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子どもたちに体験活動を通して、生きる力を身につけさせたい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 496,000

45%

目標金額:1,100,000

達成率
45%
支援人数
23
終了まで
受付終了

福岡県八女市(ふくおかけん やめし)

寄付募集期間:2019年12月13日~2020年3月19日(98日間)

福岡県八女市 × NPO法人みまもり隊

プロジェクトオーナー

少子化が進む八女市では、少子化により遊ぶ仲間が少なく、スマートフォンや家庭用ゲーム機の普及によって、多世代との交流や集団行動の機会が乏しくなっています。そのような子どもたちに社会を生き抜く力として必要な基礎的な能力を養っていきたいと、今回クラウドファンディングに挑戦します。

子どもたちが、様々な体験活動をとおして、コミュニケーション能力、自立心、主体性、協調性及びチャレンジ精神などを身につけ実体験を積むことで、大人になるための豊かな人間関係形成力が育成されることでしょう。

今年度は少子高齢化による青少年育成活動の担い手不足で将来の継続が課題となっている、八女市筑南小学校校区で、地域有志が運営してきた体験活動を持続可能なものとするため、NPO法人みまもり隊がこの活動をサポートします。

子どもの将来のために体験活動を絶やさない!

子どもの頃の経験が生きるための知恵になる

八女市は、矢部川を中心とした風光明媚な自然と豊かな大地に恵まれて、多様な伝統や文化を今に引き継いできました。

しかし、自然が豊かでのびのびと子どもを育てられる環境にある八女市においても、少子化や核家族化が進み子どもたちの環境に大きな影響を及ぼしています。

過去2回行った市の調査では、下校後に家で過ごす子どもたちが多く、家族以外の人との関わりが少ないことが分かっています。

さらに、ゲームやスマートフォンの普及がこの傾向に拍車をかけています。

そのためか、全国と比べて将来の夢や希望を持たない子どもや、最後までやり遂げるといった成功体験がない子どもが多い傾向にあり、子どもたちの「生きる力」が弱くなっていることが推測されます。

また、以前は地域にもたくさんの大人がいて様々な知恵や体験を得る機会がありましたが、過疎化が進み、子どもたちの親も共働きが多くなり、この20年で大きく環境が変わりました。

筑南校区では、地域の有志によってこれまで青少年育成活動を続けられてこられましたが、担い手の減少や高齢化により今後の継続性が課題となっています。

子どもたちに「生きる力」をつけ社会に適応した人を育てるためには、子どものころからの学校内外の様々な「体験活動」が重要な役割を担っています。

このプロジェクトでは、NPO法人みまもり隊が地域の子どもたちに対して体験活動プログラムを実施します。どうぞ、過疎地の子どもたちの成長のためにご協力ください。

将来、立派な社会人になるために種をまく

子どもたちのスキルアップへ

この事業は、八女市がガバメントクラウドファンディングをとおしてNPO法人の活動を支援するもので、「NPO法人活動支援に係る寄附金交付要綱」により、「NPO法人みまもり隊」が活動を実施します。

「子供・若者白書(旧青少年白書)」によると、現代の子どもたちを取りまく課題について、学習意欲や勤労意欲が低下し、自立意欲や社会適応力に欠ける青少年の増加が指摘されており、これを解決する手段の一つとして実社会における多様な「体験・交流活動」の有効性がうたわれています。

このプロジェクトは、子どもたちにコミュニケーション能力、協調性、生活力、適応力、危険回避能力等を養うことで、社会人としての生きる力を身につけるため、様々な体験・交流活動を実施します。

■体験活動や交流活動で人を育てたい

子どもの将来を第一に考えて進めます

子どもが自立するための生活・文化体験活動(子どもたちによる料理教室、フラワーアレンジメント教室を予定)
自然体験活動・レクリエーション活動(夏季キャンプなど)
社会体験活動(地域祭りのイベント出店などによる地域との交流)

【寄附金の使い道】
体験・交流活動事業の費用の一部
・料理教室材料費 
・体験研修費 
・各教室、講師謝金等経費 
・事務運営費 

※目標金額に達しなかった場合も、NPO法人の自己資金や地元の協力により事業を実施します。また、目標金額以上に寄附いただいた場合は、事業内容の拡充のほかNPO法人の主な活動である見まもり活動や社会システムの構築のための事業に充当させていただきます。

