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留学支援で、基地跡地でグローバルに活躍する若者を育てたい!~普天間基地返還後の未来~

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 815,000

40.7%

目標金額:2,000,000

達成率
40.7%
支援人数
39
終了まで
受付終了

沖縄県宜野湾市(おきなわけん ぎのわんし)

寄付募集期間:2019年11月1日~2020年1月31日(92日間)

沖縄県宜野湾市

プロジェクトオーナー

宜野湾市は、まちの中心に普天間基地(正式名称:普天間飛行場)を抱え、市内の小中学生は、日々騒音などの基地負担に悩まされています。その一方で、普天間基地の返還を見据え、大きな可能性を秘めた基地跡地というフィールドにおいて活躍できる、世界に目を向けた人材を育成していくことが求められています。そこで、基地跡地の未来を担う国際的な視野を持った人材を育成する第一歩として、宜野湾市内の中学生に海外留学を経験させる事業を行います。 皆様からの支援により、留学のための自己負担ゼロを実現し、日々の基地負担に悩まされている市内全ての中学生に平等に海外留学のチャンスを与えることができます。 皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

市の真ん中に東京ドーム約100個分の普天間基地

今、基地負担に苦しんでいる中学生に夢を!!

宜野湾市は、市の真ん中に東京ドーム約100個分の広さの「世界一危険な飛行場」と呼ばれている普天間基地があります。普天間基地が市の真ん中にあるゆえに、市内にある15の小中学校は、基地の周辺に隣接することとなり、子供たちは航空機からの騒音や事故の危険性と常に隣り合わせの状況での学習環境を強いられています。

返還合意から20年以上経過した今なお普天間基地は存在し続け、航空機騒音や事故などが続いており、2017年12月には、小学校のグラウンドへ米軍ヘリの窓が落下するという、あってはならない事故が発生しました。自由にグラウンドを駆け回ることが出来ないなど、安心して学校生活を過ごせない状況となっており、基地負担に苦しむ子供たちの不安や苦悩は限界に達しています。

世界に誇れる優れた環境の創造

国際性豊かなまちで活躍する人材を育成

このような過剰な基地負担がある中で、宜野湾市では、基地負担の軽減や普天間基地の一日も早い返還に向け取組むと共に、基地返還後の跡地利用に向けた取組みを推進しています。

普天間基地では、70年以上基地として接収されているが故に、戦前からの重要植生や緑、地下水、文化財など多くの自然・歴史文化資源が残されています。返還後を見据えた跡地利用計画では、基地跡地や周辺市街地を含めた自然・歴史資源を活かした、緑豊かなまちづくりや持続可能な世界に誇れる環境づくりを目指しています。

東京ドーム約100個分の広大な空間を活かした「緑の中のまちづくり」を目標としており、基地跡地や周辺市街における緑地整備水準の確保や緑の豊かさを見せる演出により、観光リゾートや知的生産の場にふさわしい優れた環境を創造し、国際性豊かなまちづくりを目指しています。

大きな可能性を秘めた普天間飛行場跡地は、日本本土だけでなく東アジアや世界に目を向けた国際性あふれる中心地として生まれ変わっていく事が期待されるとともに、そのフィールドで活躍できる国際性豊かな人材を育成していくことが必要となっています。

寄附金の使い道

宜野湾市内中学生の短期海外留学に派遣する費用の一部

【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合、不足分を普天間未来基金(※)から補填し、本プロジェクトへ活用させていただきます。また、目標金額以上の寄付をいただいた場合、普天間未来基金に積み立てし、次年度以降の同事業で活用させていただきます。
※普天間未来基金:宜野湾市の跡地利用推進や跡地で活躍する人材育成等に使われる基金

基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するための第一歩

基地負担に苦しむ子供たちに国際的な視野を広げるチャンスを

宜野湾市では、基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するための第一歩として、現に基地負担に苦しむ中学生に海外留学を通じて国際的な視野を広げるチャンスを与え、未来に向けた夢や希望を膨らませてあげたいと考えています。

