伊達市が誇る『黄金』の豚「黄金豚（こがねとん）」

黄金豚の名前の由来は、北海道の南西部、噴火湾を見晴らす伊達市北黄金町。清涼な風吹く丘の上の牧場では、裏山から湧き出る伏流水に恵まれ健康な豚がすくすくと育っています。豚を慈しむ人々の手と地域の自然が作り上げた「黄金豚」、地域に愛されるブランド豚をご紹介します。

【おいしい理由その１】繊細な肉質の三元豚

黄金豚は、ランドレース、大ヨークシャー、デュロックの３種類の豚を交配させることで、純粋種のすぐれた特徴を引き出す三元豚。種豚の繁殖から子豚の肥育まで手間をかけ、きめ細やかな肉質と深い旨みのある豚に育てています。

【おいしい理由その２】健やかなホエー豚

同じ伊達市内の乳製品工場から提供される新鮮な生ホエーを子豚に給餌しています。
ホエーはチーズなど乳製品の生産過程にできる副産物で、生きた乳酸菌や乳糖などを豊富に含み豚の腸内環境を改善。健康に育った豚は肉質がよく、脂身に上品な甘みがあります。

【おいしい理由その３】時間をかけて飼育

一般的な豚の飼育が150日程度なのに対し、黄金豚は180日を基準として飼育。早く太らせようとストレスをかけた育て方をせず、ゆっくり時間をかけることで免疫力の強い豚となり余分な薬も不要に。品質も安定し、安全で変わらぬおいしさとなっています。

生産者の声

【株式会社大矢　代表取締役社長　大矢　大介】
私たちの仕事は、親豚を育てるところからはじまり、生まれた子豚がおいしいお肉となって喜ばれるまで、いわば豚の一生を愛情込めて引き受けることにあります。
これはとても手間のかかることですが、一貫体制だからこそ、生産履歴が明確な豚の良質なお肉を安定してお届けできると自負しています。
創業時から変わらないものづくりの精神を大切に、黄金豚にはおいしくなるためのこだわりとノウハウが詰まっています。黄金豚をご縁に、私たちのふるさと北海道伊達市に思いを馳せていただければ、これほどうれしいことはありません。