【事業実施のスケジュール】
2020年度に活動を行います。
 毎月 第二木曜日 料理教室
 5月 フラワーアレンジメント教室
 7月 自然体験活動、地域交流活動(地元祭り出店)
 8月 コミュニケーション等勉強会、地域交流活動(地元祭り出店)
 11月 家族への感謝状コンクール(収穫祭)
 2月 通学合宿
 3月 一泊研修

子どもの将来を第一に考えて進めます

社会に貢献できる人に育てたい

人づくりにNPO法人が向き合う

NPO法人みまもり隊の主たる活動は、認知症徘徊者の早期発見をするための見守り活動ですが、その傍らで筑南校区の小学生を対象に子どもたちの体験交流活動を支援する取組みを行っています。

この活動は地域の有志が中心となって地域で体験交流活動を行ってきましたが、過疎化が進む筑南校区では活動の担い手が不足し、現在は私たちNPO法人が活動をサポートしています。

私たちの活動地は、自然が豊かで伸び伸びと子どもが成長する要素があるすばらしい地域ですが、他人とのコミュニケーションの機会が少ないことで内向的な子どもが多いことがうかがえます。

近年のスマートフォンやゲームはこれを助長しています。このような状況だからこそ、子どもたちに体験交流活動が必要とされています。

この体験交流活動を通して、社会を生き抜く力として必要な基礎的な能力(コミュニケーション能力、自立心、主体性、協調性、責任感、創造力等)を養うことで、将来、社会や地域に貢献できる社会人に成長することを期待しています。

また、子どもたちが体験から得たものや地域社会との関わりの中で地元愛が芽生えることも同時に期待しており、将来大人になった時に地元を支え、地域が持続するための人材となることでしょう。

私たちは、まずは筑南校区からこの活動を始め、このプロジェクトが成功したら、他の同じような課題をもっている校区にも輪を広げていきたいと思います。

事業に携わる方の思い

八女市 市長 三田村 統之

■青少年育成は持続可能な地域をつくる第一歩

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私が市長に就任後程なくして、八女市は市町村合併をしました。

合併前から人口減少や少子高齢化といった課題はありましたが、現在もこの課題は住民自治、消防防災、学校、祭りなどの地域イベントなどにおいて地域の担い手が不足という状況を引き起こしています。

とりわけ中山間地域などの集落においては、この傾向が顕著になっています。

社会機能を維持するためには共助社会の構築が重要だと考えています。その中でNPO法人が担っていただく活動に大きな可能性を持っていると期待しており、青少年育成は将来の八女市を担う人づくりとして重要なものだと考えています。

八女市もガバメントクラウドファンディングを通してNPO法人の活動を支援するとともに、より多くの方に八女市の課題を知ってもらい、全国の多くの方のご支援をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

NPO法人みまもり隊 理事長 松尾 肇

■地域に安全を、子どもたちに体験を!

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昨今の社会の変化の中で必要とされている社会的弱者の救済、子どもや高齢者の見まもり、青少年の健全育成、交通事故撲滅など、私たちNPO法人みまもり隊は、住みやすい安心安全なまちづくりのために活動を行っています。

認知症徘徊者の早期発見のための社会システムづくり(「みんなで探そう地図アプリ」の実証実験等)や、青パトカーによる捜索や防犯パトロールなど活動の幅を広げています。この取り組みは地域の方のご理解と協力によって進めております。

一方で、地域を守る取り組みとして重要な要素は「人」です。そのためには、子どもの頃から色々な体験を通して生きる力や支えあう力を身につける必要があると考えています。この考えがこのプロジェクトにつながっています。

私たちのプロジェクトは地域の方をはじめ様々な方々の支えを必要としています。皆様のご理解とご支援を賜りますようお願いします。

筑南アンビシャス広場 田中 哲也

■子どもが成長し立派な社会人になることが私の喜びです

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20年前、白木アンビシャス広場として発足し子どもたちに体験交流活動の支援を行ってきました。その後、小学校の統廃合により筑南アンビシャス広場となり、現在に至ります。