また、これまで宜野湾市が実施した留学事業において、本人が留学を希望しているにも関わらず、経済的な理由で留学をあきらめるケースがありました。

今回、基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するためのクラウドファンディングを通じて、皆様からご支援をいただくことにより、現に基地負担に苦しむ市内全ての中学生に経済的な負担なく平等に国際的な視野を広げるための留学のチャンスを与えることができます。10名の中学生の約1ヵ月間の米国への留学の実現のため、ご支援をよろしくお願いいたします。

■夏休み期間中1ヶ月間の短期海外留学を目指して

市内中学生10名をアメリカ合衆国への留学に派遣します

事業実施のスケジュール(予定)

・2019年10月:
宜野湾市中学生英語ストーリーコンテスト(上位入賞者4名が留学候補となります。)

・2020年2月:
学校長推薦等による留学者の選考及び決定(推薦者6名決定)

・2020年3月:
短期海外留学派遣事業保護者説明会

・2020年6月:
短期海外留学生 事前学習会

・2020年7月:
短期海外留学 結団式実施   

・2020年7月~8月:
短期海外留学派遣事業実施

・2020年9月:
短期海外留学 帰国報告会実施

市内中学生10名をアメリカ合衆国への留学に派遣します

事業に携わる方の思い

宜野湾市長 松川 正則

■~普天間基地跡地に未来を~

写真

宜野湾市の中心に位置する普天間飛行場は、その危険性ゆえに日米両政府において返還合意がなされましたが、合意後20年以上経った今なお返還は実現されておりません。宜野湾市内の小中学校は、「世界一危険な飛行場」と呼ばれる普天間飛行場の周辺に位置しており、子供たちは騒音や事故の危険性と常に隣り合わせの状況で基地負担に苦しみ、市民は航空機事故の危険性や騒音等の被害を強いられております。

その中で、「基地負担を強いられている子供たちに明るい未来と可能性を与えたい」と始まった、人材育成に係るプロジェクトもこれで3年目になります。シアトルでのホームステイに加え、アメリカの政治の中心であるワシントンD.C.を見学するなど、留学を通して貴重な経験をし大きく成長した子供たちを見ることができる素晴らしいプロジェクトとなっております。

今年度も海外留学派遣のためガバメントクラウドファンディングによる寄付を募り、普天間基地跡地の未来を担う子供たちに明るい未来と可能性を与えられるよう取り組んで参りますので、宜野湾市の応援団として全国の皆様のお力添えをお願いいたします。

宜野湾中学校3年 小濱 晴夏さん

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ワシントンD.C.では、国務省や在米日本大使公邸などの政治に関する施設に行きました。戦争の解決策を議論する場では、うまく英語を使うことができなくて悔しかったので、もっと英語を話せるように頑張ろうと思いました。

在米日本大使公邸では、大使の杉山さんにどうして大使になろうと思ったのかなど、たくさんの質問をしました。海外で活躍している日本人の姿を見て本当にかっこいいと思ったし、将来、自分も世界で活躍できる人になりたいなと思いました。

私は、この留学を通して、紙が何枚あっても足りないほど、本当にたくさんのことを学びました。自分の意見を伝えることの大切さや恥ずかしがらないことなど、日本にいたら気づくことのできなかったことだと思います。

私にこの留学の機会を与えてくださった方々にとても感謝しています。寄付をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

真志喜中学校3年 新垣 砂音さん

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ワシントンD.C.では、国務省・在米日本国大使公邸・ホワイトハウスという様々な政治機関を訪れて、国を動かすことは時間との勝負ということを実感しました。

国務省では、ロールプレイングという自ら国務省がどんな仕事をしているのかを体験しました。トップの人にいかに情報をうまくまとめて、早く伝えるか、とても大変な仕事なんだなと改めて感じました。

