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二千年の時をこえて!弥生時代に立てられた巨木の立柱をシンボルとして復活させたい!!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 377,000

8.7%

目標金額:4,320,000

達成率
8.7%
支援人数
15
終了まで
受付終了

大阪府和泉市(おおさかふ いずみし)

寄付募集期間:2016年7月1日~2016年12月31日(184日間)

大阪府和泉市

プロジェクトオーナー

「池上曽根遺跡(いけがみそね いせき)」は、総面積60万平方メートルもの規模(東京ドーム13個分)をもつ大遺跡です。弥生時代の全期間(2300~1800年前)を通じて営まれた、わが国屈指の環濠集落(周囲を溝で囲んだ集落)と言われています。
1995年、集落の中心部で見つかった弥生時代中期(2000年前)の大型建物と井戸は、弥生時代のイメージを塗りかえるたいへんな発見となりました。

そんな池上曽根遺跡で発見された「弥生時代に建てられた2本の巨木の立柱(りっちゅう)」。それは池上曽根遺跡のシンボルとして親しまれていました。
しかし、経年変化と自然環境の影響を受け、平成21年に柱が1本倒壊し、平成22年にもう1本の柱も安全確保のため撤去しました。

このたび、これらの立柱を復元することとなりました。そこで皆さんにも倒れてしまった柱をシンボルとして復活させるために支援のご協力をお願い致します。

※目標金額に到達しなかった場合も、別途資金を用意し、事業を実施いたします。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
⇒ふるさと納税をもっと知る
⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)

歴史の定説を変えた!「池上曽根遺跡」

日本最大級の大環濠集落

東京ドーム13個分!総面積60万㎡もの規模を誇る「池上曽根遺跡」

弥生時代の遺跡といえば、佐賀県の吉野ヶ里遺跡などが有名ですが、実は、大阪府南部の泉州地域にも、考古学上、きわめて重要な遺跡とされる「池上曽根遺跡」が存在します。

総面積が60万平方メートルもの規模(東京ドーム13個分)におよぶ大遺跡です。弥生時代の全期間(2300~1800年前)を通じて営まれた、わが国屈指の環濠集落(周囲を溝で囲んだ集落)と言われています。
環濠の周囲には家屋が密集しておりたくさんの人が住んでいたようです。そして内側にいくと掘立柱建物群があります。中央には大型の掘立柱建物がそびえています。花粉などの自然遺物の分析により、アカガシなどの広葉樹の森や、アシ、ススキなどの湿地草原が遺跡周辺に広がっていといたと思われます。

なかでも、1995年に発見された大型建物は国内最大級の規模を誇るものであり、池上曽根遺跡が各地に点在する弥生時代の集落遺跡とは一線を画した大規模集落であったことを指し示しています。

集落の中心部で見つかった「大型建物の柱」は、歴史の定説を変えるたいへんな発見に!

発見された柱

発見された柱

1995年、「大型建物のものと思われる柱の根元(直径60cm)」が腐らずに17本も残されていたのが発見されました。
これらの柱のうちの一本が、紀元前52年に伐切されたものであることがわかり、「弥生時代中期の実際の年代」が、それまで考えられていたより100年も古いことが明らかになりました。
この発見は、その後の邪馬台国に続く歴史の流れに、大きな一石を投じました。

復元された「いずみ高殿」と「やよいの大井戸」

復元された「いずみ高殿」と「やよいの大井戸」

■「いずみの高殿」について
東西19.2メートル、南北6.9メートル、面積133平方メートル、約80畳、高さ11メートルもあります。弥生時代最大級の規模をもつ建物です。
壁のない高床建物で、屋根裏が二階になった屋根倉形式といわれる形で復元されました。近くで見つかった土器に描かれていた弥生時代の建物の絵をもとに、全体の形が決められました。階上は神の宿る聖なる部屋、階下は人がたくさん集まるスペースとなっています。
屋根の上には神の使いの鳥をおき、「魂を運ぶ聖なる鳥舟」の姿をイメージしています。
建物の復元には、和泉市父鬼町の三国山で伐切された50本のヒノキを使っています。

