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生産者にごちそうさまを届けたい。つくり手と食べる人が直接繋がる社会を目指して。 ~ SAGA食べる通信創刊 ~

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 1,430,000

28.6%

目標金額:5,000,000

達成率
28.6%
支援人数
54
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2016年2月18日~2016年8月31日(196日間)

佐賀県NPO支援 × NPO Succa Senca

プロジェクトオーナー

NPO Succa Senca(すっかせんか)は、地域で生産者を支える仕組みづくりと消費者が安心して日本の「食」を享受できる社会の実現を目指し、佐賀県佐賀市で設立した団体です。これからを担う若い世代の農業に対する熱い思いをくみとり、生産者と消費者をつなぐ場や、グリーンツーリズム・シーツーリズムの企画と実施のほか、通信販売や出版事業などの活動を行っています。

生産者と消費者の間に存在する大きな溝

大串さん後ろ姿

私達が普段口にしている食べ物。
生産者に対してありがとうって言ったことがあるのかな?何回届けたことができただろうか
安心安全な食、栄養価やカロリーを気にする人が増えている一方で、
誰がつくったのか、どんな生産過程を経て今、食卓に並んでいるのか、そんなことを気にしている人はそんなに多くないように思います。

もし、その裏にあるつくる人独自の哲学や思いや悩みを知り、共有しあうことができるなら、きっと食べることがもっと楽しくなるはず。もっと素敵な食卓になるはず。

食べる通信とは?

食べる通信写真

「食べる通信」は、食のつくり手を特集した情報誌と、彼らが収穫した食べものがセットで定期的に届く“食べもの付き情報誌”です。

そこには、つくり手がどのような環境で、どんな思いで、食べ物と向き合っているのか、その食べ物ができるまでのストーリーが詰まっています。

そのストーリーを知り、一緒に届いた食材を食べると、味もまたひと味違ったものになります。

さらに、特集されたつくり手とSNSで繋がる場を設け、感謝を伝えることや、記事では取り上げきれなかった話も知ることができます。

また、特集されたつくり手と直接つながる様々なしかけも。

つくり手のライフストーリーと共に、食べものをいただく。ごちそうさまを伝える。そんな新たな食体験をお楽しみいただける新しいサービスです。

『食べる通信』のHPはこちら(外部リンク)
http://taberu.me/

「美味い」の裏側には“命”があることを知ってほしい 〜山下牛舎の山下秀弥さん〜

2016年6月22日 更新

山下さん

「毎日朝と夕方の2回エサやりをするんだけど、その時に、1頭1頭ちゃんと食べてるか、残したりしてないかチェックしてるんよ。それぞれ食べれるだろう、って量を調整しながら入れてるけど、やっぱり体調によって残したりはあるから、そういうのを観察してないといけない。人間と同じで昨日まで元気だったからって、今日も明日も同じとは限らない。だからこそ、少し寂しい気持ちもあるけど、この子達が出荷されるまで1頭1頭と会話しながら育てていくのが俺の仕事。美味いものの裏側には命があるんよ。」

普段クールなのに、エサをいっぱい食べた牛をとっても嬉しそうに褒める姿や、甘えてくるから遊んであげている姿は、愛情そのもので、牛達も山下さんに心を許し、山下さんを信頼しているように感じた。

食の背景を知ってほしい。 佐賀牛ができるまでには生産現場に命同士のコミュニケーションがある。 それが美味しいや感謝に繋がる、真の食育は生産者を知ってもらうことだと私たちは信じて活動します。

つくり手の声
「俺のきゅうりは関東までしか出さない」と言い切ったきゅうり農家の鵜池さん

鵜池さん

若ききゅうり農家の鵜池幸治さんへ『SAGA食べる通信』への協力を依頼したところ、ある条件を提示されました。
それは「きゅうりの出荷は関東までにしてほしい」ということ。
「きゅうりはそのほとんどが水分で、鮮度が大切なんです。ばってん佐賀から出荷に時間がかかる地域だと、到着時にはどうしても鮮度が落ちっとですよ。
 佐賀のきゅうりはこんなものかと思われたくない。」

こだわりと思い、そしてそれを可能にしている佐賀の土壌。
これが揃った佐賀のきゅうり。それはいつも口にしているきゅうりとは何か違う。
そんな体験を一人でも多くの方が体験できれば、きっと食卓で何かが変わると思います。

私達の中に広がる“美味い”。それは土づくりから始まる長い長いつくり手の軌跡。

食べるのは一瞬、つくるのは一生。

代表横尾 田植え風景

普段当たり前のように口にしているお米。
お米は田植えから収穫まで3ヶ月ほどかかります。美味しいお米つくるために、土づくりからこだわり、そこまで含めると、長い年月と苦労が詰まっています。
「土づくりに10年かけている」とおっしゃる農家さんもいます。

今、口にしているものには、脈々と受け継がれた生産者のこだわり、ストーリーが詰まっているのです。すべては見えぬ食べる人の“美味い”のために。

その長い時間と苦労を咀嚼したことがあるでしょうか。

トラクターのアップ

私達が知るべきはカロリーや栄養価だけではなく、その食べ物の裏側にあるストーリー、それを知ることが食育なのです。
私達消費者が知るべきなのは、消費領域の話ではなく、その食べ物に込められた様々な生き様、思い、ストーリーを知ること、それがこれからの食を持続する上で最も重要なことだとNPO法人Succa Sencaは考えています。