杉山大使との対談では、大使という仕事の重要さだけでなく人としてどう生きるか、コミュニケーションを取る上で一番大切なのは語学力・自分がどう思っているかを明確にすることということが分かりました。また、ホームステイでは、授業やアクティビティだけでなく普段の生活の中でも学ぶことがたくさんあって、毎日がかけがえのない体験でした。

寄付をして下さった皆様、私たちにかけがえのない約1ヶ月間をありがとうございました。

留学生の保護者からのメッセージ

このプログラムは本当に大きな成長を私たち家族に与えてくれました。子供たちの成長、それは、帰国後のロビーですぐに見て取れました。輪になって笑顔でミーティングをする姿。引率の先生にみんなでお礼を伝える様子。「みんなで書きました」と、こっそり添乗員の方にメッセージカードを渡す姿。充実したプログラムだったからこその様子が伺えました。

帰路に着く車内ではノンストップの報告会。家に着き、荷物を解きながら娘に聞きました。「もっと英語の勉強がしたくなったんじゃない?」すると、娘は頭を横に振り、「英語はコミュニケーションツールだよ。もっと、何か別の目標をちゃんと考えないといけない。社会に役立つために自分にできること。自分がやるべきことを見つけないといけない。英語はそこで役立つ道具の一つだよ。」と。娘のこの成長は、仲間と過ごした4週間の交流の中から生まれたものです。

子供たちは、現地で様々な体験をし、「Trial and error」を繰り返しながら多くのことを学び、感じ取ることで大きく成長しました。そして今、将来に向けて新たな目標を立てており、子供たちに無限の可能性を感じております。このような経験をすることができたのも、皆様から多額の寄付をいただいたおかげです。本当にありがとうございました。

昨年度GCF寄附者からの応援メッセージ

本土の人間として、普天間基地の負担に心を痛めております。意欲ある学生が、将来への道がひらけるように勉学に励んで欲しいと思います。
留学している間、辛いこと逃げ出したいことは多いと思いますが、寄付者の心を思い出してぜひ頑張って欲しいと思います。

早く、市街地から危険な基地がなくなりますように。
そして、次世代を担う子供たちが世界的な感性を持って育つことを願っています。

基地被害に苦しむ子供たちへ直接支援できる素晴らしい取組みだと思います。留学を通して国際的な知見を広め、普天間飛行場返還後の未来のフィールドで活躍できるよう応援しています。一日でも早く普天間飛行場閉鎖返還が実現されますように。

基地負担は全国民の問題だと考えます。一日も早い基地移転を願いつつ、周辺学校の子供たちが未来に希望を持てるようお役立て下さい。

寄附者のみなさまへ

今、基地負担に苦しんでいる中学生に夢を!!

現在、宜野湾市はまちの中心に「普天間基地」を抱えており、そこで学ぶ子どもたちは、日々、事故の危険性や騒音などの問題に耐えながら学校生活を送っています。

しかし、普天間基地が返還されれば、その跡地は宜野湾市ひいては沖縄県が発展する重要な拠点となり、跡地で活躍できる人材の育成が必要となります。

そこで、基地跡地の未来を担う国際的な視野を持った人材育成のための本プロジェクトへのご支援のほどよろしくお願いします。

本プロジェクトでもらえるお礼の品の紹介

本プロジェクトに賛同して頂き、10,000円以上のご寄附を頂いた皆様には、宜野湾市を代表する特産品として、以下のお礼の品をお届けします。なお留学報告書については、留学終了後の2020年9月以降に送付しますので、ご了承下さい。

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

沖縄県宜野湾市

宜野湾市は、古琉球の時代から物事の中心を意味する「ねたて(根っこ)」の地域と称され、政治・経済・文化の中心でした。現在は沖縄コンベンションセンター、トロピカルビーチなどが立地し、県内でも屈指のコンベンションリゾートエリアとなっています。はごろも祭りや日本一早い花火大会など多彩なイベント会場としても利用され、大勢の観光客で賑わいます。その一方、世界一危険といわれる普天間基地が市の中心部に位置し、その面積は市の約25%を占めています。この基地の返還が実現されれば、まさに沖縄の経済・教育・文化の中心として発展し、可能性のある国際性豊かな世界に開かれた「ねたて」の都市となるでしょう。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 返還までの道程は厳しいかもしれませんが、基地跡地で活躍できる人材を育成していくことは大事だと思います。留学を通じて、中学生の皆さんが、基地跡地に夢を持てるようになることを期待して、微力ながら応援させていただきます。

