2016 イベントレポート

report
2016.11.28
3年目を迎えるとともに、大きく生まれ変わった「ふるさとチョイスアワード」。自治体がそれぞれの取り組みについてプレゼンテーションを行い、会場の投票によって審査されるリアルイベントへ。この日、予選を勝ち抜いた日本各地の自治体が、舞台である青山スパイラルホールに集結しました。

オープニング

opening
平日にも関わらず、寄付者の方々やプレス関係者など、たくさんの来場者が詰めかけた会場。オープニングムービーに続き、株式会社トラストバンクの田村悠揮よりご挨拶。掲げられたテーマは「CHANGE」。返礼品や寄付金の額だけを競うのではなく、ふるさと納税を通じた取り組みが、地域にどのような変化をもたらしたのかが重視されます。審査員は、五月女圭一氏、齋藤潤一氏、トラストバンクの須永珠代代表。

プレゼンテーション

presentation
いよいよプレゼンテーションの始まりです。60を超えるエントリーから、ファイナリストとして登壇の機会をつかんだのは7自治体。それぞれの取り組みを、わずか10分あまりという限られた時間で伝えきらなければなりません。方言を盛り込んだり、流行の動画ネタを採り入れたり、地元の特産品を実際に持ち込んだり。取り組みの内容はもちろん、スライドや語り口の工夫でも、お互いに一歩も引けをとらないプレゼンテーションが続きます。緊張のためか、最初はぎこちなかった登壇者も次第に口調に熱がこもりはじめ、会場を巻き込んでの笑いや涙が見られる場面も。審査員の視線も、真剣そのものです。

休憩時間

break
審査結果を待つ間に、ちょっと一息。カツサンドとカプレーゼがふるまわれました。素材はすべて、ファイナリストとなった自治体の特産品。茨城県境町からは、国内に約100頭しかいない幻の豚「梅山豚(めいしゃんとん)」。栃木県栃木市のカクテルトマト。長崎県平戸市の塩。そして、プロデュースはあの川越達也シェフ。ご自身も宮崎県出身のシェフからは、地方ごとの味わいの素晴らしさを伝えるビデオメッセージも届きました。

審査結果発表・贈賞

award
ついに審査結果が出揃いました。それぞれに魅力的な「CHANGE」を地域にもたらした取り組みだけに、審査は難航。審査員の見解も、会場の票もさまざまに行方が分かれました。そんな激戦の中にあって、みごと審査員特別賞を手にしたのは「茨城県境町」! 被災地・熊本へのふるさと納税を、災害対応で手いっぱいの現地に代わって受け付けるという画期性が、新たなロールモデルとして高く評価されました。そして栄えある大賞に輝いたのは「岩手県北上市」! 中間事業者「きたかみチョイス」の設立による、小規模事業者の発掘と支援。その取り組みの素晴らしさはもちろん、地元事業者への想い、特産品への愛着、さらにはふるさと納税そのもののあり方について、真摯に訴えかけたプレゼンテーションが会場中の心をつかみました。おめでとうございます!
大賞に輝いた、きたかみチョイスの登内氏。ご本人いわく、産休に入った担当者の「代打」としての登壇でしたが、ご自身も小規模事業を営む家庭の出身という経験を交え、その立場の厳しさを涙とともに語った姿が心に残りました。
審査員特別賞を受賞した茨城県境町の栗原氏は、唯一の女性プレゼンテーター。関東・東北豪雨の被災地でもある境町が、熊本地震に際していち早く動き、ふるさと納税を通じて新たな復興支援に取り組んだ過程を、印象深く伝えました。
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たくさんの拍手の中で幕を閉じた「ふるさとチョイスアワード2016」。受賞された自治体はもちろん、ファイナリストの方々も、達成感に満ちていました。慣れないプレゼンテーションに苦労しながらも、練習を重ね、資料を整えていくうちに、「あらためて自分たちの取り組みの本質に気付かされた」という声も。ふるさと納税は、あくまでもきっかけにすぎません。それをもとに、どんな「CHANGE」が始まり、定着していったか。そしてその裏側に、ともすれば「お役所」という先入観で見られがちな自治体の、どれほど熱い想いがあったか。このイベントは、それを一人でも多くの方に知っていただくための媒体でもあります。これからも、地域に素晴らしい「CHANGE」を。そして、「あなたの意思をふるさとに」。
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