次の世代を担う若手農業者の存在

現在、就農人口はどんどん減少しており、1985年には全国で543万人いた農業者も、2015年現在で、200万人ほどに減少しており、人材不足、高齢化が叫ばれています。
農業が盛んな佐賀県でも同様に就農人口は減少しており、今後農業に従事する人口が減少していく厳しい状況にあります。

しかし、佐賀県は、全国に比べ僅かではありますが、若手の農業者人口の割合が高い。次の世代を担う農業者が、今の状況を変えるために、農業の継続・発展のためになんとかしなければ!という思いを持って頑張っている。

きゅうり農家の鵜池さんを始め、熱い思いを持った若い世代がいることを全国に方々に知っていただき、つながっていただきたい、というのが私達の思いです。

一家に一件マイ農家

大串さんたまねぎ見てる写真

生産者の顔を思い浮かべながら"ご馳走様"と言えて、食べてくれた人にありがとうと言えて、生産者で食べ物を選択する、そんな世の中が、きっといいはず。

世代を超えて引き継がれるマイ農家。

故郷を離れても、地元の生産者を消費者が支える、そんな持続的な世の中を私たちは食べる通信を通じて目指します。

みなさまからの寄附の使いみち

今回のクラウドファンディングの目標金額は500万円。
7月末まで募集いたします。みなさまからの寄附金は、『SAGA食べる通信』をはじめとするNPO法人Succa Sencaの活動にあてさせていただきます。今年度の活動および寄附金の使い方については、以下を予定しております。

・『SAGA食べる通信』の制作・印刷 約150万円
 ※今年度5冊の刊行を予定
つくり手と食べる人が直接出会うイベントの実施(年6回予定) 約70万円
 ※『SAGA食べる通信』で紹介した生産者と消費者の交流など
ホームページの制作Webの管理運用等 約50万円
 ※『SAGA食べる通信』や団体の活動を広く発信
ふるさと納税お礼の品・そのほかの活動資金 約150万円
その他食べる通信を軸としたつくり手の広報等に活用させていただきます。

『SAGA食べる通信』を通して佐賀の若手農家をアピールしていくことは、これからの農業を支えていくことにつながります。
佐賀のおいしい農産物と生産者の熱い思いを消費者に知ってもらうために。NPO法人Succa Sencaは生産者に自ら発信できる機会をもうけることで、佐賀の農業に新しい風を呼び込みます。
佐賀の農業生産者と消費者をつなぐ活動を続けるNPO法人Succa Sencaに、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

※このプロジェクトを応援くださった方々には、プロジェクトの報告として食べる通信創刊号をお送りします。

ご支援へのお礼の品

ご寄附いただいたみなさまへ、感謝の気持ちを込めて佐賀の農作物をはじめとする特産品をご用意しました。

佐賀牛ミンチ100%使用!贅沢ハンバーグ

あふれる旨みと肉々しい食感。生産農家だからこそ実現できた山下牛舎のハンバーグは、市場にほとんど出回らない佐賀牛ミンチを100%使用しています。卵や小麦粉などのつなぎは一切使わずに、じっくり炒めた玉ねぎを合わせることで、贅沢な旨みがさらに引き立ちました。
塩とコショウでシンプルに、おろしたてのわさびとお醤油で。飾り気のない味付けで味わいたい逸品です。

兄弟コラボ!有明海海苔と幸蔵米

兄弟で佐賀海苔(塩海苔)とお米を作る江頭一郎商店より、海苔とお米のセットをご用意しました。香り高く口どけのよい上位等級のみを使用した「しおのり」は、海苔師であった故・江頭一郎の味を現代に完全再現。佐賀県産の素材のみを使うことにこだわっています。佐賀平野で育まれた夢しずく「幸蔵米」は、米どころ佐賀の恵みがたっぷり詰まっています。

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、みなさまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • いつも応援しています!

    2016年4月2日 15:04

  • 肉の魅力から存在を知りましたが、それもこの制度のおかげ。
    農業かっこええ

    2016年3月24日 0:55

  • 夫婦で福岡出身なので九州の自治体を中心にふるさと納税していますが、特に佐賀の農産物、畜産物の美味しさはダントツですね。「今日のお肉は佐賀牛だよー」と言うと、家族のテンションが上がります!これからも応援されていただきます。

    2016年3月23日 9:56

  • 近所のイタリアンバルのオーナーが佐賀出身。若いのにがんばってるので、応援の意味で佐賀に寄付します。

    2016年3月8日 23:16

  • 食育は重要です。頑張って下さい!

    2016年3月3日 17:18

  • 佐賀の農業が元気になってほしい。
    そして安心安全な食を享受できる社会の実現のために気持ちですが寄付をさせていただきます。

    2016年2月18日 13:34

  • 有田焼、大好きです。

    2016年3月21日 18:12

  • ふるさと創生に頑張ってください

    2016年3月12日 19:48

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