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世界で活躍するドローンレーサーを育成したい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 1,680,000

76.3%

目標金額:2,200,000

達成率
76.3%
支援人数
21
終了まで
受付終了

広島県府中市(ひろしまけん ふちゅうし)

寄付募集期間:2019年12月25日~2020年3月23日(90日間)

広島県府中市

プロジェクトオーナー

府中市に無人航空機(ドローン)産業を興し、魅力的な雇用を創出することで長期的に人口減少の解決に挑戦しています。世界で活躍するドローンレーサーを育成することで、市内外にドローン文化を広げ、高い操縦技術を持った人材を育てることを目指しています。

海外のドローンレースの世界では既に多くの10代の選手が活躍しています。2019年1月に開催し注目を浴びた世界初のお寺でのドローンレースでも中学生が優勝しました。

今回のクラウドファンディングでは、ドローンレース部活動の支援とドローンレースの開催をすることで、地域で中高生が切磋琢磨できる環境を作り、世界で活躍するドローンレーサーの輩出に挑戦します。

人口減少問題への切り札=ドローン

起業家のまちで、ドローン産業を興す

広島県府中市には、高級婚礼家具、非鉄金属ダイカスト製品、旋盤用チャック、ラバータイル、テルペン化学など日本一を誇る工業製品が多くあり、家具・機械金属・繊維など製造業の都市として全国的に知られているほか、味噌、繊維製品など特産品も多数あり、魅力にあふれた企業が多くあります。本市は昔から「石を投げれば社長に当たる」と言われるほど、経営者・起業家が多く、ユニークな技術・ビジネスにより発展してきたまちです。

しかし、現在では他の地方と同じく人口減少・少子高齢化が進み、2003年から2013年の10年間で事業所数も30%以上減っています。

「人口減少を食い止めるためには、地域に根付く起業家精神を活かした魅力的な雇用の創出が必要」と考えた市民有志により「ふちゅう大学誘致の会」という団体が2016年に発足し、世界的な成長が期待される無人航空機(ドローン)産業を発展させるための活動が始まりました。「ふちゅう大学誘致の会」は

①無人航空機産業の即戦力人材を輩出するドローンに特化した大学の誘致
②ドローンの社会実装に向けた試験場の整備
③ドローンに対する社会受容性を高めるための活動

という3つの活動を行なっており、本市も2017年に「大学誘致基本構想」を発表しました。
※今回のプロジェクトは③の活動の一環として行なっている、ドローンレースの普及・ドローンレーサーの育成事業です。

多くの地方で問題となっている、人口減少問題解消に向けたこの大きな挑戦を応援していただければ幸いです。

中高生ドローンレーサーを育成する

活動する場と活躍する場をつくる!

広島県府中市ではこれまで、お寺でのドローンレースの開催、全国ドローンレース選手権2019(広島会場)の開催、市内高等学校でのドローンレースチーム発足、道の駅びんご府中にドローンに特化したファブラボDDD.Labo(スリーディーラボ)を開設するなど、様々な活動を展開して参りました。

DDD.Laboにて毎週火曜日に開催されるTBW(Tuesday BINGO Whoopers)というドローンレースコミュニティがあり、中高生ドローンレーサーの技術支援を行なっております。しかし、レース用機体を揃えるための資金やレースに出場するための遠征費、地元でのレース開催頻度が不足しているため、意欲を持った中高生が十分に活動出来ていません。

今回のご支援は、ドローンレーサー育成のために以下の用途に充てさせていただきます。

【中高生ドローンレーサーの支援】

現在、市内の高校でドローンレースチームが発足しております。複数の中学高校でドローンレースチームを設置し、切磋琢磨する環境を提供することで世界で活躍するレーサーが輩出できると考えています。そのような環境を整えるため、中高生ドローンレースチームの発足支援、資金援助、技術指導を行います。

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【ドローンレースの開催】

ドローンレースへの出場が多くのプレーヤーにとって、活躍の場になりモチベーションになります。日本全国で行われるドローンレースへの参加するための費用および、府中市でのドローンレース開催の費用に充てさせていただきます。

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切磋琢磨できる仲間やライバルの存在と、活躍できるフィールドが整備される事により、将来世界で活躍する「ドローン操縦技術のプロ」育成できると考えております。
意欲のある若者を支援し、世界で活躍するドローンレーサーを輩出するために、お力添えをお願いします。

