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中村哲さんの平和への想いを絵本をとおして全国の方に知ってもらいたい!!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 3,477,000

347.7%

目標金額:1,000,000

達成率
347.7%
支援人数
271
終了まで
受付終了

福岡県古賀市(ふくおかけん こがし)

寄付募集期間:2023年5月1日~2023年7月30日(91日間)

福岡県古賀市

プロジェクトオーナー

古賀市出身の中村哲さんは、アフガニスタンでの井戸の掘削や灌漑用水路建設、診療所の運営などをとおして、アフガニスタン国民の貧困解消に尽力されてきました。

残念ながら2019年12月4日にアフガニスタン ジャラーラーバードで凶弾に倒れ、志半ばで逝去されましたが、中村哲さんの母校である古賀西小学校の児童が、中村哲さんの志や功績を後世に伝える「プロジェクトN」に取り組んでいます。

「プロジェクトN」では、令和3年度の6年生が書籍やホームページなどで中村哲さんの情報を収集するとともに、中村哲さんの同級生の方に小学生時代のエピソードを教わるなどして、絵本や動画、ポスターの作成に取り組みました。

令和4年度には前年度の取組みを引き継いだ6年生が絵本を作成、児童一人ひとりが文章を書いたり、絵を描いたりするなど分担を決めて、2年がかりで中村哲さんの志や功績を幅広い年代の方へ知ってもらう取組をしています。

作成した絵本は、市内の小中学校や病院へ、また、寄附をしていただいた方への返礼品として贈呈したいと考えています。

中村哲さんの志をみんなに知ってもらいたい

中村哲さんの平和への想いをつなぐ

2019年に凶弾に倒れた中村哲さんの平和への想い、志などを古賀市だけでなく、日本中の子どもたちへ、また後世に伝えるにはどうしたらいいか。

中村哲さんがアフガニスタンやパキスタンで医療活動を行ったり、水路を作ったりしたことは新聞やテレビなどの報道によって知られていますが、なぜ、アフガニスタンやパキスタンで医療活動や水路づくりを行うようになったのか、小さな子どもにもわかりやすく伝えることは難しく、絵本にすることで、水路づくり等を行うようになったきっかけ、また、中村哲さんが成し遂げたことは特別な能力によって成しえたことではなく、どんな苦難にも諦めることなく立ち向かっていった結果だということを小さな子どもに伝えることができます。

また、絵本を作成する中で、子どもたちからは中村哲さんの平和への想いをより多くの方に、幅広い年代の方に知ってもらいたいという想いが強くなってきました。

アフガニスタンやパキスタンでの医療活動や灌漑事業を通して世界の平和を祈った中村哲さんの志や功績を子どもたちや後世に伝えるために、どうぞご協力ください。

寄付金の具体的な使い道

絵本の印刷製本費として使用します。

【内訳】
・印刷費  :693,000円
・送料   :107,000円

【目標金額に達しなかった場合及び目標金額以上の寄附を頂いた場合】
総務課が令和5年度に実施する中村哲さん関連のシンポジウム費用及び令和4年度に実施した市民討議会で検討された中村哲さん関連事業に使用する予定です。

中村哲さんと古賀市のつながりは深く、2006年の母校でもある古賀西小学校の児童への水路づくりの指導や2016年の市民への講演など、様々な形で古賀市に平和への想いを届けてくれていました。古賀市も市をあげて中村哲さんの活動を支援していましたが、その矢先の2019年12月4日の訃報でした。

中村哲さんの平和への想いをつなぐにはどうしたらいいか、真っ先に動いたのは後輩の古賀西小学校の6年生児童でした。

「プロジェクトN」と銘打って、中村哲さんの志や功績を伝えるために動画やポスターを作成、2022年3月からは5年生がその活動を引継ぎ、2年がかりで絵本の作成に取り組みました。

児童たちは「『人の役に立つことをする。』そんな中村哲さんの志をもっと広めたい、もっとみんなに知ってもらいたい」、そんな想いで絵本作りに取り組みました。

作成した絵本は市内の病院へ配付するだけでなく、クラウドファンディングで寄附していただいた方々へ返礼品としてお送りし、中村哲さんの志を伝えていきたいです。

中村哲さんの絵本を日本中の子どもたちへ

幅広い年代の方へ読んでもらいたいです

2023年中の印刷を予定しています。

・2021年 古賀西小学校6年生による絵本の構想検討、動画の作成
・2022年 古賀西小学校6年生が中村哲氏の功績や平和への想い、
      生い立ちなどを調べ、絵本を作成
・2023年 前年度6年生が作成した原稿をもとに印刷・製本、絵本の送付