    2020年1月30日 18:58

  • 頑張って下さい。
    宜野湾の発展を期待します😃

    2020年1月21日 23:12

  • 宜野湾市の子ども達の未来に役立てたら幸いです。

    2020年1月19日 21:06

  • 昨年、この事業を知って、2回目の寄付をさせていただきます。
    宜野湾市とは何の縁もないのですが、
    若いころの経験は、かけがえのないものと思い、この事業に賛同いたします。
    今後、この事業継続と、参加者皆さんの飛躍を祈念申し上げます。

    2020年1月13日 12:53

  • 今年度で2度目の寄付です。外交・安全保障の観点から基地問題を考える機会を、宜野湾市の子どもたちに提供することに貢献できて光栄です。

    2020年1月2日 10:41

  • 自分の価値観や人生を変えてくれた留学経験を宜野湾の若者たちにも経験していただきたいです、遠くから応援してます!

    2019年12月31日 23:11

  • 沖縄の米軍基地負担に関心を寄せてます。少しでも地域のお役に立てればと寄付をさせて頂きます。

    2019年12月31日 17:18

  • 辺野古への基地移設後、基地収入に頼らずに街を育てるには、人づくりが不可欠です。皆さんがそれを選んだのですから覚悟を持って行っていただけると確信しています。本土から微力ながら支援させていただきます。

    2019年12月21日 21:43

  • 首里城復興と同じぐらい基地負担軽減に対しても支援が必要だと感じております。微力ながら宜野湾市の中学生が夢を叶える力が育つよう留学を応援します。

    2019年12月14日 16:01

  • すばらしいプロジェクトですね。
    未来のあるこどもたちのために活用してください。
    このプロジェクトの達成を祈っております。

    2019年12月12日 9:33

  • 安全保障と平和の問題を次世代につなげるきっかけに致します。将来ある若者の支援にお使い下さい。

    2019年12月8日 20:33

  • 大好きな沖縄!!!すこしでもお力になれれば、と思います!!!

    2019年12月1日 15:47

  • 基地騒音や事故などの危険性に隣り合わせの子供たちが、少しでも明るい未来に向かって学ぶ機会となればうれしいです。一日でも早い普天間基地の返還が実現しますように。

    2019年11月26日 8:51

  • 未来へ!!

    2019年11月12日 19:24

  • 私共長女もこちらのプロジェクトで留学させていただきました。
    アメリカ留学する事で、価値観や将来の夢もより
    具体的になり夢に向かって英語の勉強を継続しています。
    子供たちの夢を少しではありますが紡ぐ協力が出来たらと思います。

    改めてありがとうございました。

    2019年11月5日 14:52

  • 去年も寄附させて頂きました。
    未来がある子供達のために、このような取り組みを毎年継続することはとても素晴らしいことだと思います。
    このプロジェクトで成長した子供達が将来宜野湾市で活躍することを楽しみにしています!

    2019年11月4日 19:57

  • 私共長女もこちらのプロジェクトで留学ささて頂きました。
    アメリカに留学する事で、価値観や将来な夢が大きく変わり、今でも英語の勉強も継続して本人も努力を継続して将来の夢に向かって頑張っています。
    子供たちの夢を紡ぐ協力が少しではありますが携われたら嬉しいです。

    2019年11月4日 10:31

  • 普天間飛行場が返還された後は、夢のようなまちができるでしょう。そこで活躍できる若者が多く育てば良いなと思います。応援しています!

    2019年11月1日 11:05

  • 頑張って下さい。

    2019年10月30日 15:07

  • 応援しております。

    2019年10月30日 14:57

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