長期的に環境を整備していきます

【寄附金の使い道】
①中高生支援:144万円(72万円✕2校)
(内訳:1校分)機体購入支援5万円×6人=30万円
    試合遠征費用3万円×7人(引率含む)×2回=42万円
②ドローンレースの開催:76万円(38万円✕2回)
(内訳:1回分)ドローンレースの開催:38万円

※目標金額に達しなかった場合も、可能な範囲で上記の用途に活用させていただきます。
※また、目標金額以上の寄附が集まった場合は、ドローンレースの開催規模や頻度を広げる、中高生支援を充実させるなど、上記の用途に活用させていただきます。

【事業実施のスケジュール】
・2020年2月:ドローンレースinドローン寺の開催
・2020年通年:部活動支援
・2020年夏頃:ドローンレースの開催
<展望>
・2020年:ドローン練習場の整備
・2021年:府中ドローンリーグの創設
・2022年:ドローンロボコンの開催

長期的に環境を整備していきます

ドローンの先進地 府中市

誰もがドローンと親しいまちへ

広島県府中市では既に、ドローンレースが何度も開催され、いつでもドローンに触れるDDD.Labo(スリーディーラボ)が道の駅に設置され、各種イベントでの体験会や、高校での授業など、ドローンに触れられる機会を作ってきました。特に子ども達は目をキラキラさせながらドローンに親しんでいます。また、産業用ドローンメーカーやドローン空撮業者、ドローン寺などが市内にあり、社会実装に向けた実証試験も行われています。

今回のプロジェクトを通して、世界で活躍できるドローンレーサーが輩出できれば、より多くの方がドローンに親しみを持っていただけると思っています。
まずは日本各地で行われるドローンレースにおいて本市の中高生ドローンレーサーの優勝を目指して活動して参ります。

事業に携わる方の思い

広島県府中市 市長 小野 申人

■ドローンの先進地へ

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みなさん、こんにちは。広島県府中市長の小野申人です。

国府(その地域の中心)があった場所を「府中」といいますが、本市のある場所には大化の改新後「備後国」の国府が置かれ、奈良時代から平安時代までの約500年間にわたって人や物資の流れの中継点・集積点となり、その流れは江戸時代から現代まで引き継がれ、家内工業から重化学工業へと多彩な産業が発展し「ものづくりのまち」として栄えてきました。

2016年には「ふちゅう大学誘致の会(通称COCFU:コクフ)」が発足し、2017年には広島県府中市として「大学誘致基本構想」を発表しました。府中に新成長産業である無人航空機の大学を誘致し、研究・開発・人材育成の拠点にしようという構想です。本市は、ものづくりとしての裾野が広く、無人航空機産業の中心地になれる素養があると考えています。

現在、大学誘致と並行して、ドローン先進地になろうと、世界初の寺でのドローンレース開催やドローンを作って飛ばせる道の駅の設置など、様々な活動をしております。

将来、世界を相手に活躍しようという若者の育成にご支援をいただければと思っております。

特定非営利活動法人 ふちゅう大学誘致の会 理事長 井上 達也さん

■若者の集うまちへ

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府中市にドローンに特化した教育機関を誘致し、若者が集うまちに変革しなければならないと思っています。

2016年からの活動で、徐々に府中市にドローンが浸透してきました。まちぐるみで応援するドローンレーサーが活躍することで、更にこの地域が盛り上がると期待しております。

ドローン産業において後手に回っている日本を牽引するまちになる、さらに若者が集い、挑戦や変化がたくさん生まれるまちにしていきたいと思います。

釈迦院(通称:ドローン寺)住職 藤井 昭光さん

■ドローンは人間の感覚を拡張する

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ドローンレースでは、ドローンについたカメラの視点で操縦します。空を飛んでいるような感覚に陥ります。日常では絶対に見れない景色を見ることができ、虜になってしまいました。

釈迦院では、世界で初めてお寺の本堂内でドローンレースを開催しました。それをきっかけに、私自身もレーサーとして活動しております。現代のお寺は昔の伝統を守る存在です。しかし、歴史を鑑みると、新しい文化を取り入れ地域に貢献する存在であったかと思います。これからは伝統は守りつつ、新しい試みをしていく事が必要だと思っています。

府中市で新しいスポーツとして認知され始めたドローンレースの文化を広く根付かせ、府中市内外の多くの方が楽しめる環境を作っていきたいですね。

住民の声

府中に大学を!