古賀市 市長 田辺一城

中村哲さんの志をみんなに知ってもらいたい

写真

「一隅を照らす」 

中村哲さんが、訪れた先々で色紙に書いた言葉です。世界中の人がそれぞれの一隅を見つけて、その一隅を照らせば、世界中が照らされる。それが世界平和につながる。

そんな中村哲さんの平和への想いを後輩である古賀西小学校の6年生児童が、小さな子どもにもわかるように絵本にしています。

中村哲さんの死を悼むだけでなく、その平和への想いを後世に伝えていく、それが後輩でもあり、出身地でもある古賀西小の児童や古賀市の役割だと考えます。

平和への想いをつなぐバトンとして絵本を作成しました。皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

古賀市立古賀西小学校 校長 板山 和枝

児童の想いを実現させたい

6年生の児童は、自校の先輩である中村哲医師について知ることで、人々とのつながりや平和を愛し、誰もが笑顔になるために一人ひとりができることに取り組む大切さについて考えてきました。
今年は、6年生の児童が調べ、学んだ中村哲医師について知っていただき、その想いを多くの人々に届けたい、想いをつなげていきたいと考え、中村哲医師の生い立ちと成し遂げたことについて、資料を調べたり、ゆかりのある人々に助言をいただいたりしながら絵本を作成しました。
今回、中村哲医師の想いを校内だけでなく、もっと多くの人たちに伝えたいという思いから、作成した絵本を製本することになりました。

この子どもたちの思いを実現させるために、私たちに力を貸していただけませんでしょうか。皆様のご支援、応援が私たちの力となります。

今回、皆様からいただいたご支援金は、児童が作成した「絵本『中村哲物語』の製本費」に充てさせていただきます。また、絵本の製作・出版・配付に係る費用を超えて調達された資金については、令和5年度の中村哲医師に関するシンポジウムの開催予算、それ以降に開催される中村哲医師関連事業予算とさせていただきます。

このクラウドファンディングが、中村哲医師の偉業や志を知っていただき、そして中村哲医師に想いをはせていただく機会となれば幸いです。

皆様からのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

写真

古賀西小学校 6年生 児童

わたしたちの想い~中村 哲さんをもっと知ってほしい~

・私たちは、この絵本を読んで、よりたくさんの人々に、中村哲さんが成しとげたことなどを知ってもらいたくて書きました。

・てつさんの想いや願いを広めたいと思い絵本にまとめました。相手のことを思う人が増えるとうれしいです。

・私たちは絵本を作る中で哲さんのようにすごいことでなくても、人の役に立ちたいと思うようになりました。読んだ方も哲さんのようになりたいと思ってくださればうれしいです。

・哲さんのことを今よりももっと知ってほしいという思いで絵本をつくりました。見てくれてありがとうございました。

寄附者のみなさまへ

古賀市からのメッセージ

中村 哲さんは古賀市で小学生から大学生まで過ごしました。同じ場所、同じ建物で過ごす古賀西小学校の後輩たちは中村哲さんを身近に感じ、その志や功績を日常的に感じてきました。中村、哲さんの志や平和への想いを後世に伝えることは、「平和へのバトン」をつなぐこと。そんな思いで「プロジェクトN」に取り組んできました。私たちの活動をご支援いただけたこと、心より御礼申し上げます。

ご寄附していただく方へ

お礼の品のご案内

下記、該当される方にお礼の品をお送りいたします、

●寄附を1回に6,000円以上され、絵本を希望される方に、1冊お送りします。

「絵本 中村哲物語」( 送付時期は2023年11月予定)

希望される方は、下記のお礼の品ページよりお申し込みください。
寄附のみご希望の方は、「ふるさと納税で応援」よりお進みください。

※注意※ 下記の寄附についてはお礼の品はお送りできませんのでご注意ください。
     ・古賀市に住所がある方からのご寄附
     ・法人様からのご寄附
     

現在進捗情報はありません。

福岡県古賀市

九州北部に位置する福岡県古賀市。平成9年(1997年)糟屋郡古賀町が市制施行し、古賀市となりました。海や山の自然に恵まれ、農・商・工の産業が息づいています。九州最大の都市「福岡市」に近接しているため、経済、流通、交通の面でも豊かな生活環境が整っています。市内には市立小学校が8校、市立中学校が3校、公立高校が2校、県立特別支援学校(小・中・高等部)があり、教育環境にも恵まれています。市立小中学校では、かずのおけいこセットの公費負担、中学生の制服リユースの取組みなど保護者の教育費負担の軽減に取り組むとともに、令和5年度からは全小中学生の水泳授業を民間委託し、子どもたちの泳力向上を図り、また、地域住民の方が中心となって放課後の時間に児童がランドセルを持ったまま学校施設等で安全に遊ぶことができる放課後子供教室を開催するなど、地域、学校、行政が一体となって、子どもの健全育成に取り組んでいます。