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【第3弾】小説「坊っちゃん」の舞台 道後温泉本館を未来に遺したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 3,184,255

11.7%

目標金額:27,000,000

達成率
11.7%
支援人数
225
終了まで
受付終了

愛媛県松山市(えひめけん まつやまし)

寄付募集期間:2018年11月1日~2018年12月31日(61日間)

愛媛県松山市

プロジェクトオーナー

道後温泉本館は、平成6年に公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定されてから、今もなお現役で営業し、年間80万人こ超える入浴客を誇る松山市最大の観光資源です。
一方で、建築から124年もの歳月が経ち、老朽化している施設の修理や、近い将来予想されている南海トラフ地震への備えが必要となっています。
多くの文人墨客も愛した道後温泉本館を、今の姿のままこれから100年、200年と遺していきたい。そんな思いから道後温泉本館保存修理工事のために、クラウドファンディングに挑戦します。

道後温泉本館を100年、200年先も未来に遺したい!

築120年を超える歴史的建造物を未来へ

道後温泉は3000年の歴史を誇り、飛鳥時代には聖徳太子が来浴した記録も残る日本最古の温泉といわれています。

明治時代には夏目漱石や正岡子規など、多くの文人墨客が足しげく通い、特に夏目漱石は自身が松山に英語教師として赴任した思い出を物語にした小説「坊っちゃん」の中で、「おれはここへ来てから、毎日住田の温泉へ行く事にきめている。ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ。」と表現しています。

その他にも、小説「坊っちゃん」の中で「その上に女が天目へ茶を載せて出す。」「大きな札へ黒々と湯の中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある。」など、今も道後温泉本館に残る風景が多く描かれています。

明治時代から続く伝統のおもてなしを、そして夏目漱石や坊っちゃんが愛した道後温泉本館を、今の姿でこれから先も遺していきたい。そんな思いで道後温泉本館保存修理工事を行います。

 

道後温泉繁栄の立役者 伊佐庭 如矢 町長

道後温泉本館の歴史

道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢が、100年後の道後の繁栄を見据えて「どうせやるなら、100年先にも他所が真似できないものを作ってこそ、そのことがものを言う。」との思いで、反対する住民たちから命を狙われる危機に見舞われながらも、幾多の苦難を乗り越え明治27年に改築されました。

その後、明治32年の又新殿の建築、大正13年の養生湯の改築、昭和10年の改造等を経て今日の姿になりました。大屋根の中央にギヤマンを使用した振鷺閣(しんろかく)をのせ、その上には道後温泉ゆかりの白鷺が据えられた壮麗な三層楼の建物となっています。

本館保存修理工事の開始時期について

■平成31年1月15日以降、工事開始予定です

本館保存修理工事は、平成31年1月15日以降を予定しています。なお、2階以上の休憩室は使用できなくなりますが、神の湯(入浴のみ)を営業しながら工事を行いますので、工事期間中も入浴はできます!

国の重要文化財にして現役の公衆浴場

この道後温泉本館保存修理工事は、これまでにない重要文化財の修理工事に挑戦するものです。

その理由として以下の理由が挙げられます。

1.公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定された建物で、浴場を営業しながらの保存修理工事は全国で初めての試み

2.周囲を道路で囲まれた狭い土地での作業となり、高度な施工技術が必要となる

3.明治27年の神の湯本館改築以来、明治~昭和にかけて増改築を繰り返した複雑な建物の修理である

4.国の重要文化財であるため、調査と並行して工事を進めなければならず、非常に長い工事期間を要する

先人の築いた宝である道後温泉本館をこの先も100年、200年と遺していきたい。その思いを胸に、工事に取り組んでまいります。

 

事業に携わる方の思い

松山市 道後温泉事務所長 重谷 治

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第1・2回の道後温泉本館保存修理工事プロジェクトでは、計400件 16,688,428円のご寄附と温かい応援メッセージをいただき、誠にありがとうございます。

ついに、きたる2019年1月15日より保存修理工事が始まります。重要文化財の公衆浴場を営業しながらの保存修理工事は全国でも初めての試みとなり、工期も約7年という長期戦となります。

この一大プロジェクトを、私たち行政だけではなく皆様と一緒に取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

寄附者の皆さまへ

道後温泉事務所 職員一同

松山市の宝である道後温泉本館は国の重要文化財でありながら、今も現役の公衆浴場です。そして、松山市の宝を後世に残していくためには今、保存修理工事が必要不可欠となっています。

一人でも多くの方に、この一大プロジェクトに興味を持っていただき、身近に感じてもらいたい。そんな思いで随時、情報発信をしながら工事計画に取り組んでまいりますので、ご協力よろしくお願いいたします。

 

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お礼の品一覧

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愛媛県松山市

松山市は瀬戸内海に面し、愛媛県のほぼ中央に位置する県庁所在地です。人口約52万人と県内人口の4割近くが集中し、四国でも最大の人口を有する中核市です。気候は温暖少雨の瀬戸内海式気候で、穏やかな気候です。活気とにぎわいに満ちた都市からほんの少し足をのばせば、美しい山並みがあり島々が浮かぶ瀬戸内海が待っています。松山市はすべてにバランスのとれたまちです。「いい、加減」だから日本で一番幸せを実感できるまち、それ松山市です。