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琵琶湖の再生に向けて!異常繁茂する外来性の水草や漂着ごみを除去し、きれいな湖辺を再生したい

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 564,000

56.4%

目標金額:1,000,000

達成率
56.4%
支援人数
23
終了まで
受付終了

滋賀県大津市(しがけん おおつし)

寄付募集期間:2018年7月2日~2018年9月30日(91日間)

滋賀県大津市

プロジェクトオーナー

近年、琵琶湖辺では、打ち寄せられた水草等から発生する悪臭により、地域住民の生活環境や景観への悪影響を及ぼしています。また台風の通過後には、水草が一度に打ち寄せる量が大変多く(時には十数トンになることも)、除去には大規模な作業と多額の費用が必要となります。行政も可能な限りの支援を行っておりますが、財源が限られていることから限界が見え隠れしています。そこで、このたびクラウドファンディングという形で、皆様に支援をお願いしたく思います。本課題を解決することで、世界有数の湖である琵琶湖を守り、心安らぐ自然景観や生態系の保全を図ります。

※大津市へ直接寄附された方の寄附金額も達成金額に反映しております。
※目標達成のためプロジェクト終了日を9/30へ延長しました。引き続き、皆様からのご寄付をお待ちしております。

世界に誇る「いつもきれいな」湖都へ!

御存知ですか、湖都が抱える悩み

琵琶湖は「母なる湖」として全国の皆さんに親しまれています。とても雄大で美しい景観から、人々に安らぎを与えてくれますが、この琵琶湖において近年、「水草」の問題が深刻化しています。

平成26・27年度は多量の水草が琵琶湖岸に漂着し、悪臭の発生、景観の悪化、浄水障害、航行障害等が生じ、対応についての要望が市にも多数寄せられました。
平成28・29年度は当初、本市の湖岸に漂着する水草は比較的少なかったものの、8月に入り琵琶湖の水草が繁茂し始めると、市民等から対応についての要望が寄せられるようになりました。また、近年ではオオバナミズキンバイ(外来水生植物)の生育面積が膨大な規模となり、琵琶湖における生態系への影響も新たに発生しています。

水草の発生量は予測がつかないため、異常繁茂や台風の影響等により、予算の枠を超える量の水草が発生した際には、予算の補正も含めて検討を要することとなっております。琵琶湖に面した各自治体など、行政サイドも現状改善に向けて取り組んでいるものの、限られた財源の中では限界が見え隠れしています。そこで、クラウドファンディングという形で、皆さんに支援をお願いしたく思います。美しい湖辺の再生に向けて、お力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

 

美しい湖辺を目指して

とても大変な作業を行っています!

夏場や、台風の通過後には、大量の水草や漂着ごみが湖辺へ打ち上げられます。 また近年では、外来水生植物(オオバナミズキンバイ)の繁茂も拡大しており、こちらの対策にもあたらなければなりません。

■水草・漂着ごみの除去作業

土地の管理者、または管理者が直接委託した業者による収集・運搬作業が行われます。1箇所あたりの工期は約1~2週間ほどで、大規模な除去作業にあたります。作業には重機などを使用しますが、周辺が生活道路や細道であると進入ができず、効率的に作業にあたれない上に、費用も多く発生してしまいます。

水草漂着に伴う環境の悪化に困っています!

■住民の方から寄せられた声

■湖辺の近くに住む方

「夏になると、打ち上げられた水草から腐敗臭がして、ひどいときには家の窓を開けることもできません。」  

■飲食店経営者の方・漁業関係の方

「琵琶湖の景観や恵みを”売り”にしていますが、大型台風の通過後には、水草やごみの漂着によって環境が一気に悪化してしまうのが悩みです。元の環境に戻るまでに、かなりの時間がかかってしまいますね。」

■外来水生植物(オオバナミズキンバイ)の駆除作業

大津市内では、学生ボランティアさんや、団体さん有志による除去作業が年に数回実施されています。オオバナミズキンバイは生命力・繁殖力が非常に高いため(刈り取った一部からでも再び生長が始まってしまいます)、機械を使用せず、人力で根こそぎ引き抜かなければなりません。なかでも、学生ボランティアさんの活動は大規模で、夏・秋に1,000人単位で作業にあたってくださいました。

大津を、心安らぐ「ふるさと」に!

■きれいな湖辺で、誰もが気持ちよく過ごす

地元の方には、きれいな湖辺の再生によって一層の愛着を持っていただき、「大津に住んでいてよかった」「これからもずっとここで暮らしたい」と思っていただけるような環境の醸成を目指します。また、「きれいな湖岸を守るために、小さなことでも何か力になりたいです!」との声もいただいております。 現場をきれいにするだけでなく、事業の実施によって多くの方に現状を知ってもらい、景観保全に関心を持っていただければ、こんなに嬉しいことはございません。
そして、地元の方だけでなく、国内・国外の観光客の方からの期待にも応えられるように景観整備・保全を行っていきたいと考えております。まずは、第一印象。それから、また次に訪れたときの印象。いつでもきれいな湖辺で、自信を持ったおもてなしを行いたい所存です。

■景観美化への取り組み

"地元の力"で駆除・除去が行われています!

【7月~3月】
ボランティアによる外来水生植物の駆除作業(随時)

【9月~12月】
台風通過後の漂着ごみ回収作業

"地元の力"で駆除・除去が行われています!

 

寄附者のみなさまへ

■大津市からのメッセージ

写真

世界有数の湖である琵琶湖を守るための御支援をいただき、心より御礼申し上げます。いただいた御支援は、心安らぐ景観の保全や湖の生態系を守っていくための事業に活用していきたいと思います。美しい湖辺を再生することで、住民の方だけでなく、県外から観光に来られた方の大きな期待にも応えていきたいと思います。
世界に誇る「湖都」大津市の湖辺再生をどうぞお見守りください。皆様のお越しを、お待ちしております。

 

お礼の品をご紹介

■"琵琶湖ヨシはがきレターセット"をお贈りします!

5000円以上のご寄附いただいた皆様に、"琵琶湖ヨシはがきレターセット"(はがき2通・メモ用紙1枚・封筒1通)をお贈りします。このレターセットは、琵琶湖のヨシ(葦)で作られた、環境にやさしい紙からできています。独特の手触りで、どこか温かみを感じます。

【注意事項】

※大津市在住の方からのご寄附について、
 お礼の品をお送りすることは控えさせていただいておりますため、予めご了承ください。

現在進捗情報はありません。

滋賀県大津市

大津市は、比良の山並みや白砂青松の湖畔に代表される自然の魅力と、県都として培われてきた都市の活力、豊かな歴史と文化に彩られた恵み豊かな都市です。667年に天智天皇が近江大津宮に都を移して以来、琵琶湖を支配する要所として、また東海道の五十三番目の宿場町として栄えてきました。さらには、世界文化遺産の「比叡山延暦寺」や紫式部ゆかりの「石山寺」など、各時代を代表する多くの歴史文化遺産が今に引き継がれています。
 平成15年10月には、京都市や奈良市などに次ぎ、全国で10番目となる古都保存法に基づく「古都指定」を受け、また、国指定文化財は全国3位の件数を誇っています。一方、京都市に隣接しており、JR京都駅から約10分(大津駅・大津京駅)とアクセスも大変よく、京阪神からもお気軽にお越しいただけます。