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大志を抱く若者へ。君たちの未来は、いわきにある -奨学金返還支援UIJターンプロジェクト-

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 500,000

5%

目標金額:10,000,000

達成率
5%
支援人数
11
終了まで
受付終了

福島県いわき市(ふくしまけん いわきし)

寄付募集期間:2017年11月17日~2018年2月28日(104日間)

福島県いわき市

プロジェクトオーナー

いわき市では高校を卒業する世代の約6~7割が市外に流出し、大学を卒業する世代においてもUターン就職する方が少なく、若者が地元に定着していません。このままでは、いわき市で活躍する若手人材は減少の一途をたどるため、市の大きな課題となっています。
この「いわき市の若者定着」という課題解決のため、いわきの未来を担う若者の人材育成に共感いただける方、是非ご協力をお願いいたします。市外在住のいわき市出身者の方や、親戚や友人がいわき市に住んでいる方、また、高校生や大学生の子を持つ親御さんなどなど、皆さんのご協力をお待ちしております!

若者をめぐる経済状況の圧迫

高校を卒業する世代の約6~7割がいわき市外に流出…

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近年、市民所得が伸びないなか、大学等の授業料は上昇し、学費負担が家計を圧迫しています。それを補うため、奨学金を活用する学生が増加し、奨学金返還が負担となっています(左グラフ参照)。
いわき市は首都圏に近く、市内には大学が2校しかないことから、市内高校卒業生の約6~7割が市外に流出します。そして、半数以上の卒業生が市外へ流出してしまうだけでなく、大学卒業後もUターン就職する若者は少ない現状です。これにより、企業の人材不足など地域経済がまわらず、増々の人口減少、地域の衰退が懸念されています。
このように、大学等奨学金による若者への負担増加や、若者が地元に定着していないことが大きな課題となっています。この解決策として、若者の奨学金返還に対する負担軽減と、いわき市の若者UIJターンを促進する試みが必要だと考えました。若者の地域への定着を実現したいと考えています。

地域は若者を求めているし、若者は地域を求めている

インターンシップを通して実感した、若者と地域が求めあう相互ニーズ!

いわき市内でインターンシップを体験した大学生によるプレゼンの様子
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いわき市では復興庁と連携し地域への人材還流を目的として、主に首都圏の大学生を対象とした約1ヶ月間の長期インターンシップを実施しています。地元のコーディネーター・仲介役として携わるNPO法人TATAKIAGE Japanの松本さんは、若者と地域が求めあう相互ニーズを実感されています。

松本さん:
「実践型インターンシップを通して、今、若者と地域は相互で求めあっているということ。地域でインターンシップした学生も、受入地域も新しい価値づけができることに気づきました。参加した学生からは、企画を一から考えて実際に最後までやり遂げることの難しさや、達成感などやりがいを学べたとともに、インターンを通して培った仲間との絆や地域の方々との出会いというのは、自分の中で今までなかった新しい世界を知ることができ、将来に対する視野が広まったとの声をいただいております。求めあう若者と地域、それぞれのマッチングを促進する事業が今求められています。」

一方で、人手不足の顕在化が…

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左図、企業の雇用人員の過不足判断を数値化した「雇用人員D.I.」のグラフご覧ください。福島県内において雇用状況が厳しくなっています。もちろん、いわき市でも市内事業所では人手不足が深刻化し、人材確保に苦慮しています。

【注意事項】

※雇用人員判断D.I.=「過剰」-「不足」社数構成比<%ポイント>
 (企業の雇用人員の過不足判断を数値化したもの)

東日本震災後、全国の皆さんにご支援いただくなか、復興を進めてきたいわき市でも、こんな声があがってきています。「高齢化が進むなか持続可能な介護事業を拡大したい」「震災前の観光客が少しずつ戻ってきているなか、サービスを拡大し、いわきの魅力をもっと伝えたい」「新しい商品を若者視点で開発したい」などなど…、
市内事業者の方々が描く「いわき復興」はまだまだ実現できていない現状があります。
地域課題解決ニーズや地域経済発展の妨げとしても、「若手人材不足」が表面化してきています。

「地域を求める若者」と「若者を求める地域」を繋げます

奨学金返還支援事業をスタート!

奨学金の返還で経済的に苦しむ若者と、若者を求める地域を繋げるため、いわき市では「いわき市未来につなぐ人財応援奨学金返還支援事業」を今年度から開始しました!
奨学金の返還支援する額は、大学等に在学中に貸与を受けた奨学金の2分の1。対象は、現在、奨学金の貸与を受けていて、大学等卒業後に市内事業所に就職・定住する予定で、大学等へ通学中の学生さん(※)。今年度は50名を募集します。
※返還支援金額や事業対象などの詳細はリンク先を参照ください。

目指すべき将来のいわき

将来のためにできること

若い世代の流出を抑制しながら、若者世代のUIJターン数を増加させることで、若者が来たくなるような魅力ある仕事や先進的な教育環境、魅力あるまちを目指したい。
地域への人材還流を促進することで、人口減少の抑制になり、地域経済の活性化につながる。そして市民の誇りや郷土愛を醸成することが期待されます。
上記で述べた社会動態、さらには自然動態を改善をすることで人口減少の抑制につなげることで、下図のような将来の人口展望を目指します。

【注意事項】

自然動態・社会動態の両面の改善が図られた[展望人口2]では、2030年に約30万人、2060年に約22万7千人の人口が維持されると推計されます。

寄附者の方へのメッセージ

「人づくり」と「まちづくり」の好循環を生み出す
~地域が「人」を育て、「人」が地域つくる~

【いわき市長 清水 敏男】

これからを担う若い世代の方たちや、市民に「住んで良かった、住み続けたい」と思える魅力あるまちづくり、市外の方々からも「選ばれる」まちづくり、そしていわきで育った人が、次世代を支える風土創りを目指します。
皆様には、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

「人づくり」と「まちづくり」の好循環を生み出す
~地域が「人」を育て、「人」が地域つくる~

いわき市 創生推進課:プロジェクトに是非ご支援をお願いいたします

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この取り組みは、未来ある若者を羽ばたかせるためのプロジェクトとなります。輝く若者の未来と、いわき市の未来のためにご支援をよろしくお願いいたします。

現在進捗情報はありません。

福島県いわき市

いわき市は、福島県の東南に位置し、南は茨城県、東は太平洋に接していて、日照時間が長く温暖で過ごしやすい気候で、豊かな自然環境に恵まれています。
首都圏から、電車で約2時間、車であれば「常磐自動車道」で約2時間半のアクセスで、市内には製造業を中心に産業が集積し、約35万人の人口を有しています。
東日本大震災では、沿岸部を中心に甚大な被害を受けましたが、皆様方の心温かいご支援のもと、力強く復興を進めているところです。
今回の「奨学金返還支援事業」は、いわきの次代を担う若者の人財還流を促進するため、市として重点的に実施します。皆様方のご協力をよろしくお願いします。