■府中市はこれからもっと良くなると思う

寄附者のみなさまへ

府中市からのメッセージ

本プロジェクトは「地方においても若者が様々な選択肢を持ち、挑戦していく環境を提供する」というとても重要なプロジェクトだと思っています。
世界で活躍しようとする若者を支援する本プロジェクトにご支援いただき心より感謝申し上げます。

道の駅びんご府中に設置されたDDD.Labo(スリーディーラボ)ではドローン体験などを随時(平日16〜20時、土日祝10時〜20時)行なっていますので、ぜひお越し下さい。

お礼の品をご紹介

ドローン特産品

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ドローン定規、ドローンコースターなど、独自のドローングッズをご用意しております。

お礼の品一覧

  • 2020年02月27日 09:12

    無人航空祭 開催しました!

     2020年2月8日(土)広島県府中市の寺院 釈迦院(通称 ドローン寺)にて無人航空祭を開催しました。
     午前中はドローンを安全に運用するための講習会と初心者向けのレース。
     ドローン講習会は、釈迦院会館内にて瀬戸内ドローンウォーカーの岡田氏より座学の講義があり、数多くの空撮経験を元に、航空法から実用的な話まで多くの人が学べる講義があり、屋外では少し天候が悪かったですが、瀬戸内ドローンウォーカーのメンバー達により、DJIの空撮用の機体を使い体験実習が行われました。府中市の小学生や高校生、府中市外の人等、合計18名が講習を受けました。
     初心者レースでは、府中市の大阪から来られた小学生や最近レースを始めた女性や広島市内からもドローンに興味がある女性が参加されました。
     早く来たドローンレーサーの方達も参加してくれ参加者は合計11名となりました。このレースは、目視で機体を飛ばし、設置されたコース一周のタイムで競いました。徳島県から来られたドローンレーサーの松原さんが1位となりました。優勝賞品の入門用のドローンは未来のドローンレーサーにということで府中市の小学生にプレゼントしました。
     午後からは、本堂にて航空安全祈願法要とドローンレースを行いました。
     航空安全祈願法要では、本尊前の須弥壇には多くのドローンが並べられ、ドローンが事故なく安全に運用される為、ドローン業界の発展の為、これから行われるレース開催の為の航空安全祈願をお願いしました。
     14時より、ドローンレースを行いました。Tiny Whoopという35g未満のレース用マイクロドローンで、本堂内に設置したコースを飛行し、タイムや順位を競いました。九州や関東地方など全国各地から26名のレーサーが集まりました。
     レースは練習、予選の後、予選タイムによって3つのクラス分けをされ準決勝と決勝が行われました。また、MCには日本のトップレーサーの横田淳氏と府中市のフリーパーソナリティの髙尾英里氏を迎え、レースはYouTubeでライブ配信も行いました。
    決勝では、釈迦院の住職、愛媛の中学生ドローンレーサーの清水君、多くのレースで優勝経験のある岡山県の笠原さんの3人で戦いました。
    決勝の3回のレースでも決着が付かず、清水君と笠原さんのサドンデスとなり、その結果中学生ドローンレーサーの清水君が見事優勝しました。

     昨年ではレースの参加者は18名でしたが、今回は18名の定員も数日で埋まり、追加で枠を用意するほどでした。まだまだ、競技人口は少ないですが、確実に増えていっています。ドローンレースという新しいスポーツを通じ、多くの学びと人との交流ができ、そして、ドローン文化を広げ、今後活躍するであろう高い操縦技術を持ったドローンパイロットが生まれる機会になったのではないかと思います。

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広島県府中市

広島県府中市のある場所には大化の改新後「備後国」の国府が置かれ、奈良時代から平安時代までの約500年間にわたって人や物資の流れの中継点・集積点となり、現代まで家内工業から重化学工業へと多彩な産業が発展し「ものづくりのまち」として栄えてきました。
2017年には無人航空機(ドローン)の大学を誘致し、研究・開発・人材育成の拠点にしようという「大学誘致基本構想」を発表し、ドローンレース開催やドローンを作って飛ばせる道の駅の設置など、ドローン先進地となるために様々な活動をしております。ぜひドローンを体験しに来てください。