• TOP
  • 過去実績
  • 【第Ⅰ期分】霧ヶ峰高原の美しさを奪っていた「廃屋」を解体し、美しい姿を取り戻したい!

【第Ⅰ期分】霧ヶ峰高原の美しさを奪っていた「廃屋」を解体し、美しい姿を取り戻したい!

カテゴリー:観光・PR 

main_img

寄付金額 1,408,500

70.4%

目標金額:2,000,000

達成率
70.4%
支援人数
39
終了まで
受付終了

長野県諏訪市(ながのけん すわし)

寄付募集期間:2019年2月8日~2019年3月31日(52日間)

長野県諏訪市

プロジェクトオーナー

諏訪市には、全国的に知名度が高くエアコンのブランド名にもなっている霧ヶ峰高原があります。
霧ヶ峰(きりがみね)高原には、レンゲツツジやニッコウキスゲ、雄大なパノラマや湿原といった多くの魅力があり、ドライブコースとしても多くの観光客を魅了しています。
諏訪市側の玄関口である「強清水(こわしみず)地区」にはスキー場やキャンプ場、多様なスポーツ施設があり、四季に応じて多くの方にご利用いただいております。
しかし、スキー場の隣には著しく劣化した廃屋旅館が市有地上に放置され、美しい景観を20年来阻害している状況です。所有者不在となり所有者自らの解決の余地がないことから、本プロジェクトにより諏訪市で解体し、霧ヶ峰の美しい景色を取り戻すことを目的としています。

霧ヶ峰高原の美しい景色を取り戻す

廃屋解体で霧ヶ峰の風景は大きく変わる!

霧ヶ峰高原の景観は諏訪市の貴重な財産ですが、本プロジェクトの廃屋は霧ヶ峰の風景、とりわけ高原の玄関口であり、スキー場もある強清水地区の景観を大きく阻害しています。

本廃屋は市有地(貸付地)上に存在し、旅館として長年営業していましたが、平成8年に廃業し、その後法人は破産しました。破産後は所有者自らの解体は行われず放置されていましたが、ほどなく清算人も亡くなり、所有者不在の状況で20年余が経過しました。

この20年の間、廃屋は劣化し、屋根の破損や外壁の落下が著しく進行してきました。特に台風時には、飛散物により近隣の旅館や観光客に危害が及ぶ可能性が高くなっています。また、廃屋マニアが内部に侵入するケースも増加しており、腐った床の踏み抜きによる落下事故の危険性も危惧されます。

諏訪市としても長きに亘りこの問題の解決に取り組んできましたが、莫大な費用の捻出だけでなく、所有者不在とはいえ個人の建物解体に税金を投入することへの難しい判断により、解体撤去に踏み切れませんでした。

近年、廃屋問題が全国で話題となり、市民の皆さまからも、この廃屋の解体を通じて霧ヶ峰の景観を少しでも取り戻して欲しい、という声が高まったことから、解体工事の実施に踏み切ることとしました。

霧ヶ峰の美しい景観を取り戻すためには、皆さまの支援が必要です。このプロジェクトをきっかけに、多くの皆さまに愛される霧ヶ峰高原として新たな一歩踏み出します。ご協力をお願いいたします。

 

力を合わせてプロジェクトを進めたい

霧ヶ峰高原の応援団になってほしい!

廃屋を解体撤去し、更地にする費用(約4,000万円)の一部
 
第Ⅰ期分(平成31年3月31日まで)として、目標金額は総額の概ね5%を目安としています。 
※第Ⅱ期分は、新たに平成31年4月1日より寄附募集を開始予定

目標金額の達成に関わらず、寄附金は返礼品に係る費用を除いた全ての額をふるさと振興基金(※)に積み立てし、本プロジェクトへ活用させていただきます。
※ふるさと振興基金:諏訪市の未来につなぐまちづくりのために使われる基金

 

魅力UPで多くの方に訪れてもらいたい!

住む人も訪れる人も心地よく過ごせる場所へ

廃屋がなくなれば、霧ヶ峰高原の入口である強清水地区の景色は一変します。美しい景観を取り戻すことで、そこに住む人だけでなく、旅館に宿泊されるお客様、スキー場やキャンプ場をご利用いただくご家族連れ、夏合宿でお越しいただく学生さん、ドライブやツーリングで立ち寄る観光客の方々、全ての方が美しい景色を楽しんでいただけるようになります。

加えて、危険な建物を無くすことで、地域の皆様だけでなく、霧ヶ峰高原にお越しいただく全てのお客様の安全も確保することができます。

本プロジェクトを通じて、霧ヶ峰の景色を取り戻すプロセスを皆さまに情報提供し、霧ヶ峰高原が変わっていく姿を共有することで、霧ヶ峰高原のファンを増やしていきたいと考えています。

■観光のトップシーズンが始まるまでに…

関係者の声をしっかり聞き事業を進めます!