「やよいの大井戸」

■「やよいの大井戸」について
大型建物の南側でみつかったこの井戸は、直径2、3メートルのクスノキの大木を刳りぬいて井筒にしており、刳りぬき井戸としてはわが国最大のものです。発掘されたときもこんこんと水が湧き、2,000年間、井戸が生き続けていたことがわかりました。また、井筒に用いたクスノキの大木は、東大阪市から寄贈していただきました。

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建物の両側には池上曽根遺跡の成り立ちや日々の暮らしの物語りを、色鮮やかな木彫りのレリーフで表しています。
弥生時代の絵画の表現をかりた、現代人から弥生人へのメッセージです。

高床建物なので、床下は広いスペース。

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弥生時代に立てられた「巨木の立柱」を現代に蘇すプロジェクト

シンボルとして親しまれていた2本立柱が倒壊する

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池上曽根遺跡でみつかった単独で立つ2基の巨木の柱。地上高さはそれぞれ6.3m、3.5mと推定され、池上曽根史跡公園に復元されました。このような巨木を立てることは、現在、諏訪大社の御柱にその伝統をみることができます。復元後は池上曽根遺跡のシンボルとして市民や観光客の方に親しまれていました。

弥生時代の信仰は十分には解明されていませんが、木偶(でく・木の人形)に男女の別が明確に示されていることから、祖霊信仰は存在していたようです。男女の祖霊像を祭ることは再生と繁栄を願う心に通じるもので、池上曽根遺跡の立柱も再生と繁栄を象徴的に示すものとして、一本は男性、一本は女性を示す柱と考えました。

シンボルとして親しまれてきたこれらの柱でしたが、経年変化と自然環境の影響を受け、平成21年に南側の柱が倒壊し、平成22年に北側の柱も安全確保のため撤去しました。

今回、シンボルとして親しまれている「2本の立柱」を復元するためのご協力を皆さんにお願い致します。



「2本の立柱」の復元方法

池上曽根遺跡は国史跡であるため、現在、具体的な復元方法については計画を文化庁に申請中/文化庁と協議中です。
それが終わり次第、計画の詳細を追ってご紹介させていただきます。
安全性や持続性を考慮し、いつまでも皆さまに愛されるような復元を目指します。

お礼の品

★平成28年11月1日正午より、和泉市ふるさと納税をリニューアル致しました★
ポイント交換性を導入いたしましたので、下記ご確認の上謝礼品をお申込みください。

大阪府和泉市では市内外にお住まいの方で一定額以上(10,000円以上)ご寄附頂いた場合、一年を通して和泉市の特産品をお送りしています。
寄附金額に応じて、下記のとおりポイントが付与されます。(10,000円未満のご寄附にはポイントが付与されません)

 

ワンストップ特例申請書の発送につきまして

クレジットカード決済の方
11月30日までに寄附申込と決済が完了された方までが対象
郵便振替・銀行振込の方
11月30日までに寄附申込かつ12月10日までにご入金が完了
された方までが対象
以降のお申込・ご寄附につきましては、ご自身で申込フォーム内のリンクより

ワンストップ特例申請書をダウンロードの上、和泉市宛に

2017年1月10日まで(必着)に不備のない書類の提出をお願いします。

詳しくは寄附申込ページに記載しておりますので、ご確認ください。

(ご自身で確定申告される方は、ワンストップ特例申請書の提出は不要です)
※「郵便振替」及び「銀行振込」でご寄附される場合※※下記ご注意ください※
申込み後に払込用紙等を送付いたしますが、到着までに数日かかりますので、
年内に郵送できるのは平成28年12月15日までに申込をされた場合とさせていただきます。

平成28年12月16日以降も「郵便振替」及び「銀行振込」は順次発送いたしますが、
お申込みが大変混み合いますので年内の到着は保障いたしかねます。
(平成28年分の寄附として取り扱えなくなります)ので、お早目にお申込みください。

現在進捗情報はありません。

大阪府和泉市

旧石器時代の石器が発見され、遠い昔から人々が生活を営んでいたと考えられる和泉市。市内には、土器、石器、木製品等貴重な文化財が数多く出土した全国有数の弥生時代の集落遺跡である池上曽根遺跡をはじめ、歴史の数々を綴るドラマとロマンがあふれています。