これまでの活動は老人福祉施設で老人との交流活動を始め、料理教室や地元イベントへの出店交流、その他様々な体験活動を行っています。

そのように体験したたくさんの子どもたちが立派な大人に成長し、地元の消防団等の役割を担い、社会人として活躍する姿を見ると嬉しく思います。

そのような体験交流活動の中で大切にしていることは「家庭の中で自立し、感謝の心を育てる活動」です。毎年11月の収穫祭の時に「家族への感謝状コンクール」を実施していますが、印象に残った一例を紹介すると「命のつながり」というテーマで、祖父の死を経験した子どもが回想し、これまで命のバトンをつないできた祖父や家族の存在や命の大切さに気づき感謝するというものでした。

体験を通して成長した子どもたちが垣間見ることができて、熱いものが込み上げてきます。

少子高齢化や過疎化といった担い手側の課題もありますが、私は、この体験活動を持続するように、NPO法人みまもり隊の協力のもとに学校・家庭・地域と青少年育成活動を通して子どもたちを見守っていきたいと思います。

住民の声

NPO法人 みまもり隊 松岡 俊志

■私たちの経験を次世代に伝えていきたい

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私は10年以上前に盗難被害に遭った経験から、筑南校区内に白木区防犯パトロールを立ち上げて活動してまいりました。

それ以来、様々な資格を取得したほか、毎年消防上級救急救命講習を受講するなどして、いざという時に人の命を守れるように経験を積んできました。

そんな中、地域の安全を守る共通の目的を持っているNPO法人みまもり隊との出会いで、さらに私の活動は充実したものになっています。

これまでの経験を活かして住民向けの救急救命講習会や地域の子どもたちの安全を見守る活動を行い、一翼を担うことができました。

地域の安全を守る取り組みのほか、地域の子どもたちに私たちの経験を体験をとおして伝えていくことも重要なことだと考えています。

そのような子どもたちが、やがて今度は地域を守ることできるように成長することが私の望みです。

寄附者の皆様へ

NPO法人みまもり隊からのメッセージ

私たちNPO法人のコンセプトは「みまもり」です。

元々は高齢者の徘徊の早期発見をするためにアプリを開発しておりましたが、開発を進めていくにつれ、どれだけ便利なツールを使ったとしても「地域の方々が日頃から見守っていく活動」が大切であることに気づきました。

それは「人の力」なのです。

筑南地区のように見守る人が減少している地域では、一人ひとりが支え合いの意識を高めていく必要があります。

それは子どもの頃から育む必要があるということに気づき、体験活動を実施しています。

このプロジェクトに賛同し、ご支援いただいた全国の皆様に心よりお礼申し上げます。

※体験活動の写真はイメージとなります。

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お礼の品一覧

NPO法人みまもり隊のプロジェクトを応援しています

八女市内の返礼品事業者(牛島製茶・アルノ)がこのプロジェクトを応援しています。

  • 2020年02月14日 18:21

    冬季キャンプなどのイベントを実施しました!

    筑南小アンビシャスの一環として、冬季キャンプ(通学合宿)を実施しました。
    体験活動を通して、子どもの自立心が養われたのか、ちょっぴりたくましくなりました。

    また、年末には子どもたちと餅つき体験をしました。
    最近は、杵と臼でつくこともなくなりましたが、初めて体験する子どもたちのワクワク体験となりました。

    皆様からご支援いただいたご寄附は2020年度の活動として、子どもたちの成長のために活用させいていただきます。

    引き続きご支援をお願いします。

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福岡県八女市

NPO法人 みまもり隊は、社会的弱者の見守り事業を主たる活動としており、これに加えて社会教育の推進を図る活動なども行っています。子どもたちの体験活動が継続できるように、皆さんのご支援をお願いいたします。

この事業は、八女市が、ガバメントクラウドファンディングをとおしてNPO法人の活動を支援するもので、「NPO法人活動支援に係る寄附金交付要綱」により、「NPO法人みまもり隊」が活動を実施します。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 遠いですが、いつか行ってどんな活動をしているのか見てみたいですね。
    子供達が沢山の創造力と体験を活かして
    未来の八女市を支えていってほしいです。
    頑張って下さい。

    2019年12月17日 18:49

  • 八女市の筑南小学校区は私の地元です。本当に子ども達が少なくなってきていますので、NPO法人さんの活動に期待し応援しています!

    2019年12月13日 15:15

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