廃屋の解体撤去は市で実施します。関係者等のご要望等をお聞きし、観光シーズンに極力影響の出ないスケジュールでプロジェクトを進めます。

平成31年2月 業者決定、解体工事着手(年度内は準備及び残存物の撤去)
平成31年4月 建物解体開始(ゴールデンウィークまでに概ね解体完了が目標)
平成31年6月 工事完了予定

 

事業に携わる方の思い

諏訪市長 金子 ゆかり

■高原と人々の心に刺さった棘を取り除きたい

写真

私は、諏訪で生まれ育ちました。幼いころから幾度となく霧ヶ峰高原に足を運び、春は力強い植物たちの芽吹きを、夏はニッコウキスゲの広がる高原の爽やかさを、秋は湿原を囲む幻想的な景色を、冬はどこまでも続く一面の銀世界を満喫したものです。

この360度のパノラマと緑の草原は、諏訪市の貴重な財産であり、私達が守っていかなければならない大切な風景です。

強清水地区に残された廃屋が、美しい景観と訪れる人々の心に刺さった、まるで棘のように放置されて20年余り。季節を巡って生まれ変わる草原の中で、そこだけ時間が止まってしまっています。

諏訪市は、全国的に問題となっている観光地の廃屋対策に一石を投じます。時計の針を再び動かすことで、新たな未来に進んで行きたいと考えています。

そのためには、多くの皆さまの応援と後押しが必要です。費用の問題はもちろんですが、本プロジェクトを通じて、霧ヶ峰高原をこれからも温かく見守り、訪ね、楽しみ、応援してくれるファンを増やしたい。一人でも多くの皆さまにご賛同いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

強清水自治会 会長 有賀 義晃さん

■長年の地元の課題解決に踏み出すということ

写真

私は祖父の代より約70年間、この地で旅館を営んでおり、私が三代目です。昔は私共のように旅館を営む者だけでなく、企業の保養所も多く、霧ヶ峰は大変賑わっていましたが、時代と共に保養所等は少なくなり、いつしか廃業する旅館も見受けられるようになりました。

このプロジェクトの廃屋もそのひとつですが、この建物は霧ヶ峰スキー場のすぐ隣にあることから非常に目立ってしまい、私達地域に住む者だけでなく、せっかくお越しいただいた多くのお客様にも非常に残念な風景となっています。また、夏合宿でお越しいただいた学生さんたちが廃屋の落下物等で怪我をしないか、ずっと不安でした。

今回、諏訪市で大きな決断をしていただいたことに、地域住民全員が感謝しています。一人でも多くの方がこのプロジェクトに賛同してくれて、少しでも背中を押してもらえれば、霧ヶ峰の景色は大きく変わると思います。

大きく変わる霧ヶ峰高原を確かめるために、プロジェクト終了後は是非とも霧ヶ峰高原へ足を運んでいただければ嬉しいです!

 

寄附者のみなさまへ

諏訪市からのメッセージ

美しい景観を取り戻すためには、廃屋の解体撤去が必要不可欠です。霧ヶ峰高原の魅力をアップし、次世代へ引き継ぐためには多くの皆さまのご協力が必要です。本プロジェクトのご支援に、心よりお願い申し上げます。

美しい景観を取り戻した霧ヶ峰も含め、魅力いっぱいの諏訪市に是非おいでください。お待ちしております。

お礼の品一覧

お名前掲載について

ご寄附いただいた場合、温かいご支援に感謝の意を表しまして、ご希望いただいた寄附者の皆様のご芳名を、霧ヶ峰高原・廃屋跡地付近に設置予定の看板に掲載させていただきます。

【注意事項】

※諏訪市内在住の方及び市内企業・団体の皆様には返礼品を送ることができませんので、ご容赦ください。
※寄附者の皆様には、霧ヶ峰の草原を保全再生する「雑木処理イベント(H31年秋開催)」のご案内をお送りさせていただきます。

現在進捗情報はありません。

長野県諏訪市

諏訪市は人口約5万人、市街地の標高は約700mで四季の移ろいを色濃く感じることが出来る高原都市です。

「日本のおへそ」とも言われる諏訪湖、諏訪大社上社、霧ヶ峰高原、高島城、上諏訪温泉、天下の奇祭で有名な御柱祭や日本有数の規模を誇る諏訪湖湖上花火大会など、天与の自然と悠久の歴史文化等に恵まれた観光都市でもあります。また、ものづくりの伝統が息づく先端技術産業の集積地でもあり、「東洋のスイス」とも呼ばれています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 20年もよく辛抱なさったと思います。近年、各地でこうした廃屋の解体が問題になっているのを耳にします。
    廃屋問題に迅速に対応できる法改正などが求められていると感じます。
    信州の風景が好きであちこち旅しました。
    美しい高原の景観がもどり、これから先も多くの人に愛され、感動を与えられるようにとお祈りしております。

    2019年2月27日 15:42

はじめての方へ