますので、赤い斑点や湯垢は取り除かないでください。
錆=故障ではございませんので、内部の経年変化をお楽しみください。

工房和秋のお礼の品をご紹介

寄附金の使い方

町では、寄附金を「平泉町ふるさと納税応援寄附基金」に積み立て、保健・福祉・教育の充実事業、歴史と文化の醸成事業、環境保全事業、産業復興事業などに活用しています。

誰もが住みやすい故郷(保健・福祉・教育の充実事業)

高齢者福祉、子育て支援、障がい者福祉、幼児施設・学校施設の整備など、誰もが住みやすい故郷づくりのための事業に活用します。

故きを温ね新しきを知る故郷(歴史と文化の醸成事業)

世界文化遺産の保全、史跡整備、芸術文化の振興など、浄土思想をはじめとした歴史・文化を後世に語継ぐ事業に活用します。

環境にやさしい故郷(環境保全事業)

地球温暖化防止、循環型社会づくり、景観保全、河川の維持改修など、環境に配慮した故郷づくりのため事業に活用します。

活気・賑わいのある故郷(産業振興事業)

 農林業振興、地場産業振興、商店街の振興、観光振興など、活気・賑わいのある故郷のづくりのための事業に活用します。

その他目的達成のために町長が認める事業

平泉町は奥州藤原氏四代が東北地方を治めた政治・文化の中心地であり、その豊かな文化遺産は脈々を息づいています。

 この特色ある歴史、文化、風土などを守り活かす取組みにも、その他の目的のために町長が認める事業をして活用します。